あいざわキッズクリニック

あいざわキッズクリニック

会沢 治朗院長

頼れるドクター

20180711 bana

初冨駅から徒歩約5分、新鎌ヶ谷駅からも徒歩8分、薬局や飲食店が立ち並ぶ幹線道路沿いに「あいざわキッズクリニック」はある。広々として明るい駐車場や院内には、会沢治朗院長の「子どもたちに恐怖心を与えないように」という配慮の表れだろう。待合室や診療室へはベビーカーのまま移動できるなど、親への配慮も行き届いている。会沢院長は千葉県内の病院に長年勤め、現在も千葉大学医学部臨床教授を務める小児感染症の専門家。診療に際しては、これまで積み重ねてきたさまざまな経験を生かし、症状の見極めや薬の処法などを的確に行えるよう、診察では問診に力を入れているそうだ。「ホームドクターだと思って気軽に受診してほしい」と話す会沢院長に、一次診療としてのクリニックの役割などについて話を聞いた。
(取材日2018年5月21日)

少しでも不安を取り除くために問診を重視

―開業に至る経緯などをお聞かせください。

3年前の2015年5月に開業しました。この場所を選んだのは、県内では珍しく人口が増加し、小さいお子さんが増えている地域ながら、小児科の医院の数が少なく、子育て世代の方々が大変だろう、少しでも手助けできれば、と思ったからです。当院に来院されるのは、主に就学前の乳幼児から小学生ですが、小児科の患者層は基本的に中学生までが診療対象ですので中学生の患者さんも気軽に来ていただけたらと思います。症状としては発熱、咳、下痢などで、圧倒的に感染症が多いですね。風邪も感染症の一つですから。最近はアレルギーも多いです。鎌ケ谷市内だけでなく、松戸、船橋、柏、白井などからも来院されます。

―インターネットで予約できる予約システムを導入されています。

初診の方も予約できるようになっています。当日は予約した順番が近づいたら、まず問診票を書いていただいています。当院では患者さんの話を傾聴することを一番重視しており、問診に力を入れているんです。問診票は、あらかじめリストアップされた症状に丸をつけるだけの簡単なものですが、そこからスタッフがマンツーマンでお尋ねし、さらに必要があれば、私が問診を加えて掘り下げていきます。お子さんのことを一番わかっているのは親御さんですが、より精度の高い診療のため問診票だけではわからないことまで医師として聞きたいですし、親御さんが医師や看護師に尋ねにくいということで、お子さんの症状が隠れてしまうのは良くないと思うんです。ですから気になることは全部話していただき、それに対してすべて完璧に答えられなくても、少しでも不安を取り除いて帰っていただけたらと思っています。家に帰ってからの注意事項も細かくお話ししています。

―医療方針などありましたら教えてください。

お子さんの症状に多い風邪や急性下痢症は、ほとんどの原因がウイルス感染です。感染症には細菌感染やウイルス感染などがあり、抗生剤は細菌感染には有効ですが、ウイルス感染には無効です。ウイルス感染の治療には抗生剤を使わず、症状を和らげる薬を用い、自力でウイルス感染自体を治すのを待つのが基本です。中には風邪でごく早期から抗生剤処方を希望される方もおられますが、当院ではいきなり抗生剤を使うことはしません。必要のない状況で抗生剤を乱用してしまうと、耐性菌が生じることになります。するとその時の症状が治まった後でも耐性菌が保菌状態で体に残ることがあり、次に耐性菌が悪さを始めた時に、治療が難しくなり、症状が長引いたり重くなったりすることにもつながりかねないからです。ただ、症状が長引いた場合は、細菌感染が加わることもありますので、そのときは抗生剤の投与も考えます。そのあたりの見極めは注意しながら進めています。

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