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石井 信行 院長の独自取材記事

石井矯正・小児歯科クリニック

(神戸市垂水区/舞子駅)

最終更新日:2020/03/31

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垂水区舞子台にある「石井矯正・小児歯科クリニック」は、矯正と小児歯科の分野において高い専門性を持った治療を提供している歯科医院だ。小児歯科というイメージからはかけ離れたシンプルで美しい院内は「実は建築家に憧れていた」という石井信行院長こだわりの空間。整えられた院内はまるで図書館のような雰囲気が漂っている。「病院と思うとちょっと嫌な気持ちになるでしょう? でも、例えば図書館なら特別テンションが上がらないまでも嫌ではないはず。自分のクリニックはそういう普通の場所にしたかったんです」そう言って笑う石井院長がめざすのは「日常の延長上に普通にある歯医者」。石井院長がめざす「普通」について、話を聞かせてもらった。
(取材日2019年7月19日)

小児歯科と矯正の専門家として責任を果たしたい

シンプルで美しいクリニックですね。

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ありがとうございます。私は機能的で美しいものが好きなので、自分のクリニックをつくるにあたってはすごくこだわりました。その結果、めざしたのは図書館のような空間。小児歯科を標榜している割にはキッズスペースを特別に用意しているわけでもありませんし、キャラクターグッズもありません。ただ、診察室は小さなお子さんでも安心して座れる小児専用のスペースと、矯正で来られた大人の方でも落ち着けるスペースを左右に分けて配置することで、それぞれ落ち着いて治療を受けていただけるように工夫しています。

現在いらしている患者さんは、大人と子どもどちらが多いのでしょうか?

矯正治療を希望される大人の方もいらっしゃいますが、多いのは断然お子さんですね。これは自分の専門性をより生かした結果だと思います。というのも、私は矯正を専門としながら、日本小児歯科学会小児歯科専門医資格を持つ歯科医師だからです。全国でもその両方を専門とする歯科医師は、珍しいのではないでしょうか。私はその2つの専門家として、これからも責任を果たしていきたいと考えています。

専門医資格を取得しようと思ったきっかけはあるのでしょうか?

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実は特別「専門医資格を取ろう!」と思って努力したというわけではないんです。歯科医師になり、勉強していく過程で取得の機会に恵まれ、多くの方々のお力添えもいただき、その結果取得したという感じなんです。しかし、実際に多くの患者さんに接してみると、さまざまな情報に振り回されて困ったり、悩んだりしている人がたくさんいるということに気がつきます。小さな子どもを持つお父さん、お母さんが願っているのは、「健康で美しい大人の歯を得ること」だと思います。そのためには小児歯科と矯正歯科が協力して予防や治療にあたり、成長の経過を観察し、必要に応じてさまざまなことを改善しなくてはいけません。お子さんが成長する長い時間を信頼して預けていただくわけですから、専門医資格が一つの安心の材料になればなと思います。

日常の延長線上に歯科医院があることをめざして

小児歯科専門医として、子どもと接する時に気をつけていることはありますか?

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私は「子どもをうまく治療するための秘策」はないと思っています。ただ、一つ一つ丁寧に積み上げていくことが大切じゃないかなと思いますね。その中の一つは「嘘をつかない」ということです。注射が嫌だと泣く子どもに「注射しないよ!」と言いながら注射をすれば、子どもは嘘をつかれたと感じるでしょう。「痛くないよ」と言ったのに「痛かった」のであれば、それもやっぱり嘘になり、歯医者に抱く印象はどんどん悪くなります。そういったことを繰り返せば、歯医者に行きたくない大人に育ってしまいますよね。だから私は子どもに嘘はつきません。「痛くしないよ」と約束したなら、まずは痛くないような工夫を徹底的にします。麻酔もしっかりかけますし、表面麻酔も当然使用します。

