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帯状疱疹の痛みを我慢しないで
ペインクリニックという選択肢

かみはらペインクリニック

(三田市/新三田駅)

最終更新日:2026/02/13

かみはらペインクリニック 帯状疱疹の痛みを我慢しないで ペインクリニックという選択肢 かみはらペインクリニック 帯状疱疹の痛みを我慢しないで ペインクリニックという選択肢
  • 保険診療

ある日突然、体の片側に現れる「ピリピリ」「チクチク」とした痛み。最初は原因がわからないが、様子を見ているうちに赤い発疹や水ぶくれが広がり、帯状疱疹と診断されるケースは少なくない。50代以降になると決して珍しい病気ではないが、いざ受診となると皮膚科以外を思い浮かべる人は多くないだろう。しかし治療が遅れると、皮膚の炎症が治まった後も痛みだけが残る帯状疱疹後神経痛など、深刻な後遺症につながることも。「かみはらペインクリニック」の神原政仁院長は「皮膚症状が目立つため皮膚の病気と思われがちですが、痛みの本当の原因は皮膚ではなく神経の炎症です。ペインクリニックでの治療も選択肢に入れてほしい」と訴える。そこで、痛みの専門家である神原院長に、ペインクリニックで行う帯状疱疹治療について教えてもらった。

(取材日2026年1月27日)

皮膚ではなく神経の炎症によって起こる帯状疱疹、早めの治療で後遺症の予防を

Qまずは帯状疱疹について教えてください。
A
かみはらペインクリニック 帯状疱疹の痛みはペインクリニックに相談してほしいと話す院長

▲帯状疱疹の痛みはペインクリニックに相談してほしいと話す院長

帯状疱疹は、体内の神経節に潜伏する水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)という水ぼうそうの原因ウイルスが再活性化することで起こる疾患で、体の片側にピリピリ、チクチクとした痛みやかゆみが現れ、その後痛みを伴う赤い発疹や水ぶくれが帯状に生じます。症状が強い場合は帯状疱疹後神経痛という、皮膚症状が治まった後も感覚の鈍さや神経痛が長引く後遺症を残すことがあり、顔面に発症した場合は角膜炎・結膜炎・耳鳴り・難聴・顔面神経麻痺などの合併症を引き起こすことも。皮膚に症状が現れるため皮膚科を受診する人が多いですが、ペインクリニックでも対応できます。特に痛みが強い場合や長引く場合には、早めにご相談ください。

Qどのような人が帯状疱疹になりやすいのでしょうか?
A
かみはらペインクリニック 免疫力の低下によって帯状疱疹のリスクが高まるそうだ

▲免疫力の低下によって帯状疱疹のリスクが高まるそうだ

水ぼうそうにかかったことがある人、水ぼうそうワクチンによって抗体を獲得したすべての人は帯状疱疹を発症する可能性があります。また、加齢による免疫の低下は大きな要因の一つと考えられていますので、50代以降は特に注意が必要。実際に50代を境に発症率が高まり、70代が発症のピーク。3人に1人が80歳までにかかるともいわれています。さらに膠原病や糖尿病などの基礎疾患を抱えている人や、抗がん剤など免疫抑制剤を服用している場合にも発症リスクは高まります。ストレスや疲労が重なるような生活習慣も免疫力を低下させるので、若くても油断できません。痛みを伴う発疹を見つけたら、3日以内に受診しましょう。

Qペインクリニックを受診するメリットは何ですか?
A
かみはらペインクリニック 痛みを和らげるための提案を幅広くしてくれる

▲痛みを和らげるための提案を幅広くしてくれる

ペインクリニックは、痛みそのものに対して専門的に診断・治療を行う診療科です。「帯状疱疹は皮膚の病気」と思われがちですが、痛みの原因は皮膚ではなく神経の炎症にあります。そのため、発疹の状態だけでなく、痛みの強さや性質、影響を受けている神経の部位、日常生活で起こる支障までを総合的に評価した上で治療することが重要です。痛みの悪循環を早期に断ち切るため、内服治療に加え、必要に応じて神経ブロック療法などを組み合わせて治療できるのは、ペインクリニックならでは。また急性期から慢性期まで経過に応じた薬の調整ができ、生活の質を守るための治療が行えるのも、ペインクリニックで治療する大きなメリットだと思います。

Q神経ブロック療法についても教えてください。
A
かみはらペインクリニック 帯状疱疹の痛みの対処には神経ブロック療法も有用だ

▲帯状疱疹の痛みの対処には神経ブロック療法も有用だ

帯状疱疹の治療は抗ウイルス薬の使用が基本ですが、強い痛みを伴う場合には、痛みのコントロールを目的に神経ブロック療法を行うことがあります。神経ブロック療法は、局所麻酔薬を痛みのもとになっている神経周囲に注射し、神経の状態を改善させるための治療法で、神経へのダメージを軽減して帯状疱疹後神経痛への移行リスクの抑制をめざします。痛みの部位や重症度に応じて、星状神経節ブロックや硬膜外ブロック、神経根ブロックなどを使い分け、週1~2回行います。かなり重症な場合には、入院での持続的な神経ブロックを行うこともあります。痛みを早期に抑えることは、痛みの慢性化を防ぎ、皮膚症状の回復を促進させるために有用です。

Qペインクリニックならではの治療はありますか?
A
かみはらペインクリニック 皮膚の症状が落ち着いても痛みがあれば相談してほしいと話す院長

▲皮膚の症状が落ち着いても痛みがあれば相談してほしいと話す院長

ペインクリニックでは、帯状疱疹の急性期における強い痛みの緩和はもちろん、皮膚症状が落ち着いた後に残る帯状疱疹後神経痛にも対応しています。当院では神経ブロック療法に加え高周波パルス療法も取り入れており、帯状疱疹によって傷ついた神経に高周波電流を通電し痛みの軽減を図っています。高周波パルス療法は体への負担が少ない保険適用の治療法です。発症からの期間が短いほど治療しやすいので、一人で悩まず、早めにご相談ください。それでも治療が不十分な場合には、脊髄刺激療法を行う医療機関のご紹介も可能です。症状や経過に応じた継続的な治療を行っていますので、諦めずに一度ご相談ください。

ドクターからのメッセージ

神原 政仁院長

これまで帯状疱疹後神経痛に悩む多くの患者さんと接してきましたが、「もっと早く相談してくれていれば」と感じる場面が少なくありませんでした。特に皮膚症状が落ち着くと「そのうちなくなるだろう」と、痛みや違和感を鎮痛剤などでごまかしている人も多いもの。すべての痛みを完全になくすことは難しい場合もありますが、適切な治療によって日常生活に支障のないレベルまで和らげることは十分にめざせます。皮膚科受診は治療の大切な第一歩ですが、痛みが強い場合や範囲が広い場合には、早期から痛みをコントロールし神経のダメージを抑えることが重要です。つらさを抱え込まず、ぜひペインクリニックも選択肢の一つとして考えてください。

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