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大谷 一文 院長の独自取材記事

新狭山歯科

(狭山市/新狭山駅)

最終更新日:2021/03/05

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狭山駅北口の階段を下りたすぐ先に、2020年5月に「新狭山歯科」がオープン。駅すぐでスーパーマーケットの近くという立地はもちろん、ガラス張りの待合室は明るい光が差し、カフェのようなたたずまい。ベビーカーや車いすのまま入れ、大きなキッズスペースも用意されている。診療を担当するのは、総合病院や和光市歯科で研鑽を積んだ院長の大谷一文先生。丁寧なカウンセリングで患者の要望を聞き、現状や治療法についてしっかり説明することで、患者が自分で治療法を選ぶことを大切にしている。大谷先生に、診療方針や今後の展望について話を聞いた。
(取材日2020年5月28日)

患者の希望に合わせながら良質な診療の提供に努める

この場所を選んだきっかけから教えてください。

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開業すると、何年、何十年とその土地に住むわけなので、どこにするかは勤務医の頃からいろいろ調べていました。私は一度社会人を経験した後、将来を考えて20代後半で歯科大学に入り、歯科医師になったので、開業すること自体は歯科医師免許を取る前から考えていました。この場所を選んだのは、駅から近く間口が広い、歯科用CTなど必要な機器がそろっているなど、まさに求める条件にぴったりだったからです。学校や会社からの帰り道はもちろん、駅前のスーパーマーケットでの買い物帰りに寄ってもらうのもいいですし、小さなお子さんからご年配の方まで、幅広い層の方々に来ていただければと思っています。

クリニックをつくる上で、工夫された点は何ですか?

ここは元歯科医院の居抜き物件なのですが、最初からいいなと思えるデザインだったので、ほとんど変えていません。小さなお子さんのいらっしゃる親御さんが安心して診療を受けられるよう、待合には、広めのキッズスペースを設けています。また、開業時点では間に合いませんでしたが、これから診療スペースの一角にカウンセリングルームをつくる予定です。初診時に、治療に対する考えや方針をお伝えし、治療に使う器具の紹介もさせてもらった上で、治療を受けるかどうかを患者さんご本人に選んでもらうのが当院のスタンスなので、カウンセリングはしっかり行っていきたいですね。「痛みが取れれば今はこれでいい」とお考えの方や興味がない方に無理にお話ししたりはしませんが、治療を受けるかを納得して判断してもらったほうが患者さんの満足度も高まりますし、得た情報は患者さん自身の知識となり、歯のトラブルの予防に役立つとも思います。

社会人を経験したことが、診療に生かされている部分はありますか?

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20代の一般的な会社員の金銭感覚や仕事の様子はわかるので、仕事を休まなくても来やすいよう、診療時間は夜20時までとし、土日も夕方まで診療することにしました。あとは、患者さんとの信頼構築という点でも役立っているかなと思います。われわれ歯科医師は、歯科医療としてあるべき内容を提供することだけに一生懸命になりがちですが、患者さんが常にその治療法を求めているとは限りません。患者さんが求めるものは何なのかをきちんと把握し、それは歯科医療としてどこまで正しいのかを突き詰めた上で、患者さんが納得され、かついい歯科医療を提供できるようにしていく。その突き合わせが一番大事だと考えています。

エビデンスを遵守して、痛みに配慮した治療を心がける

診療にあたり、大事にしていることを教えてください。

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患者さんの体なので、治療を受けるのか受けないのか、受けるならどの治療を受けるのか決めるのは患者さんです。それを決めていただくにあたり、歯科医師には、今どんな状況でどんな治療があり得るのか、それぞれの治療をすると今度どうなっていくのか、しない場合はどうなっていくのかの説明義務があるはずです。当院はそこをしっかり説明した上で、患者さんに選んでいただくことを大事にしています。各分野の専門家による治療が必要なら、専門治療が可能な大学病院等を紹介し、専門機関で治療を受けた場合と当院で治療した場合の違いについても説明させてもらいます。例えば、当院にはマイクロスコープはないので、歯の根の治療での難症例などは大学病院を紹介しています。「先生にお任せします」という方には、私の判断で一番いい方法を行うことはありますが、基本的には自分で選んでいただきます。

