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小出 貴照 院長の独自取材記事

歯科オーラルクリニック エクラ

(日進市/星ヶ丘駅)

最終更新日:2019/08/28

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愛知県日進市の住宅街に位置する「歯科オーラルクリニック エクラ」。院内は白を基調としており明るく清潔感がある。小出貴照院長は、通いやすい雰囲気を意識して院内を設計したという。診療では、開業当初から全身の健康につながる予防歯科に着目。歯に関する情報発信も積極的に行っており、患者は歯科医師やスタッフを通して、さらには待合室のモニターを通して多くの情報を得ることができる。虫歯や歯周病を繰り返さない歯科治療を心がける小出院長に、クリニックの特色について語ってもらった。
(取材日2019年2月1日)

訪れるだけで歯に関する的確な情報が得られる場所に

こちらのクリニックを設計するにあたり、こだわった部分はありますか?

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患者さまのプライバシーに配慮して診療スペースをすべて個室にしました。そして、治療や予防など診療の目的に合わせ、院内を6つの空間に分けるゾーニングを行うなど、「また行きたい」と思えるクリニックづくりを心がけています。スタッフは歯科医師や歯科衛生士のほかに、管理栄養士や保育士、スマイルクリエイターという患者さまが笑顔で治療が受けられるよう促すスタッフが在籍しているのも当院の特徴です。待合室のモニターでは、歯に関する説明動画を毎月内容を変えて流しています。歯の治療に関する疑問点や予防歯科の大切さなど、患者さまが「知りたい!」と思える内容なので、来院するだけで歯に詳しくなれますよ。

院内感染防止のため、取り組んでいることを教えてください。

患者さまに安心して治療を受けていただくために、滅菌ゾーンをオープンにして処理を見ていただけるよう、「滅菌ゾーンの見える化」を行っています。また、診療時だけでなく院内で使用する水にもこだわり、院内で使う水を除菌するシステムを導入しています。歯周病治療の際にも活用し、患者さまの健康を大事にしていきたいと考えています。

診療における特徴はありますか?

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当院では、すべての患者さまを対象に口腔内の細菌検査を行っています。虫歯菌や歯周病菌などがどれくらい潜んでいるのかを、患者さまに顕微鏡を使って見ていただきます。皆さんびっくりされますよ。治療の経過とともに減っていく菌の数を実際に観察していると、定期的に歯をケアしたいという意識が高まります。また、当院では唾液の検査も行っています。この検査によって、虫歯や歯周病、口臭などの口腔トラブルのリスクや対策方法がわかります。診療前の問診票も細かく記載していただくので、それらの情報をもとに患者さま一人ひとりに合わせた治療計画を立てることができるのです。

歯科医院は健康を維持するために通う場所でもある

予防歯科についての小出先生の考えをお聞かせください。

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長く歯をもたせるためには、口腔ケアを行うと同時に、菌をコントロールしていかなければならないと考えています。治療後に予防を行うのではなく、虫歯、歯周病になる前に予防していくことが大切です。科学的かつ詳細な検査で菌の状態を調べて、除菌をしていく。言葉にするとシンプルですが、歯科医療でできることはたくさんあります。定期的に口腔ケアをして、歯石除去、クリーニングをすることはとても大事ですし、患者さまが正しい情報を得ることも大切ですね。例えば、歯が溶けてしまう“酸蝕症(さんしょくしょう)”という疾患があります。これは、酢やビタミンCを含む食品を毎日食べることで起こる場合もあるんです。当院では食生活に関する問診票を使って患者さまの状況を細かく把握し、あたかも個人セミナーのように、お一人お一人の状態について詳しく情報発信しています。

歯科治療のためだけでなく、健康のためにも通ってもらうということでしょうか。

そうですね。健康のために、患者さま自ら定期検診や、歯石除去、クリーニングに来ていただけるような歯科医院をめざしていきたいです。皆さん虫歯になったら削って治療して、また虫歯になって……と繰り返しがちですよね。それはなぜなのかと考えなければいけません。そのためにも、気づける場所が必要です。痛くなってから来てしまうのでは遅いですから、早期発見・早期治療への取り組みを、歯科医院として行っていきたいですね。予防歯科は歯科衛生士が主に担当します。彼女たちは予防のエキスパートとして、食生活に関する問診票から、患者さんの食習慣や口腔内トラブルのリスクを分析。どんな食生活がどんなトラブルを引き起こすかを説明・アドバイスして、患者さまの健康をサポートしています。

そのほか、クリニックで行っている予防のための取り組みはありますか?

