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値段が安いだけで選ぶのはやめたほうがいい
インプラント治療

新狭山歯科

(狭山市/新狭山駅)

最終更新日:2020/06/08

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  • 自由診療

インプラント治療は、多くの歯科医院で行われている治療の一つ。だが、「噛みやすい」「見た目にも違和感が少ないため前歯にも可能」といった部分に魅力を感じる一方、「手術が必要というし、なんだか怖い……」と思っている人もいるのではないだろうか。「インプラント治療は多くの魅力がありますが、万能ではありません。だからこそ、そのメリット・デメリットを正しく知った上で、選んでほしい」と話すのは、「新狭山歯科」の院長、大谷一文先生だ。大谷先生に、インプラント治療の概要と同院での治療の実際について聞いた。 (取材日2020年5月28日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qインプラントとはどのような治療なのでしょう?
A

失った歯を補う治療法の一つで、顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯をかぶせるものです。歯を失った場合、インプラント治療のほか入れ歯とブリッジがあります。入れ歯は、残っている歯に金属の金具をひっかけて人工歯を固定する方法。ブリッジは、失った部分の両隣の歯を削り、そこを土台にして橋を架けるように人工歯を取りつける方法です。インプラントの特徴は、咀嚼の能率が天然の歯に比べて大きくは変わらないこと、見た目も自然の歯に近く仕上げていけること、周囲の歯に負担をかけないことなどが挙げられます。一方、治療期間はほか2つに比べれば長く、保険適用外であるためコストは高めです。

Qインプラント治療は、どのような人に向いていますか?
A

しっかり噛めるので、「噛む」という歯の機能を重視したい人にはお勧めです。また、治療の際に周囲の歯を削るなど、周囲の歯へ与える負担はありませんので、健康な歯の方はインプラント治療がお勧めでしょう。歯は削ると傷みやすくなるので、健康な歯は極力、削らないに越したことはありません。ただインプラントも万能ではなく、顎の骨量が少ない人の場合は施術が難しい場合があります。また、インプラント周囲炎といって、メンテナンス不十分などが原因で歯茎が歯周病のように下がってきてインプラントを固定し続けることができなくなる病気もあるので、このリスクが高い人にはお勧めできません。

Q術後のケアはどのように行うのでしょうか?
A

基本的には天然の歯と同じで、毎日のブラッシングと歯科医院での定期的なクリーニングが大切です。ケアが不十分だと、インプラント周囲炎が歯周病と同じように進行してきてしまいます。定期クリーニングでは、骨や歯肉、歯についたプラークの状態を精査させてもらい、歯周ポケットの掃除とスケーリングという歯石の除去を行っていきます。食生活によっても歯石がつきやすい人、つきにくい人がいるので、定期クリーニングの頻度には個人差があります。インプラントはきちんとケアすれば、30年、40年と持たせていくことも可能です。長く使っていくためにも、ぜひメンテナンスはきちんと行ってほしいと思います。

検診・治療START!ステップで紹介します

1カウンセリング

初診の場合は、まずはカウンセリングから。患者の要望を聞いた上で、インプラント治療の流れ、メリット・デメリット、おおよその治療期間、費用、術後のメンテナンスなどについて説明する。後からでも内容を確認できるよう、情報がコンパクトにまとまったプリントも用意。治療ができるかどうか、治療を行うことで、患者の希望が達成できるかどうかを、しっかり確認していく。

2検査・診断

患者が治療内容を理解した上でインプラント治療を選択した後、検査を開始。まずは口腔内の撮影やレントゲン撮影、歯科用CTでの検査などを行い、治療が可能か否かと口腔内の状態を確認する。歯科用CTは3D画像で虫歯や歯周病の進行度、骨や神経の位置などを確認する、インプラント治療には必須の検査。ここで得られたデータを元に、手術の精度を高めるため、インプラントの埋入を補助する装置・サージカルガイドを作製する。

3手術

治療計画についての説明の後、インプラント体埋入手術の日取りを決定。手術は局所麻酔又は眠ったような状態で行う静脈内鎮静法を用いて行われる。サージカルガイドを利用した場合、従来法と違って歯肉を切開しないため、術後の腫れや痛み、傷の治りの特徴がある。インプラント体と骨との結合にかかる時間は、下顎の場合で1~3ヵ月、上顎の場合で3~6ヵ月ほどが目安。

4かぶせ物(上部構造)の装着

インプラント体と骨の結合を待って、型採りをして作製した、人工歯をかぶせていく。本数が多い場合や奥歯の治療の場合は、やわらかく削れるような素材を使って仮の歯を作り、1ヵ月ほど使用することも。そのデータを元に、歯を作っていく場合がある。これは、噛み合わせが乱れることを防ぐための措置。顎の負担にも考慮し、噛み合わせのバランスを調整していく。

5定期的なメンテナンス

インプラント自体は虫歯にならないが、ケアを怠るとインプラント歯周炎を発症する可能性があるので、口内のケアは非常に重要。自然歯と同様に、日ごろのブラッシングと定期的に歯科医院に通っての口内チェック・歯石除去を受けることが重要になる。適切な通院頻度は人によって違うが、特に異常がなくても半年に1度は受診し、歯周病や噛み合わせのチェックを受ける必要がある。

ドクターからのメッセージ

大谷 一文院長

インプラントは万能ではありませんが、多くのメリットがある治療法です。中でも、隣り合う歯を傷つけずに進められること、天然の歯と同じように噛めることは、インプラント治療ならではの特徴です。人の体では常に代謝が起きているので、歯を支える骨も数年あれば入れ替わります。大体は同じようになりますが、入れ歯がずれて痛みが出ることも珍しくありません。歯は毎日食事のたびに使いますし、長く使うもの。治療法を選ぶ際は、費用や短期的なメリットももちろん大切ですが、5年、10年単位で比較した場合も考えてみてください。もちろん、治療法による違いを正しく知った上で選んでいただけるように、しっかりと説明していきます。

Dr

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/35万円~ ※税別

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