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木村 秀生 院長の独自取材記事

きむら内科外科クリニック

(川口市/西川口駅)

最終更新日:2022/11/16

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2016年に開院した「きむら内科外科クリニック」は、西川口駅から徒歩6分。産業道路そばにある、アクセスが良い明るい雰囲気の入りやすいクリニックだ。20年以上この地域に住む木村院長は「患者さんを一人の人間として丸ごと診る、地域に根差した診療を心がけています」と話す。内科と外科にまたがる幅広い診療分野に加え、経験豊富な血管外科では下肢静脈瘤や足のむくみの診療に力を入れ、消化器や乳腺・甲状腺の診療もカバーする。「身近なクリニックで専門的な診察も受けられるようにしたい」と語る木村院長に詳しく話を聞いた。

(取材日2022年10月12日)

かかりつけ医として幅広い診療分野を備えたクリニック

開業されたのには、何かきっかけがあったのですか?

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私は大学病院で血管外科を専門にしていました。大学病院では自分の担当以外の病気についてはすべて他科の先生にお任せするというスタイルでした。しかし、地域の病院に移ってからは、内科と外科の区別なく、患者さんが抱えるいくつもの病気をまとめて一人の医師が診療することが求められました。お話を聞いていると病気のことだけでなく、家庭や仕事の問題が出てくることがあり、正しく治療をするためには、そのような患者さんの背景まで理解することが必要になります。人間は臓器だけでできているわけではなく、全部まとめて「人間」という存在なので、人間を丸ごと診る診療をしたいと次第に思うようになりました。この思いを実現するには地域密着の開業医が一番適していると考えて開業しました。私は20年以上近くに住んでいますので、なじみ深い場所にクリニックを構えられたのはうれしかったですね。

こちらのクリニックの特徴を教えてください。

当院には内科と外科をはじめ消化器内科、血管外科、乳腺外科とたくさんの診療科があるため、「先生は何人もいるのですか」と聞かれることがありますが、実はたった一人です(笑)。もともと私の専門は血管外科でしたが、地域の病院で胃、大腸、乳腺などの手術や抗がん剤治療、内視鏡検査を行うと同時に、内科系疾患も多く診療してきました。現在は皆さまのかかりつけ医として、内科と外科全般の診療を行うとともに、高血圧や高脂血症、糖尿病など生活習慣病の患者さんには治療と同時に生活指導を行い、内視鏡によるがんの早期発見にも努めています。また、専門的治療として血管外科で下肢静脈瘤や足のむくみの治療、乳腺・甲状腺の診療にも力を入れています。かかりつけ医として内科の慢性病はもちろん、急な病気やけがにも対応できると同時に血管や乳腺など専門的な診療も受けられることが当院の特徴ではないかと思います。

生活習慣病をはじめ内科の診療についてお聞かせください。

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当院は地域のかかりつけ医として、患者さんの生活習慣や家族構成も踏まえて診療し、内科では風邪や肺炎、腹痛といった急性疾患から高血圧、糖尿病、高脂血症、気管支喘息などの慢性疾患まで幅広く対応します。いくつもの医療機関に通っている方の中には、似た作用の薬が重なっていたり、あまり有効でない薬が長期間処方されているケースがあり、当院ではそのような不要と思われる薬を患者さんと相談しながら減らしていきます。生活習慣病に対しては単に薬を出すだけでなく、わかりやすい資料を使って、食生活や運動習慣の改善を促すよう心がけています。即日に結果が出る血液検査または超音波検査を利用して、迅速で正確な診断ができるように努めています。反射が少ない経鼻内視鏡を用いたり、鎮静剤で眠っている間に内視鏡を行うなど患者さんが検査を受けやすい工夫をしています。

血管外科など専門性の高い診療を提供

血管外科ではどのような診療を行うのですか?