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昔から虫歯予防というとフッ素が知られていますが、近年ではキシリトールが普及してきました。そして最近では、乳酸菌を用いて善玉菌を摂取することで免疫を高めて健康を維持することを目的とした考え方に注目が集まっています。当院では、虫歯菌や歯周病菌などを減らすクリーニングを行うほか、フッ素、キシリトールを用いるだけでなく、乳酸菌などのサプリメントも提案しています。悪い菌を減らすだけではなく、良い菌を増やし、細菌バランスを取っていくという考え方が今後大事になると思います。

インプラント治療やマウスピース型装置による矯正も

先生は歯科口腔外科がご専門ということですが、得意な治療は何ですか?

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大学病院の歯科口腔外科を経て、インプラントや矯正、審美を中心に提供している大規模な医療法人の歯科医院で10年以上臨床経験を積みました。現在は、他院からの紹介の患者さんを含め、多くのインプラント治療をしています。血液検査などの検査や診断は、大学病院の口腔外科でもたくさん経験してきましたので、インプラント治療の前にはきちんと全身の健康チェックをし、歯科用CTで顎の骨の状態や神経や血管の通る位置も正確に確認して手術に臨んでいます。徹底した衛生管理は当院の軸でもありますから、オペ室も大学病院と同じような基準で無菌状態を維持しています。また、痛みに配慮し、手術は半分眠ったような状態になる静脈内鎮静法で行います。何より患者さんの安心や安全が第一ですから、先進の医療機器は欠かせません。顎の骨を補う歯周組織再生療法も行っているので、難症例でも一度、ご相談いただければと思います。

インプラント治療だけでなく矯正の臨床経験も豊富なのですね。

歯列矯正では、ほぼマウスピース型の装置を使用して行っています。目立たない見た目や歯磨きのしやすさやだけでなく、先進技術で作られた精緻な装置を用いる点もメリットですね。22時間装着の必要がありますが、使用状態を色で判別するインジケーターがあるので、小さいお子さんがきちんと装着しているかどうかもお母さんがチェックできます。これまで私はワイヤー矯正を長く扱ってきたので、もちろんその技術も土台になっています。また、インプラントの治療技術を活用した矯正にも取り組んでいます。アンカースクリュー(歯科矯正用の小さなネジ状のスクリュー)を歯槽骨に埋め込み、それを基点にゴムやワイヤーをつけて歯を移動させていきます。スクリューを埋め込むと聞くと、怖いと思われるかもしれませんが、ごく小さな穴を開けるだけなので安心してください。従来のワイヤー矯正に比べると、移動させたくない歯まで動かしてしまうリスクが減ります。

読者へのメッセージや今後の展望などがありましたらお話しください。

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先ほどお話しした科学的な検査で口腔内を診た時に、「最近、疲れていませんか」と聞くと、患者さんは「確かに疲れやすいんです。どうしてわかるんですか」と驚かれます。口の中で悪玉菌が優位になると、カビが増えて免疫力が落ちます。口腔内環境が体の健康に及ぼす影響は、医科の先生方の間でも認識されていること。どんなに見た目をきれいに治療しても、悪い菌が多ければ再発してしまいます。当院では、「一度、治療した歯は再発させない」というのが、スタッフ間の共通認識。歯科医師ありきで進めるのではなく、歯科衛生士の意見も含めたチーム医療で各患者さんに合ったオーダーメイドな治療を心がけています。歯科衛生士も6人体制で臨み、再発防止と予防に注力していますし、女性歯科医師も在籍していますので、より患者さんの希望に沿ったサポートができると思います。今後も先進のテクノロジーを導入し、医療に還元していきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置による矯正/60万~(16~18歳)、80万~(18歳以上)、30万~(一期治療を終えた場合)、表側矯正(クリアブラケット)/80万円、歯科矯正用アンカースクリューを用いた場合/矯正費用+5万円、インプラント治療/1本35万円(そのほかに、手術時のガイデッドサージェリー費用が1本につき6~10万円かかります)、スポーツマウスガード/大学生まで 1万5000円~、大学生以上 2万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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