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吉田 雅樹 院長の独自取材記事

祐天寺おひさまこどもクリニック

(目黒区/祐天寺駅)

最終更新日:2020/05/12

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東急東横線の祐天寺駅から徒歩5分の「祐天寺おひさまこどもクリニック」。院長の吉田雅樹先生は、千葉大学医学部付属病院や国立成育医療センター、千葉県こども病院などにて、10年以上にわたって経験を積んできた小児科の医師。地域で暮らす人たちの子育てを支えるために、2016年9月に開業した。温かな自然光が降り注ぐ院内には、壁一面に太陽やかわいらしい動物たちのイラストが描かれ、ワクワクするような空間が広がっている。「クリニックは暮らしの一部。気軽にお越しください」とほほ笑む吉田院長からは、子どもたちを想う優しさがたっぷりと伝わってくる。そんな吉田院長に、小児科診療への想いや力を入れている予防接種のことなど、豊富な話題で語ってもらった。
(取材日2016年10月13日/再取材日2018年9月18日)

患者家族のライフスタイルに寄り添い、朝8時から診療

診療時間がとても長いのが特徴的ですね。

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共働きのご両親のお役に立ちたいという想いから、平日は午前8時から正午、午後4時から7時までを診療時間としています。というのも、午前8時からクリニックが開いていると、保育園などに預ける前に診療を受けることができますよね。インフルエンザなどの感染症の場合、完治後に「治癒証明書」や「登園許可書」を提出しなければならないこともありますが、朝イチで受診すれば、その日から預けることもできます。子どもにとっても必要ないお休みが1日少なくなりますし、親子にとって良いことかなと。それに、単純に早起きは健康にもいいですしね(笑)。

予防接種にも力を入れていると伺いました。

そうなんです。この20年ほどで予防接種は種類や回数が増え、複雑になってきました。子どもを授かったばかりの親御さんたちにとって、ご自分でスケジュールを組んでいくのは大変ですよね。そこで、なるべく無理のないスケジュールで、必要な予防接種が受けられるようにサポートしています。具体的には、初診は電話にてご予約いただきますが、次の接種までに1ヵ月程度ある場合、最初の接種後に予約を取っていただき、さらに予約の前日に「風邪をひいたり、熱を出したりしていませんか?」と確認のお電話を差し上げるようにしています。また、次の接種が数ヵ月先の場合は、母子手帳に予定を書いています。その場合も、予約を取る時期になるとお電話でご案内するようにしていますよ。ちなみに、平日午後2時30分から4時、土曜日朝8時から9時30分は、予防接種と乳幼児健診の時間としています。

スケジュールのほかに、どのようなサポートをされているのでしょう?

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まず、初回の電話での予約時に「何か質問はありますか?」と、親御さんに確認するようにしています。ごくまれに「ワクチンって本当に大丈夫?」などと疑問を持たれる親御さんもいらっしゃいますので、そのような場合は接種の前に一度来院いただき、質問などにお答えしています。親御さんのご希望も伺い、納得いただいてから、接種を進めていけたらと考えているのです。長年、小児科の現場で働いてきましたが、ワクチンが始まる前と今では、まったく状況が違うんですよ。ワクチンってすごいなと身をもって感じていますので、予防接種のことは当院にお任せいただき、安心して子育てに集中していただけるとありがたいですね。親御さんからは、「予防接種はとても大変と聞いていたのに、予約どおりに接種していたら気づいた時には終わっていた」とうれしい感想もいただいています。

ホームページには「おひさま子育てリレー」というコンテンツもありますね。

はい。「おひさま子育てリレー」では、先輩ママや僕からの後輩ママへのアドバイスや、後輩ママからのサンキューメッセージなどを掲載しています。核家族化が進み、ご近所との関係も希薄化した今、頼れる人がいなくて心細い親御さんも少なくないと思いますので、ぜひ参考にしていただけたらうれしいです。先輩ママと後輩ママをつなぎ、子育てのネットワークをつくっていけたらいいですね。

