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将来の歯並びを考えた
子どもの矯正治療

石井矯正・小児歯科クリニック

(神戸市垂水区/舞子駅)

最終更新日:2022/06/27

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  • 自由診療

子どもの矯正治療には「一人ひとりに適したタイミングがあります」と、「石井矯正・小児歯科クリニック」の石井信行院長は言う。最近は、子どもの歯並びを整えようと、早くから矯正を始めるケースが少なくない。しかし、子どもの将来を見据えたものでなければ、せっかく費用や時間をかけても無駄になることがあるそうだ。さらに、もっと重要な問題が見過ごされるリスクもあると警鐘を鳴らす。子どもの整った歯並びを育てるための「適したタイミング」とはいつなのか。実際にどのような検査や治療が行われるのか。石井先生が実践している 「将来を考えた子どもの矯正治療」について詳しく話を聞いた。

(取材日2021年12月6日/再取材日2022年6月16日)

骨格や口腔内の状態を詳細に調べて成長を予測。必要な時期に必要な矯正治療を提供する

Q矯正治療を受けるべき時期について教えてください。
A
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▲「お子さんの歯並びの悩みについてご相談ください」と話す院長

適した時期はお子さんの歯並びや顎の骨の状態によって異なります。前歯の上下4本と奥歯で最初に生えてくる6歳臼歯が永久歯に生え替わると、将来の歯列についてある程度予想ができ、この時点で将来の歯並びについて考えるというのが一般的な考え方です。個人差はありますが7、8歳頃です。永久歯が生えてくると、矯正を意識される方もおられますが、歯並びを整えるのはもっと後のことで、この時点で治療は必要ないお子さんもたくさんいます。一方、顎の骨が左右にずれている、下の顎が前に出ている場合などはもっと早い時期から対処する必要があります。検診などで指摘されたらできるだけ早くご相談されることをお勧めします。

Q7、8歳の段階ではどのような検査をするのですか。
A
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▲院長自作のパンフレットやちらしも用意されている

歯型を採って模型を作製し、口腔内と顔の写真、顔の骨格などを診るためエックス線とパノラマエックス線写真を撮影します。6歳臼歯の噛み合わせと顎の骨の状態、顔に対する口元のバランスをチェックして、そのお子さんが将来どのような歯並びになるのか、抜歯が向いているのか、非抜歯が向いているのかを予測します。上下の6歳臼歯がきちんと噛み合っていて、将来的に抜歯の可能性が非常に高い場合は、早期の矯正は行わずに時期を待つこともあります。ただし、将来抜歯することが予想される場合でも、あまりにもスペースが不足していたり、上下の噛み合わせに問題があるような場合は必要な治療を行います。

Q主にどういったケースで早期からの矯正が必要になりますか。
A
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▲器具の使用方法についても丁寧にレクチャーしてくれる

歯列の狭窄や、6歳臼歯の噛み合わせに問題がある場合です。上顎が小さく永久歯が並ぶスペースが足りない場合は、急速拡大装置と呼ばれる固定式器具を用います。上顎の左右の臼歯の間に装着し、顎を左右に広げるための装置です。一方、下顎は装置を使っても顎骨そのものを広げることはできないので、歯列を拡大する装置を使って、上顎と噛み合うように矯正します。また、臼歯の噛み合わせを調整するために、就寝時にヘッドギアを装着することもあります。まれに、犬歯や臼歯が骨の中に埋まったまま生えてこないことがあるのですが、スペース不足も原因の一つです。そのため、早期に歯が生えるスペースを確保することが矯正に重要な例もあります。

Q治療期間、痛み、費用などについて教えてください。
A
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▲治療期間、痛み、費用などについて話す院長

上顎の骨を広げるために必要な期間は4〜5ヵ月程度、ヘッドギアの装着期間は半年~1年くらいなので、合計1年~1年半程度です。装置をつけると歯磨きや食事、会話に不便を感じるので、事前に歯磨きの練習をして、受診の際には磨き残しがないかチェックします。時期を選べるなら学校の長期休みに合わせて装着を開始することもあります。開始直後は1週間に1度の割合で受診いただき、安定すれば通院は1ヵ月〜1ヵ月半に1度です。痛みについては、治療開始の段階で1、2日間ほど痛みを訴えるお子さんもいますが、多くの場合は1週間ほどで慣れます。この段階までの費用は、よほど多種類の装置を使う場合以外は一律の費用となっています。

Qこのクリニックで治療を受けるメリットは?
A
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▲ノートを使って家での歯の管理のサポートも行っている

小児歯科で問題が発見されても、治療を受けるために他のクリニックを紹介してもらう必要があるなどの理由で、早期治療に結びついていないケースがたくさんあります。僕は矯正歯科、小児歯科のどちらの分野も専門的に研鑽を積んできたため、検査から問題の発見、必要な治療まで継ぎ目なく対応できることが当院のメリットだと思います。僕自身、自分は広い意味での小児歯科専門の医師、子どもの歯を診るプロでありたいと考えています。虫歯の治療だけではなく外科処置にも対応し、矯正の難しいケースにもしっかりと対応してこそと思いますし、お子さんの歯科診療に関わるすべてをこなせないと、しっかりした矯正治療はできないと考えています。

ドクターからのメッセージ

石井 信行院長

お子さんの歯並びを良い状態に育てるためには、将来を見据えた診療が必要です。当院にもよく「歯を抜く必要があると言われて」と相談が来ますが、抜くほうが将来的に良い結果につながるなら僕もそう伝えます。歯を抜かない治療ばかりにこだわると、形態と機能の調和が取れず良好な治療結果になりません。抜歯・非抜歯のどちらが向くかは人によるので「早く治療を始めれば抜歯せずに済む」という単純なものでもないのです。また、永久歯が生えそろった状態を予測せずに矯正治療を始めることもお勧めしません。ゴールが定まらないのにスタートを切っても、どこに向かうべきかわかりませんからね。このため、時期を待つこともあるとご理解ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/20万円~

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