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小橋 敦彦 院長の独自取材記事

こもれび歯科

(町田市/淵野辺駅)

最終更新日:2024/03/13

小橋敦彦院長 こもれび歯科 main

町田市根岸に2016年「こもれび歯科」を開業した小橋敦彦院長。「患者との対話を大切に、痛みの少ない治療を心がけ、生涯のパートナーをめざす」をモットーに、虫歯や歯周病の治療、小児歯科からインプラント治療まで、幅広い診療に取り組んでいる。2023年からは「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」として在宅医療にも対応。治療の精度や安全性を高めるために、歯科用CTや光学印象といった先進の機器も積極的に導入する。口腔の健康を守るための予防にも注力し、予防歯科に大きな役割を果たす歯科衛生士の働きやすさに配慮していることも印象的だ。優しい笑顔で子どもから高齢者まで多くの患者に慕われる小橋院長に、クリニックの特徴や地域の歯科診療にかける思いなどを聞いた。

(取材日2024年1月29日)

歯や口腔の悩みに幅広く対応し、予防歯科に注力

クリニックの特徴を教えてください。

小橋敦彦院長 こもれび歯科1

患者さんとの対話を大切に、痛みが少ない怖くない治療を心がけ、総合的な歯科診療を行うことをモットーに2016年に開業しました。虫歯や歯の根っこの治療といった歯科一般から、小児歯科、歯周病治療、矯正治療、インプラント治療や入れ歯、審美歯科、親知らずの抜歯まで、口の中の病気や症状にオールラウンドに対応し、同時に、予防歯科により長期的に歯の健康を守ることをめざしています。2023年からは「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」として、在宅医療にも取り組んでいます。また、歯科用CTを導入し、総合的な診断や、インプラント治療、根管治療などさまざまな治療に生かしていますし、自費診療では型採りの光学印象も導入するなど新しい機器も積極的に活用しています。

どのような患者さんが多いのでしょうか。

小さなお子さんから高齢の方まで、幅広い方々に来ていただいています。患者さんの訴えは、歯が痛いという方に加えて、クリーニングやメンテナンスを希望する方やホワイトニングなど審美的なことが目的の方などさまざまです。最近は、虫歯になった前歯を白くしたいというようなニーズも多いですね。ただ前歯にセラミックを入れていても、奥歯が悪くなったら、前歯にも噛み合わせの負担がかかって、また悪くなっていきますから、気になる部分も含めて口の中全体を考えた治療が大切かなと思っています。

力を入れている治療を教えてください。

小橋敦彦院長 こもれび歯科2

予防・メンテナンスと、インプラント治療ですね。開業以来、定期的にお口の中をチェックして健康を維持していくための取り組みは特に重要だと考えて力を入れてきましたし、歯科衛生士による歯磨き指導も大人、子ども問わずにしっかりと時間を取って行います。歯が痛くなってから歯科を受診される方もいらっしゃいますが、実際に歯が痛い時には、すでに虫歯は結構進んでいます。また、神経を取った歯は痛みを感じなくなりますが、歯が割れやすくなり、元の状態よりかなり悪い状態になっています。ですから、現状では痛みを感じなくても、何かあるかもしれないと定期検診に来ていただくことは、自分の歯と一生付き合っていくためにも、とても大切なことだと考えています。

小児歯科や、精密なインプラント治療にも注力

インプラント治療にはどのような特徴がありますか。

小橋敦彦院長 こもれび歯科3

当院では、残念ながら歯を残せなかった場合には、インプラント、入れ歯、ブリッジなどの選択肢の中から、患者さんに適した治療方法を提供できるよう心がけています。特にインプラントは、周囲の歯に負担をかけず、お口全体の健康を守るために良い方法だと考えています。院内に歯科用CTを導入しているので、顎の骨や血管の状態を三次元的に把握し、適切な位置や方向にインプラントを埋入するためのガイドを使って、安全性に配慮し精度の高い治療に努めています。痛みや出血など患者さんの負担も軽減することが望めるので、安心して治療を受けていただきたいですね。もちろん治療後は、定期的なメンテナンスでお口の中をしっかりと守ることを心がけています。

