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堤下 大樹 院長の独自取材記事

つつみした歯科

(大阪市東淀川区/淡路駅)

最終更新日:2019/08/28

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阪急京都本線・淡路駅の東改札口を出て、東口商店街を通りそのまま3分ほど行くと、「つつみした歯科」が見えてくる。白を基調とした清潔感ある院内で、出迎えてくれたのは堤下大樹院長。学生時代はラグビーに励み、スポーツマンらしいがっしりした体格ながら、どこか親しみやすい雰囲気だ。自分の生まれ育った故郷で、歯科医療を通じて地域の健康を守りたいと考え、2013年に開業した。保存治療、歯周病治療、小児治療、インプラント治療を得意とする一方で、予防歯科に力を入れている。治療で通院するのではなく、家族で定期的に検診を受けに来る患者も多い。「東淀川から虫歯と歯周病をなくすのが目標」と話す堤下院長に、地域に根付いた歯科診療への思いを語ってもらった。
(取材日2017年6月5日)

歯科治療を通じて、体と心の健康を守る

歯科医師を志した理由を教えてください。

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将来どんな仕事に就こうか自分の進路を考えたとき、人の役に立てる仕事がしたいと思いました。身内に歯科医師がいたわけではなかったのですが、子どもの頃、歯医者さんで虫歯を治してもらって先生にすごく感謝したことがあり、歯科医師をめざそうと決めました。歯学部の授業では当然、歯科の知識や技術を教わるわけですが、口の中だけにとどまらず、全身の疾患についても勉強しました。虫歯が直接、人の命を奪うことはありませんが、お口の中のトラブルが体内の臓器に悪影響を与え、体の不調につながることが実は多いのです。歯科治療を通じて、患者さんの体と心、全体をサポートすることが、歯科医師としての僕の役目だと考えています。

今日初めてお会いして、話しやすそうな先生だという印象を持ちました。

僕自身、話し上手なほうではないのですが、患者さんとはできるだけ治療以外の話もするようにしています。患者さんの中には、痛みがひどくて何も手が付けられず、今すぐ何とかしてほしい人もいれば、時間がかかってもいいので悪いところを徹底的に治療したいという人もいます。問診票や直接的な質問では、その人の背景まで知ることができず、実際にどんな治療を望まれているのかが見えてこないのですが、歯が悪いことでどのような悩みがあるか、生活する上で何が困るか聞かせてもらうことで、その方にとって歯の治療がどれだけのウェイトを占めるものかが、おのずとわかってくるのです。患者さん一人ひとりの要望に合った治療を提案するために、患者さんとの対話は大事にしていますね。

どこかアットホームで、落ち着くクリニックですね。

Df2

早く治療しないと虫歯がどんどん悪化するとわかっていても、歯科に対して恐怖心があり、なかなか受診できない人もいます。当院では、歯科が苦手な人でもリラックスして通院できるように、アットホームな雰囲気づくりを心がけ、できるだけ痛みに配慮した治療を提供しています。また、「何をされるのかわからない」では、患者さんも緊張しますよね。今からどんな治療をするのかをきちんとお伝えし、不安や疑問点を解消した上で治療を開始するようにしています。治療方針もこちらで勝手に決めるのではなく、選択肢を提示して患者さんと一緒に決めます。納得して治療を受けてもらうことは、患者さんとの信頼関係を築く上で大切ですからね。あと、歯科を身近に感じてもらうための工夫も行っています。定期的に発行している「つつみした歯科ニュース」では、治療や予防についてイラストを描いてわかりやすく解説しています。

予防歯科を浸透させて、天然の歯を守りたい

力を入れている治療は何ですか?

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開院する前に勤務した歯科では、歯周病治療やインプラント治療をはじめ全般的な技術を学ぶことができ、治療の幅が広がりました。その一方で、予防歯科の重要性というのを強く感じました。当たり前のことですが、予防をしっかりやっておけば、痛い思いをしたり、歯を失ったりすることもなく、そもそも治療の必要はないのです。力を入れている治療は何か?という質問でしたが、「治療をしないで済むように予防に力を入れている」というのが答えでしょうか。悪くなってから歯科に行くのではなく、悪くならないために歯科に行く習慣がつけば、価値ある自分の歯を一生涯残すことができます。この地で開院したからには、予防歯科の考え方を地域に浸透させ、東淀川から虫歯と歯周病をなくしたいというのが目標ですね。

予防歯科で大事なことは?

