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金子 龍信 院長の独自取材記事

デンタルクリニック横浜駅西口

(横浜市西区/横浜駅)

最終更新日:2022/12/05

金子龍信院長 デンタルクリニック横浜駅西口 main

横浜駅西口側に広がるオフィス街の真ん中にある、「デンタルクリニック横浜駅西口」。2016年に開院して以降、近隣のオフィスに勤めるビジネスパーソンを中心に、多くの患者を迎えて昨年5周年を迎えた歯科医院だ。白で統一された明るい院内で迎えてくれたのは、東北出身で大好きな横浜での開業を果たしたという金子龍信院長。「将来を見据えて歯と健康なお口を守るため、予防歯科の大切さを伝えたい」と真摯な表情で語る。取材では一つ一つの質問に丁寧に回答する姿に、誠実な人柄が垣間見える。治療方針や理念に加えて、忙しく時間がとりづらいビジネスパーソンを迎える歯科医院だからこその診療上の工夫や治療満足度を高めるための取り組みなどについて、詳しく話を聞いた。

(取材日2022年6月30日)

忙しい人も通い続けやすい工夫で、大切な歯を守る

どのような患者さんが多くいらしていますか?

金子龍信院長 デンタルクリニック横浜駅西口1

ご覧の通りオフィス街のど真ん中にありますので、周辺にお勤めのビジネスパーソンが中心です。特に平日は30代から50代と言った働き盛り世代の男女の受診が多いですね。対して土曜日は近隣にお住まいの方が多くいらっしゃるという感じです。お忙しい皆さんに時間をとって来院いただくにあたり、できるだけお待たせしないよう工夫しています。ウェブ予約のシステムを導入していることに加え、待ち時間が発生しそうなケースには、事前にお電話などでご連絡して伝えるようにしているのです。多忙な方にもできる限り負担なく通院を続けていただくことをめざしています。

主訴として多いものと治療の方針を教えてください。

虫歯や歯周病を中心に、痛みが出た方、見栄えを気にされる方などさまざまです。コロナ禍でマスクをしている時間が長くなったせいか、口臭が気になるというご相談も最近では多くなっています。マスクの影響で顎関節症を患う方もいらっしゃいます。インプラントなど失った歯の機能を補う治療も進化していますが、やはりご自身の歯が一番。骨や皮膚などと異なり、一度損傷したり失ったりすると再生することのない歯ですから、できる限り抜かない、削る量を抑える、歯を残すための治療を提案しています。

天然歯を守ることを重視していらっしゃるのですね。

金子龍信院長 デンタルクリニック横浜駅西口2

歯は1本失われると、そこからドミノ倒しのように失われていきます。1本減ることで、周りの歯や歯茎への負担が高まり、お口のなか全体の状態を悪化させてしまうのです。また、噛む力が弱くなると、脳への刺激も少なくなり、認知症にもなりやすくなると言われていたり、栄養摂取が難しくなったりしてしまいます。5年後、10年後といった将来を見据え、なるべく長くご自身の歯を使っていただけるようにとの思いから、これまで身につけた知識と技術を駆使して、なるべく抜かない・削らない治療を心がけています。

丁寧なコミュニケーションで診療満足度の向上をめざす

予防歯科にも力を入れていらっしゃるのですね。

金子龍信院長 デンタルクリニック横浜駅西口3

痛みのある場合にはもちろんその対応を優先しますが、予防的な意味合いも含めて、治療前には必ずお口の中をクリーニングしてから処置を行っています。クリーニングしてから治療することで治療の精度を高めることにつながりますし、患者さんの歯を守るモチベーションにもつなげられると考えています。患部を処置したらそれで終わりという治療ではなく、治療後も3ヵ月から半年おきにチェック&クリーニングでの来院をお勧めしています。予防を徹底するためには全身状態の把握も重要です。例えば、免疫が低下して歯茎に症状が出ることもあれば、逆に歯茎の疾患から全身の不調につながることもあるのです。そのため、当院では問診の際によく使う薬や高血圧の有無など全身に関わる内容も伺っています。