子どもの治療ではどのような点を重視していますか。

できるだけ安心、リラックスしてもらうことですね。いきなり治療に入るのではなく「このような器具を使って、このようなことをするよ」と説明しながら練習をすることから始めています。ハロウィンやクリスマスのイベントを行ったりして、お子さんが歯医者に行くのを楽しいと感じられるような取り組みも大切にしています。また、私自身2人の子どがいるのですが、最初は泣き叫んでいた子が、だんだん慣れてくるようになると、何だか親目線で感動しています(笑)。そうやってお子さんの成長を一緒に見守っていける存在でありたいですね。早い時期から歯を大切にするという良い習慣をつけると、一生、口の中が良い状態で過ごせる可能性も高くなりますから、大切な時期だと思ってスタッフの協力も得ながら、予防や治療に取り組んでいます。

先生の診療方針について聞かせてください。

小橋敦彦院長 こもれび歯科4

患者さんの訴えを理解して、その期待に応えること、患者さんがその時点では気づいてないことも含めて、将来的に患者さんにとってプラスになることを提供することです。そのためにコミュニケーションを重視して、患者さんが何でも話しやすい雰囲気を心がけ、治療に入る前によく説明やカウンセリングを行い、選択肢をすべて提示して、希望に合った治療を提供できるようにしています。また痛みの少ない治療を心がけて、注射をする前に塗布麻酔を行ったり、電動の注射器を使ったりするなどの工夫をしています。やむを得ず歯を削らなければならない場合も、できるだけ削る量を少なくして、歯にダメージを与えないよう気をつけています。

スタッフとともに患者がリラックスできる歯科をめざす

歯科医師を志した経緯を教えてください。

小橋敦彦院長 こもれび歯科5

実は、高校生の頃は理系志望だったものの、将来の目標もはっきりとは決まっていなかったのです。ただ、親戚に医療関係者が多くいて「手に職をつけて、資格を取ったほうが良いのではないか」と勧められたこともあって、北海道大学の歯学部に進学しました。卒業後は一般の歯科医院に勤務して、経験を積み、また外部のセミナーなどにも積極的に参加して幅広い研鑽を積んでから、当院を開業しました。今は歯科医師として患者さんと接してきて、すごくやりがいを感じていますし、歯科医師を選んで本当に良かったなと思っています。

今後の展望について聞かせてください。

開業から8年を経て、長く通い続けてくださる方も多いので、予防的な管理を今まで以上に意識して強化していこうと思います。高齢になっても自分の歯でしっかりと噛み続けられるための念入りなサポートと、仮に歯を失った場合もインプラントなどの治療で、またよく噛めるようになることをめざし、それ以降の口腔環境の悪化を食い止めるための質の高い治療の循環をめざしたいですね。そうした治療が実現できるように、新しい医療機器の導入をはじめ、より患者さんにご満足いただけるような対応を進めていきたいと思っています。在宅医療も始めましたし、通院が困難になった患者さんも含めていろいろな形で地域のお役に立てればと思っています。

スタッフの方について教えてください。

小橋敦彦院長 こもれび歯科6

スタッフは本当に頑張ってくれていますし、仲が良いですね。当院は、診療時間が長いので、スタッフの人数も多く、それぞれの希望に合わせてシフトを組んでいます。勤務時間が短いスタッフもいて、さまざまな働き方に対応できるようにしていますし、新人への指導も丁寧に行っています。患者さんにリラックスしていただくには、こちらもリラックスしていることが大切。院内の雰囲気がギスギスしていると、患者さんにも伝わりますから、皆が働きやすい環境づくりも大切だと考えています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

自分の歯で食事や会話を楽しめるということは、人生を豊かに送る上でとても重要です。そのためには、悪いところがあるならしっかりと治して、健康なお口を維持していくのをめざしていただくのが一番良いと思います。悪くなってからでは、治療に時間も費用もかかりますし、口の中の問題が全身の健康に影響することもあります。忙しい方ほど、定期検診やメンテナンスに来ていただきたいですね。当院では、口の中の病気や症状にオールマイティーに対応し、生涯にわたりご自分の歯を使っていただけるような歯科診療の提供をめざしています。また歯科治療を通じて地域の皆さんが健康で豊かな人生を送れるようサポートをしたいと考えています。お口のことで痛みや悩み、お困りのことがあれば、気軽に相談に来ていただきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/35万2000円~、矯正/装置代+検査料:23万8500円~※症状の程度に応じて使用装置と費用が異なります、ジルコニアセラミックス/12万1000円~、ホワイトニング/4万4000円~

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