治療では「痛くしない」ことを重視されていると聞きました。

はい、治療時の痛みに気を配っています。局所麻酔は必ず行いますし、液薬の温度や針の注入角度、速度など、どうすれば痛くないか既にエビデンスがありますので、しっかり守ることで痛みを抑えていくよう努めています。お子さんや歯科治療が初めての方は、いきなり治療には入らず、まず歯科医院に慣れてもらうところから。例えば、子どもなら「今日は歯磨きだけ」というふうに、だんだんとステップを踏むことで、治療開始へとつなげていきます。一度「怖い」と思ってしまうと、歯科医院から足が遠のいて治療が遅れてしまいますし、小さい頃に怖い思いをして心的外傷になると、大人になってもなかなか恐怖心が取れません。その場合、麻酔をする時にいろいろなリスクが出てくる可能性もあるので、どんな人にも、ストレスを感じずに治療を受けてもらえるようには気をつけています。

歯科用CTを導入されていますが、どんな時に活用されるのですか?

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インプラント治療での利用が中心ですが、神経に近いところの親知らずの抜歯の際にも、リスクが高い施術か否かを判断するために使います。リスクが高く、専門機関での治療が望ましいと判断すれば、防衛医科大学校病院の口腔外科を紹介するなどしています。もう一点、歯の根の治療で根の先に膿がたまってしまっている場合、歯内療法を行うことで治るのか、それとも抜歯が必要なのかを見極めるのにも、歯科用CTを活用しています。検査に伴う放射能被ばくもまったくゼロではないため、検査は必ず患者さんご本人にご了承いただいてから行っています。やみくもに「まず治療してみましょう」ではなく、きっちりと検査して治療可能かどうかを判断し、お伝えしたほうが、患者さんにも納得してもらえると思うんです。

それぞれの治療法の違いを知った上で選んでほしい

矯正治療や訪問歯科診療にも対応されているのですね。

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ええ。矯正治療については、簡単な症例であれば私が診ていますが、専門家に診てもらったほうがよい場合はご紹介しています。何症例か集まれば、以前の勤務先で一緒だった東京医科歯科大学で矯正を専門とする先生に曜日を決めて来てもらい、ここで診てもらうこともしています。訪問診療の方は、今の時代高齢化問題は避けられませんし、この先通院が難しくなったり、基礎疾患があって不安だから外に出られないという方がいらっしゃると思うので始めました。総合病院で研修し、自宅で寝たきりの患者さんの対応などもしてきましたしね。患者さんの状況に合わせて、広く対応していきたいと思います。

今後の展望をお聞かせください。

歯科医院での治療は保険診療が基本です。ただ、患者さんのニーズはさまざまで、より精緻な治療を望まれる方、見た目の美しさも重視される方も当然いらっしゃるので、プラスアルファの治療にも力を入れていきたいと考えています。自費診療は患者さんの金額的な負担は大きくなりますが、道具や素材が限定されない分、よりこだわった治療が可能となります。歯は毎日食事の度に使っていくものですから、5年、10年と長期的な視点からも考え、双方の治療のメリット・デメリットを理解した上で、選んでほしいと思います。安くて早いのを重視して、保険診療を選ぶのは全然問題ありませんし、もちろんわれわれも、できる限り長持ちするように最大限の努力はします。しかし、そこにはリスクもあります。そこをわかってもらえるよう、治療法の違いをしっかり知った上で選んでいただくことを、大切にしていきたいです。

最後に、地域の方々へのメッセージをお願いします。

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歯は健康寿命と大きく関わっており、歯がほとんどなく義歯を使用していない人は、20本以上歯を有する人と比較して、認知症発生のリスクが高くなることなどがわかってきています。健康な状態で長生きしていただくためにも、年に1度か半年に1度でもいいので、定期的に歯科でメンテナンスを受けてもらえるといいですね。定期的に診せていただき、予防のことや噛み合わせのことなど、いろいろ説明させてもらう機会があったほうが、結果として患者さんのメリットは大きくなると思います。ぜひ、通いやすい歯科医院に通ってみてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/38万5000円~、歯列矯正/33万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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