多汗症の改善をめざすなら
負担少ないマイクロ波照射治療
芦屋ファミリークリニック形成外科皮フ科
(芦屋市/芦屋駅)
最終更新日:2026/01/15
- 自由診療
汗が過剰に分泌される多汗症や、独特のにおいが生じるわきがとも呼ばれる腋臭症。体質や遺伝、脂質の多い欧米型の食事が影響すると考えられている。近年、多汗症の改善をめざす際、負担の少ない「マイクロ波照射治療」が選ばれるようになってきたという。マイクロ波照射治療は、原因となる汗腺の場所の把握、適切な範囲への照射など、医師の知識と経験によって結果が左右されることもあるそうだ。そのため「芦屋ファミリークリニック形成外科皮フ科」では、日本形成外科学会形成外科専門医が、施術から回復まで一貫して対応。また、治療の有用性を高め、肌の状態に応じたフォローで安心して治療を受けられるよう体制を整えている。治療の特徴やメリットについて、同院の院長を務める田村亮介先生に詳しく聞いた。
(取材日2025年10月29日)
目次
多汗症の悩みには、身体的負担が少なく、有用性の持続も期待できるマイクロ波照射治療が推奨される
- Q多汗症や腋臭症の原因について教えてください。
-
A
▲肌の状態に応じたフォローを行っている
全身にあるエクリン汗腺から必要以上に汗をかいてしまう多汗症は、緊張したりストレスを感じたりすると悪化しやすいです。甲状腺機能や自律神経の異常、更年期障害などが原因となり起きている場合もあります。一方わきがとも呼ばれる腋臭症は、脇の下などに存在するアポクリン汗腺から出る汗が多く、その汗に含まれるたんぱく質や脂肪が常在菌によって分解されることで特有の強いにおいを発するのです。遺伝するほか、人種による差もあるといわれていて、日本人はアポクリン汗腺の働きが穏やかな人が多いので、腋臭症の人が目立ちやすい傾向があります。そんな多汗症と腋臭症は、併発することが少なくありません。
- Q多汗症と腋臭症、それぞれどのような治療を行うのですか?
-
A
▲身体への負担が少ない、マイクロ波照射治療を導入している
多汗症の場合は、1日1回塗布することで発汗のコントロールを図れる発汗抑制薬があります。有用性は一時的ですが、発汗抑制が期待できるボツリヌス製剤の注射もありますね。腋臭症の場合は、切開してアポクリン汗腺を除去する剪除法があります。当院では多汗症・腋臭症ともに、そうした治療と併せて吸汗パッドをつけたり、こまめに拭いたりというケアもお伝えしています。これらは毎日の継続や入院・麻酔などが必要となるので、患者さんの負担が大きくなりやすいです。そのことから最近は、汗腺を破壊する目的のマイクロ波照射治療が注目されています。身体的負担が少なく、個人差はありますが有用性が長く持続することが期待されているんです。
- Qマイクロ波照射治療にはどのようなメリットがあるのですか?
-
A
▲マイクロ波照射治療は持続的な有用性が期待できる
メリットは短時間で行えて、身体的負担が少ないことです。マイクロ波照射治療の施術時間はおおよそ1時間から2時間半程度で、個人差はありますが持続的な有用性が期待できます。当院で行う施術にはシングル照射とダブル照射があり、患者さんの体格や汗の量などに応じて方法を選択します。また、安全性にこだわった医療機器を使用し、しっかりと対策を取った上で治療しています。対象者は15歳以上で、思春期特有の汗腺の変化についても説明してから治療を行いますのでご安心ください。
- Q治療の流れや注意点について教えてください。
-
A
▲局所麻酔を採用し、安心して受けられる環境を整えている
最初にカウンセリングを行い、汗の量が日常生活にどの程度影響しているかを確認します。HDSS(多汗症疾患重症度評価度)という診断基準に基づき、自覚症状から重症度を4段階で評価。レベル3以上が多汗症とされます。においの程度やわきの状態、基礎疾患の有無も確認します。施術2〜3日前までに剃毛し、当日は体調確認とマーキング、経過比較のための写真撮影を実施。その後、局所麻酔をして照射位置を細かく設定し照射します。照射後は15〜20分間冷却し、ご帰宅いただきます。所要時間はカウンセリングや冷却を含め、長くて3時間ほどです。施術当日は自宅でも冷却をお勧めします。術後は激しい運動以外の制限はありません。
- Qこちらのクリニックで受けられる治療の特徴は何でしょう?
-
A
▲納得して選択できるよう、治療方法について丁寧に説明している
当院では、形成外科専門医がカウンセリングから施術、術後の経過観察まで一貫して担当します。専門家による対応のため、万が一のトラブルや合併症にも適切に対処できます。また、豊富な手術経験と、汗腺や皮膚構造への深い理解を施術に反映し、皮膚が薄く脂肪が少ない方など神経障害のリスクにも細心の注意を払っています。適切な範囲に照射することで、リスク低減につなげます。さらに、痛みや刺激を抑えるための専用器具による局所麻酔を採用し、安心して受けられる環境を整えています。広範囲ダブル照射では、2回の照射位置を半列ずらして行い、照射漏れを防ぐなど、有用性と仕上がりの精度にもこだわっています。
自由診療費用の目安
自由診療とは多汗症のマイクロ波照射治療/初回シングル照射(一般):19万8000円、(学生)16万5000円、初回ダブル照射(一般)23万1000円、(学生)19万8000円 ※2回目以降は料金が異なりますので、クリニックのホームページをご確認ください。

