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あざやしみ、蒙古斑など
形成外科で行う皮膚の治療とは

ますだ皮ふクリニック

(安城市/安城駅)

最終更新日:2021/10/12

ますだ皮ふクリニック あざやしみ、蒙古斑など 形成外科で行う皮膚の治療とは ますだ皮ふクリニック あざやしみ、蒙古斑など 形成外科で行う皮膚の治療とは
  • 自由診療

子どものおしりの蒙古斑はかわいいものだが、顔や手足などにできる異所性蒙古斑では、成長に伴って面積も広がり、大人になっても消えない場合もあるのだという。「できれば記憶に残らない、年齢の小さいうちにレーザー治療をすることお勧めします」と語るのは、「ますだ皮ふクリニック」の増田洋祐院長だ。外傷ややけど、あざやしみなど、皮膚上のさまざまなトラブルに対応している。ただ、「治す」だけでなく、「いかにきれいに治すか」にも重点を置く形成外科。患者は子どもから高齢者まで、年齢、男女に関係なく幅広い。具体的な症例や、気になるレーザー治療の痛みについても詳しく聞いた。

(取材日2018年11月28日)

蒙古斑の子どもから、高齢者まで、男女すべてを対象に、皮膚のトラブルを解決していきたい

Q形成外科ではどのような症状が対象となるのでしょうか?
A
ますだ皮ふクリニック 専門で学んできた知識できれいに治すことに注力する増田院長

▲専門で学んできた知識できれいに治すことに注力する増田院長

形成外科というと、大病院では全身熱傷、腫瘍、顔面形成不全、また骨や筋肉も含めた手術を行いますが、クリニックでは基本的に、もっと身近な皮膚のトラブルに対応します。例えば切り傷には塗り薬や縫合などの治療法があり、どの科の先生でもある程度対応できると思いますが、形成外科は「いかにきれいに治すか」を考えます。来院される方は、保険診療では、外傷、やけど、でき物、あざなどが多いでしょうか。あざは自費診療、というイメージがあるかもしれませんが、所見によっては保険診療の対象になることもあります。瞼が開けにくい眼瞼下垂についても形成外科で保険診療で治療します。一方、しみなどの治療は自費診療となります。

Q医療機関で治療を受けることのメリットは何でしょうか?
A
ますだ皮ふクリニック 医療機関ならではの薬の使い方なども教えてくれる

▲医療機関ならではの薬の使い方なども教えてくれる

例えばやけどの治療を考えた場合、それが深いのか浅いのか、感染が起きているのかいないのか、医療機関できちんとした診断をすることをお勧めします。放置しておくと傷が深くなり、やけどの場所によっては機能不全になることもあり早く対処すべきで、手術が必要なこともあります。また、例えばニキビの薬などは医療機関でのみ取り扱っているものもあるので、その点も医療機関で受診するメリットといえるでしょうか。医療脱毛についても、医療機関でしたら、もしトラブルがあっても対処することができます。

Q子どものうちから受けておくと良い治療はありますか?
A
ますだ皮ふクリニック カウンセリングルームがあり、人に聞かれたくない悩みも話せる

▲カウンセリングルームがあり、人に聞かれたくない悩みも話せる

1つは、蒙古斑の治療ですね。私の子どもも足に1cmほどの蒙古斑があり、1歳のうちに治療しました。顔や手足、腰などにできる異所性蒙古斑は成長とともに消えることもありますが、もし残った場合、その面積は広くなり、皮膚の厚みも増していますのでレーザーを打ってきれいに治すことは大変です。血管腫も、中には治りにくいものもあり、増殖傾向のものは早めに治療したほうが良いでしょう。顔にできたものは内服も必要で、大きな病院と連携して治療していきます。目の周りに血管腫ができると弱視になるリスクもあり、早めの対処が必要になります。子どもには医療補助のある自治体もあり、利用していただくのもいいかもしれません。

Qレーザー治療の進め方や痛みについて教えてください。
A
ますだ皮ふクリニック 相談だけで、実際の治療は後日ということも可能

▲相談だけで、実際の治療は後日ということも可能

レーザー治療は、皮膚の表面や深部のメラニン色素に熱ダメージを与えるもので、輪ゴムでぱちんとはじかれたような痛みはあります。範囲が広いと時間は5~10分になり、かなり痛いのですが、大抵の場合、事前に麻酔テープを貼りますので、痛みは6割程度に削減されると思います。特に事前検査も必要なく、場合によっては来院された日の施術も可能です。終了後はすぐに帰っていただけます。小さいお子さんは安全のためにベッドに固定するので、目の保護のための目隠しもあって、怖いのと痛いのとで泣いてしまうこともあります。記憶に残らないほうがいいと思いますので、そうした意味でも2歳前に治療が完了するほうがいいですね。

Q美容目的の自費診療など女性のイメージが強いのですが。
A
ますだ皮ふクリニック 男性の院長だからこそ相談しやすい男性も多い

▲男性の院長だからこそ相談しやすい男性も多い

今の時代、肌に対して気を遣う男性は増えており、美容クリニックもひと昔ほど行きにくいところではなくなっています。当院でも徐々に男女問わず増えてきています。私自身、ヒゲを剃るたびにニキビや肌荒れが悪化していたのがストレスで、研修医時代にヒゲを医療用レーザーで減毛しました。今では剃らなくていいので非常に楽です。他にも顔のイボやでき物、薄毛の悩みなど、女性医師には相談しにくいことでも、お気軽にご相談いただければと思います。

ドクターからのメッセージ

増田 洋祐院長

レーザーは皮膚の表面に行う治療で体内に害が及ぶわけではありませんので、異所性蒙古斑など、やらないで残ってしまうより小さいうちにやっておいたほうがいいと私は考えています。当院では、お子さんの次にお母さんが、また奥さまの次にご主人が、あるいはご夫婦一緒に、という形で来院されるパターンが結構あります。しみやあざなど長年の悩みに対応したことで「今まで悩んでいたのは何だったのか」という方も。今では老若男女、ご家族で来ていただけるようになり、うれしく思っています。いずれ、ここで治療を受けたお子さんたちが大人になり、そのお子さんを連れてきたいと思われるように、皆さんが安心できる治療を行っていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

レーザー治療/しみ:350円~(1ショット)、減毛/両脇1~3回:5000円~、男性の鼻下1~3回:3500円~、薄毛治療/8140円~(28日)、カウンセリング料/2600円(すべて税別)

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