歯の健康を保つには、しっかり歯磨きすること、それと定期的に検診を受けること。この2つをきちんとやれば、虫歯や歯周病を遠ざけることができます。最近ではさまざまな種類の歯磨き粉や歯ブラシが市販されていて、「高いものを使わないと効果がないのですか?」と質問される方もいますが、どの歯磨き粉を選ぶかよりも、正しいやり方で丁寧に磨くことが大事です。
歯周病は初期症状が出にくいので、自分は大丈夫と思いがちですが、実際は進行していることが多いです。まずは自分の歯の状態を知るために歯科で検診を受けてみて、その結果をもとに自分に合った予防を始めてもらえたらと思います。

オーラルエステをされていますが、どのようなものですか?

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「エステ」とつくので、審美歯科や美容歯科のように思うかもしれませんが、予防の一環です。歯の表面には目に見えない細かい傷が無数にあり、その傷に汚れが蓄積し、悪い菌が入り込みやすくなります。オーラルエステとは、歯の傷をリナメルトリートメントペーストで埋めて、表面をツルツルにすることで虫歯や歯周病にかかるリスクを下げるもので、予防処置では必ず行っています。時間はそれほどかかりません。継続してオーラルエステをすることで予防効果が高まり、口腔内を良いコンディションに保てる以外に口元や顔の表情が美しくなるといったメリットがあるので、女性の患者さんに喜ばれています。

地域に根付いて、家族みんなの歯の健康をサポート

学生時代はラグビーをされていたそうですね。

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中学でラグビーを始めて、高校、大学とかなり真剣に打ち込みました。ですから、体力には自信がありますよ。ラグビーはチームワークが大事なスポーツ。チームが一つになって、お互い助け合い、励まし合うことで強いチームになるのは歯科診療でも同じことが言え、院内のスタッフ同士の連携は非常に大事です。例えば、患者さんの中には診察室に入ると緊張して無口になってしまう人もいますが、受付スタッフ、助手、歯科衛生士の対応が親しみやすいので、患者さんもリラックスして僕に聞けなかった質問をしたり、悩みを相談したりされています。僕一人ができることは限られていて、スタッフのサポートがあってこそ。今はラグビーをしていませんが、日本代表が活躍したことでラグビー人気が高まったのはうれしいですね。

お休みの日はどのように過ごされていますか?

オンとオフを切り替えて、休みの日はできるだけリラックスして過ごしています。家ではたまに、料理もしますよ。料理を作るのが好きというより、何でも自分でやってみたくなるタイプなのです。残念ながら、得意料理と自慢できるものはありませんが……。性格的な話をすると、昔から時間に追われてせかせかやることがすごく嫌いです。これはプライベートも仕事も同じ。診療時間に余裕をもって予約を受けているのは、時間が足りなくて最善を尽くせないというのが嫌だから。あと、患者さんとのコミュニケーションも大事にしたいので。患者さんにも時間に余裕をもっていただけたらと思い、土曜日は17時まで診療を行っています。平日の仕事の後で慌てて来られるのも大変ですからね。

今後の展望をお聞かせください。

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歯科医院に行くのをとても怖がっていたお子さんがいたのですが、後でお母さんに「あの先生だったら怖くないから、また行ってもいいよ」と話したことを聞いて、うれしい気持ちになりました。僕は、注目されたい、有名になりたいといった考えは一切なくて、地域の患者さんに気に入って来ていただき、喜んでもらえることが最大の喜びであり、励みです。「もっと喜んでもらいたい」「もっとお役に立ちたい」という気持ちが、さらなる成長につながっていくのだと感じています。患者さんのほとんどが、ご近所の方々です。痛いところがなくなったらおしまいではなく、お子さんからお年寄りまで、家族みんなの歯を生涯にわたってサポートしていく歯科でこれからもありたいと思います。

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