予防歯科での定期通院ではどのような処置を受けられますか。

ベースは保険診療でのクリーニングです。歯ぐきの検査や、歯の汚れのチェック、歯のクリーニングは歯科衛生士さんに担当制でお願いしています。担当制をとることで、患者さんも相談しやすいのではないでしょうか。タバコのヤニやコーヒーによるステイン汚れなど、通常のクリーニングで取りきれない着色などが気になる場合は、微粒子パウダーを吹きつけて除去する対応も可能です。歯にこびりついたプラークや歯石は嫌な臭いの原因にもなりますから、口臭が気になるという方にもお勧めしています。

診療の際に心がけていらっしゃることはありますか。

患者さんがご自身に合った治療を選択しやすいよう、しっかりと説明することでしょうか。また、開業して診療を続けるうちに、患者さんが求めるものは人それぞれであることを改めて実感しました。とにかく短期間に治したい方もいれば、見栄え重視の方も。治療の満足度を上げるためには、丁寧なコミュニケーションでニーズを探ることも大切だと感じています。そこで、お互いに伝えあうことを重視して診療しています。患者さんが疑問や不安を抱えたまま医院を後にすることがないよう、スタッフにも協力を仰ぎ、会計時などにお声がけして疑問などあれば私自身が診療室から出向いてご説明するようにしています。

スタッフさんの役割も大きいのですね。

金子龍信院長 デンタルクリニック横浜駅西口4

治療の緊張から解放されるためか、待合室に戻った瞬間にふと疑問が湧くという方が意外に多いのです。何かしら疑問や不安を持っていらっしゃる様子があれば、見逃さず必ず私に伝えるようスタッフには周知しています。そうした不安や疑問も放置することなく、心から満足してお帰りいただきたいというのがわれわれの願いです。歯科診療は歯科医師だけでは決して成り立ちません。歯科医師である私とはまた異なる視点から細かなことに気づいてくれる頼れるスタッフがそろっており、良いチームとなっていると感じています。

幅広いニーズに応えつつ、予防の大切さを啓蒙

歯科医師を志されたきっかけは?

金子龍信院長 デンタルクリニック横浜駅西口5

父が歯科医師で、ライバルと捉えていた父を抜くにはどんな職業に就けばいいかなと考える中で、やはり同じ土俵で勝負したいと思いました。父は僕とは真逆に田舎の歯科医院で、歯が少ない患者さんが多い地域で診療してきました。現在は引退して横浜で暮らしていますが、豊富な経験を持つ父と歯科医療について話せることはうれしいことです。先人の経験と近年の進化した現代の医療を融合した診療が理想であり、父とのコミュニケーションを通してさまざまな学びを得ています。

気分転換には何をしていらっしゃいますか。

コロナ禍でなかなか難しいところもありますが、リフレッシュのためには食べ歩きを楽しんでいます。横浜は有名な飲食店も豊富でお店選びに困ることはありません。診療後に人気のラーメン店で行列に加わることもあります。横浜の野球球団のファンで、スタジアムで観戦を楽しむことも。横浜はさまざまな顔を持つ魅力的な街で、通勤の際に美しい街並みを楽しめる点などお気に入りです。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

金子龍信院長 デンタルクリニック横浜駅西口6

さらに幅広く患者さんの要望に応えられる体制を意識していきたいと考えています。例えば、白い歯を叶えるセラミックなどの審美性の高い素材もそろえています。加えて、状態を悪くしないための予防の大切さを伝えることにも力を注いでいきたいです。これまで難しかった部分にも白いかぶせ物を入れられるようになるなど、保険診療でできることはここ数年でも増えています。徐々に銀歯の時代からメタルフリーへと移行しつつあるのです。「銀歯は嫌だけど高い治療は難しい」と諦めていた方も、まずは気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックインレー/4万9500円~、スポーツ用マウスピース/3万3000円~(税込み)

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