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下肢静脈瘤や足のむくみの診療に力を入れています。下肢静脈瘤に対しては院内の手術室で日帰りのレーザー手術や特殊な接着材を用いたグルー治療、血管を薬剤で固める硬化療法など症状に合わせた先進の治療を行っています。足のむくみの原因は心臓・肝臓・腎臓など内臓の機能低下といった内科系の病気と下肢静脈瘤・リンパ浮腫といった血管・リンパ管の病気、薬の副作用、肥満など多岐にわたるため、何科を受診したら良いか迷っている方を多く見かけます。当院では内科の視点と血管外科の専門性を生かした診療を行うことで適切な診断と治療を行うことが可能です。むくみで困っていらっしゃる方はぜひご相談ください。

乳腺や甲状腺など女性に多い病気にも対応されるそうですね。

乳房の痛みや違和感を感じて心配になる方は多いと思いますが、その大部分はストレスなどによる女性ホルモンのバランス異常が原因です。不安な方は早めに当院で検査を受けて安心していただきたいと思います。マンモグラフィでは診断しづらい高濃度乳房でも超音波検査で適切に診断し、必要に応じて乳腺の組織を採取する精密検査を行っています。甲状腺腫瘍に関して乳腺と同様に超音波および組織検査を行うとともに、バセドウ病や橋本病といった甲状腺機能異常に対する内服治療も行っています。

消化器内科ではどのような疾患に対して対応できますか?

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検査の主役は内視鏡と超音波検査です。鼻から入る細い内視鏡を用いたり、眠っている間に内視鏡を行うなど患者さんの苦痛に配慮して検査を行います。内視鏡検査では、必要に応じてレーザー光を用いて、胃がんや食道がん、逆流性食道炎、胃潰瘍、ピロリ菌による慢性胃炎などを診断することが可能です。血液検査と腹部の超音波検査を行うことにより、肝臓・胆のう・膵臓などのがんに加えて、胆のう炎、膵炎、急性虫垂炎など緊急を要する病気の診断を迅速に行うことができます。

患者の生活背景まで考慮した総合的な診療をめざす

医師をめざされたきっかけは何でしたか?

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母が病気で亡くなったことが大きな契機でした。高校時代は理論物理に夢中で、当初は物理学者をめざしていたんです。私が大学受験の頃、母はすでに体調を崩していたのですが、父は私に心配させまいと、母の病気が末期がんということを黙っていました。現役で東京大学の理科I類という理工系学系と慶應義塾大学医学部に合格しました。進学先を迷いましたが、母の治療費がかかるということで東京大学を選びました。その後、改めて医師の道をめざそうと思い、予備校に通い、翌年に東京大学理科III類の医学系に合格しました。ただ、残念ながら母は私の合格を知る前に亡くなりました。その後、血管外科を専門にしたのは、大動脈瘤破裂など救命に一刻を争うような症例に役に立つ技術を身につけたかったからです。米国のジョンスホプキンス大学での2年間の研究生活は充実していましたが、やはり自分には手術のほうが合っていると感じ、帰国後は外科医を続けました。

診療の際に心がけていることはありますか。

患者さんが診察室に入って来られた瞬間から診察が始まると思っています。いつもと違う表情や歩き方を見れば、何か異変が起きているのはわかります。患者さんのお話を聞くとともに視触診をしっかりとするように心がけています。治療では単に薬を出すだけではなく、患者さんの食生活や生活習慣の改善も図っていきます。例えば、腰や足が痛い高齢者に対しては、鎮痛剤を出すだけでなく、診察室で患者さんと一緒に体を動かして筋トレの指導なども行います。薬が過剰に投与されているケースをよく見かけますが、本当に必要な薬だけを患者さんと相談しながら選んで、なるべく薬の数を減らすようにしています。

先生の健康管理や趣味についてお聞かせください。

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高校時代はラグビー部にいましたが、腰を痛めてしまい、大学からテニスに転向しました。医師になってからもテニスを続け、今は毎週近所のテニスクラブで気持ち良い汗を流しています。それだけでは運動不足と感じるので、週3回程度は近くの公園を3キロほど走るトレーニングも加えています。私が体調を崩せば患者さんの診療に影響が出ますし、当院のスタッフや家族にも迷惑をかけますので、健康管理には気をつけています。休みの日は妻と2人で関東近辺の温泉に出かけることがよくあります。妻は当院の運営を助けてくれているので、その感謝の気持ちも兼ねてという感じですかね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

細径内視鏡(胃カメラ)/(鎮静剤不使用)1万3200円、(鎮静剤使用)1万5400円、超音波検査/3850円~6050円

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