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かわぞえ歯科クリニック

かわぞえ歯科クリニック

川添正裕院長

医療トピックス

顎が鳴る、口を開けにくい、
顎関節症は歯科医院でしっかり解決

かわぞえ歯科クリニック

保険診療

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口を開くときに顎(あご)がカクカク鳴る、口を大きく開けづらい、そんな症状が気になることはないだろうか。実は6割ほどの人が数年で自然治癒するため、気づきにくいのが顎関節症である。顎の関節だけでなく骨を覆う筋肉にも負担がかかるので、顎から首や肩の凝りや痛みにつながることも。パソコンなどの作業中、集中して歯を噛みしめてしまうことも原因の一つにある。「かわぞえ歯科クリニック」では、日本顎関節学会にも参加する川添正裕院長が、丁寧な問診を行い、治療にあたっては患者一人ひとりの症状に合わせたスプリントと呼ばれるマウスピースを作製する。院内に歯科技工士が常駐しているので、急性症状の場合でも迅速な対応ができる。顎関節症の治療、マウスピースのこだわりについて川添院長に話を聞いた。(取材日2016年11月14日)

生活習慣や悪い癖が原因になることも。顎関節に照準を合わせたレントゲン撮影で精密な診断が可能

顎関節症とはどんなものですか? 原因、なりやすい年齢層は?

1 ▲明るくリラックスできる空間の「かわぞえ歯科」 顎関節症は、生活習慣や癖、また噛み合わせや歯ぎしりなどいくつもの要因が複雑に絡まって症状として現れます。症状とは、口を開け閉めするときにカクカクと音が鳴る、何か引っかかった感じがあり口が開きにくい、などです。歯と歯の間は1~2mm空いた状態が正常ですが、例えば力仕事や事務仕事の方、また運転中に歯を噛んだままの方など、特に力が強くなくても歯同士が接触しているだけで症状が出る可能性があります。最もなりやすい年齢は、歯並びがよく変わる9歳頃で、4人に1人が顎関節症状といわれています。その他の年齢では5人に1人といわれますが、痛みがない場合もあり、大体3年ほどで約6割の人は症状が消えるようです。

子どもに多いというのは驚きました。どんな診察を行うのですか?

2 ▲顎の関節に照準をあてたレントゲンも撮影できる まず問診と触診です。習慣、職業などをお聞きし、どれだけ口が開くか開口量の測定をして、骨自体の形を確認するためレントゲン写真を撮ります。全体がわかる一般的なものに加え、顎の関節に照準をあてた精密な写真を2方向から撮る場合もあります。その場合、一般的な写真も含めると3方向から診ることになり、より精密に診断できます。結果はすぐにお見せし、口の中でどんなことが起こっているのか、治療の方法、経過、ゴールまで丁寧にお話をさせていただきます。

治療はどのように進みますか?

3 ▲子どもも通いやすい歯科医院 昼間は自分で歯を離すことを意識して、夜の睡眠中にマウスピースを装着します。来院していただくのは、大体1~2週間に1回で、長い方だと数箇月に1回になります。当院では1~2ヵ月ほどで症状を緩和させて日常生活に支障のないようにすることをめざしていますが、その期間が過ぎても、あるいは原因と思われることを排除しても症状が十分に改善しない場合は、咬合調整といって歯を削ったり、かぶせ物を替えたりする可能性があります。ほかに自宅でのストレッチやマッサージも必要で、関節周辺の筋肉を伸ばす方法をお教えしています。また、うつぶせ寝や頬づえなど、顎を押さえるような癖があれば、やめていただくようお話しています。

こちらでのマウスピースのこだわりを教えてください。

4 ▲医院によってマウスピースも違うという 歯ぎしりを阻害するようなマウスピースはあまり良くないと思っています。歯ぎしり自体は体の生体反応で意味があるので無理に止めるのではなく、歯ぎしりをしても顎に負担をかけない形のマウスピースを作製しています。噛み合わせる面は平たくし、また症状のある側を少し高くして斜面を付け、噛んだときにもう片方に少し偏移するようにします。噛み合わせ自体が悪く、下顎が引っ込んでいる方には、マウスピースに前方に顎を誘導するような斜面をつけます。誘導する方向はその人の症状によって変わります。また素材はレジンなのですが、柔らかすぎず、かといって市販のものほど硬すぎずぎないものでこだわって作っています。

受診の目安は? また放っておくと心配なことはありますか?

5 ▲丁寧な説明が患者にも好評 人差し指、中指、薬指をそろえて縦にして口に入れば正常です。顎が鳴る程度なら大丈夫なことが多いのですが、「口が開かなくなる」「閉じられない」「痛い」など日常生活に支障が出るような症状があれば受診されたほうがいいですね。口の開閉には胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という筋肉を使うのですが、引っかかりがあるとそこに負担がかかり、そこから首へ、肩へと痛みや凝りが出たりすることがあります。顎関節症自体が虫歯や歯周病になりやすいことはないと思うのですが、口が開けにくいので、歯科治療が受けにくく歯磨きがしづらくなり、口内の状態が悪化する、他の病気を引き起こすということもありえます。

ドクターからのメッセージ

川添正裕院長

顎関節症は自然に治る方も多いので、積極的に勉強しているドクターは少ないかもしれません。受診前に、ドクターが日頃から顎関節症について知識を深めながら治療しているかなどを確認すると安心ですね。当院には歯科技工士が常駐しているので、急性症状の場合には翌日にマウスピースを作製することも可能です。私もスタッフも、顎関節症だけでなくどんな症状でもカウンセリングに力を入れ、患者さんに理解していただくことを大切にしていますので、何でもご相談いただきたいと思います。説明によって患者さんが自分の体の問題に「気づき」、それで症状が改善に向かうこともあるんですよ。

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