クリニックだからこそ、患者の日常感を大切に

先生が医師を志したきっかけを教えてください。

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僕が子どもの頃に通っていたかかりつけ医院の先生がきっかけです。いつも優しく穏やかな笑顔で僕を迎えてくださって、子どもながらに大きな安心感がありました。親にも「ほかの病院は嫌だ、その病院がいい」と言っていたほどです。母親から「将来何になりたい?」と聞かれて、無邪気に「その先生みたいになる!」と答えていましたね。不思議とそれが現実になり、今があるという感じです。その先生のことはいつも心にあったので、先生のように地域密着型のクリニックを開業したいという想いをずっと持ち続けてきました。それが実現できて、大きな喜びを感じています。

ということは、初めから小児科を希望されていたのですね。

実は違うんです。僕が憧れていた先生は小児科専門ではなく、年齢を問わず誰でも診てくれる「町のお医者さん」でした。もともと小児科の医師だったらしいのですが、開業してから内科も始めたそうです。なので、僕も先生のようにまずは小児科を勉強してから、内科に移ろうと考えていました。ところが、小児科にどっぷりはまってしまったというか(笑)。小児科が自分の性に合っていたようで、そのまま専門にすることにしました。勤務医時代は小児科の中でも腎臓を専門に、開業後は地域の子どもたちを広く受け入れるため、小児科全般を診療しています。長い臨床経験を生かしながら、かかりつけ医として、子どもたちに寄り添っていきたいですね。ちなみに、クリニックのロゴマークのタヌキはどう見ても私です(笑)。タヌキ先生とゆかいな仲間たちという感じで、皆さまをお迎えしています。

ずばり、クリニックで患者さんを診ることの魅力は何でしょう?

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大学病院などでの10年以上の臨床経験から思うことは、地域のクリニックは日常にあるもので、総合病院は非日常だということですね。患者さんにとっても、クリニックは外来で、総合病院は入院といったイメージがあるのではないかと思います。医師としても、総合病院では患者さんが仮に非日常の生活になってしまったとしても、まずは病気にしっかりと対応することが第一です。しかし、クリニックでは、患者さんの日常感を壊さないようにすることが大切だと思います。だからこそ、「ちょっと鼻水が出た」や「子どもの成長のことで少し相談したい」といった理由で、気兼ねなく立ち寄れるクリニックであり続けたいですね。

子どもたちを温かく支える太陽のような存在をめざして

小児科の医師としてやりがいを感じるときは?

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何よりも、子どもと会話したり、接したりする時間そのものが充実感をもたらしてくれます。内科などと違い、小児科ではほとんどが割と短い時間で治って、元気に「バイバーイ!」と帰っていくので雰囲気も明るいですね。そういう点も、僕に合っていたのかなと思っています。小児科の範囲は生まれてから15歳までで、その間の心身の変化はとても大きく、診療が難しいこともあります。ですが、その分だけ、やりがいも大きいと感じています。

お忙しい毎日だと思いますが、休日はどのように過ごしていますか?

僕は温泉と旅行が好きなんです。よく妻と一緒に、温泉に出かけています。お湯に漬かると気持ちよくリラックスできるので、いいリフレッシュになっていますよ。それに、温泉のもう一つの楽しみが、その土地のおいしい食べ物なんです。食べ歩きが好きなので、「食」も温泉に出かける大きな動機になっています。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

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院名にもある「おひさま」は、「太陽のようにお子さんを照らす存在でありたい」という願いを込めて私がつけました。地域の皆さんが気になることがあったら「どうしようかな?」ではなく、「とりあえずクリニックに行こう」と気軽に受診していただけるように、子どもたちを温かく支える太陽のようなクリニックをめざしたいですね。また、予防接種や健診なども、安心してお任せいただけたらと思います。心配なことがあれば、何でも声をかけてください。地域密着のプライマリケアを心がけていますので、例えば育児や発達の相談など、親御さんが困ったことを総合的にサポートしていきたいと強く思っています。今後、いろんな病気のことをお話しする勉強会なども行えたらいいですね。かかりつけ医として、近所にちょっと出かける感覚で足を運んでいただけるとうれしいです。

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