痛くなければ歯科医院は怖くないという子は多いかもしれませんね。

そうなんですよ。だから痛みに配慮した治療は、小児歯科専門医としては当然だと思います。他にも小さな工夫はたくさんあって、まずは怖そうな道具を目につくところに置かない。恐怖心が強い子からすれば、机の上にずらっと見たことのない道具が並んでいるだけでも嫌なものだからです。診療台の上にはビデオを見るモニターがあるのですが、これもビデオを見ながら楽しくというよりも、必要に応じてお子さんの目線をそらしたいからなんです。私がめざしているのは「日常の延長線上に歯医者があること」なんです。ごく当たり前のことのように歯科医院に来て、当たり前に治療や処置を受けて、普通に帰ってもらいたい。特別楽しくなくていい。本当に「普通」でいいんじゃないかなと思っています。

歯科医院に行くことを日常にするために、親が子どもにしてあげられることはありますか?

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歯科医院に行くことを「特別なこと」にしないということですよね。例えば些細なことですが、診察室に子どもを送り出す時「頑張ってきてね」と声をかけない。この言葉は親目線からすると、優しさからきていると思うんです。しかし、子どもの目線からすると、治療は「頑張らなくてはいけないこと」になってしまうと思うんです。いつもより頑張らなくちゃいけないと力が入ることで、必要以上に緊張してしまう子もいます。だから、「行ってらっしゃい」と、ごく軽く送り出してほしいですね。ただし、上手に治療することができたらたくさん褒めてあげてくださいね。子どもはみんな褒められるのが大好きなはずですから。

意気込まずに、ふらりと立ち寄ってほしい

治療に関して不安に思っている保護者に対して、気をつけていることはありますか?

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治療に関することを明確に説明することですね。例えば「経過を観察しましょう」という時は、明確に期限を区切るようにしています。「○○ヵ月」という時もありますし「ここがこうなるまで」というように小さなゴールを常に提示します。漫然と待つと時は長く感じられ、どんどん心配が膨らんでしまいがちなので、長期的な計画はもちろん大切なのですが、短期的な目標設定や、治療計画も同時にお話しするようにしています。治療を受けるお子さんの気持ちがもちろん大切ですが、保護者の皆さんの気持ちも同じように大切です。その両方の信頼を得られてこそ、良い治療ができると思いますので、そういった部分で信頼を失わないようにしていきたいです。

矯正治療に関してはいかがですか?

矯正治療というと、がたがたの歯並びをきれいに並べる治療と思われている方も多いと思いますが、実は見た目だけのために治療するわけではないんです。大切なのは機能的にも良いということなので、慎重に検討する必要があると思います。特に最近では歯を抜かない治療を希望される患者さんが増えてきましたが、歯を抜かなかったから良い治療、歯を抜いたから悪い治療とは、一概にはいえないことをまずは知ってもらえればと思います。患者さんそれぞれに歯の大きさ、骨格、口元のバランスなど千差万別です。特に子どもは成長の過程にありますので、成長を予測し利用することも大切になってきます。患者さんの希望は大切ですが、同時にさまざまな治療方法を検討・提示し、納得いただいて治療を進めていけたらと考えています。

それでは最後に、読者へメッセージをお願いします。

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先ほどもお話ししましたが、当院は「日常にある歯医者」をめざしています。ですから「特別な治療をしたい」「歯並びを絶対に治したい」と意気込んでこなくても、「これでいいのかな?」「ちょっと診てもらおうかな」と気軽な気持ちで来ていただければ十分です。矯正歯科と書いてあるからといって無理に矯正を勧めるようなこともしませんし、診察の結果何もすることがないねとなればそれでいい。だから、ふらりと気軽に立ち寄ってくれたらそれが一番うれしいですね。また、大人の方も気軽に相談してください。私一人で診ているので、すべての治療に対応しますというわけにはいきませんが、力になれることもあると思います。縁があってこの地に開院できましたので、皆さんのお役に立てればうれしいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

1期矯正治療/20万円~、永久歯列の矯正治療/60万円~
※詳細はお問い合わせください。

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