虫歯や歯周病で歯を失った時
自費での治療を選択するメリット
こもれび歯科
(町田市/淵野辺駅)
最終更新日:2024/08/01
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歯を欠損したとき、目立たない場所だと「どう治療するのが最善なのかわからない」と放置している人もいるかもしれない。確かに、保険診療、自費診療を含めてさまざまな治療法があり、迷うのも当然のことだ。「保険診療でも十分、治療はできます。一方、自費診療ならば使える素材を含め選択肢の幅がグンと広がります」と語るのが「こもれび歯科」の小橋敦彦院長だ。インプラントをはじめとした自費診療はどうしてもコストがかかるが、それに見合うメリットは期待できるのか。欠歯について治療を考えている人に向けて、小橋院長から役立つアドバイスを詳しく聞いた。
(取材日2024年5月23日)
目次
虫歯や歯周病で歯を欠損したらインプラントなどの自費診療を選択するのも将来を見据えた選択の一つ
- Q歯を欠損したときはどのような治療がありますか。
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A
例えば、保険診療でもブリッジ、部分入れ歯、総入れ歯などが選べます。同じ治療を自費診療でも行っていますが、セラミックなど選べる素材の幅が大きく広がります。義歯に関しては見た目が気になるならば、金属を使わない部分入れ歯であるノンクラスプデンチャーという選択も可能です。また、自費診療だと1回あたりの診療時間を長めに取り、じっくりと治療することもできます。その結果、通院回数が少なく済む場合もありますが、より緻密な型採りをするために逆に通院回数が増えることもありますね。
- Q欠歯に対して自費診療を選択するメリットを教えてください。
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A
もちろん、保険診療で使用する素材も素晴らしいもので、治療をした周辺の歯が必ずしも虫歯になってしまうということではありません。ただ、自費診療ならばより虫歯になりにくく、審美性も得られるような素材を選択できるメリットはあります。機能的にも審美的にも口腔内全体にとってよりプラスになるような治療をめざせるとも言えるでしょう。しかし、自費診療で欠歯を補ったからといって虫歯や歯周病のリスクがゼロというわけではありません。保険診療でも自費診療でも、しっかりとメンテナンスを続けることが重要です。
- Qインプラント治療に力を入れられているそうですね。
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A
当院ではより良いインプラント治療のため、これまで先進的な設備も積極的に活用してきました。例えば、最近、導入例が増えているサージカルガイドも2年前から使っています。サージカルガイドとは、患者さんの顎の骨を歯科用CTで3次元的に精査して作るインプラント治療専用のマウスピース型装置です。人工歯根を埋め込む角度、場所、深さなどを適切にガイドするための装置なので、患者さんにとってもより安心感のある治療と言えると思います。現在もフリーハンドでの治療も併用していますが、インプラント治療への不安が大きい患者さんなどはサージカルガイドを希望されることもありますね。
- Qインプラント治療が怖い人にはどのように配慮していますか。
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A
まず、どのような手術になるのかリスクも含めて詳しく説明して、十分に理解していただいた上で治療を始めるようにしています。それぞれの患者さんごとに不安を感じるポイントも違うので、何について心配しているのかを見極め、しっかりと解消しなければいけません。例えば、痛みについて気にしている人も多いので「手術中は麻酔をしているので、痛みについてそれほど心配する必要はありません。術後に痛みが出ることもありますが、痛み止めを飲んで対処できる程度だと思います」と具体的に説明するようにします。
- Q一方、保険診療を勧めるケースもありますか?
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A
料金的な負担をできるだけ少なくしたいという方には、やはり保険診療をお勧めしています。まずは保険で治療を行い、後日、余裕ができたら自費でしっかりと治療し直すというのも一つの方法です。ただし、いずれはインプラントにしたいと考えているならば、応急的にブリッジにするのは推奨しません。ブリッジのために欠損部分の両隣の歯を削ったことが無駄になってしまうからです。コストはかかりますが、将来的な負担を考えたら最初からインプラントにしておくというのも選択肢の一つと言えるのではないでしょうか。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/35万2000円~、ジルコニアセラミックス/12万1000円~、ノンクラスプデンチャー/11万円~