あらかわ歯科医院

あらかわ歯科医院

荒川 太郎院長

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石川町駅から2分、カフェや洋服店がひしめく元町ショッピングストリートのほど近くにある「あらかわ歯科医院」では、虫歯や歯周病治療などの一般歯科や矯正歯科に加え、インプラント、審美歯科、予防歯科まで幅広く診療を行っている。同院の荒川太郎院長は、患者の口腔内の現状から治療に必要な料金まで、事前にはっきりと伝えることを心がけているという。それは、歯科医師の義務を「患者が自発的に選んだ治療を進めること」「治療の方法を選ぶための情報を正確に伝えること」と捉えているからこそ。診察室の内装は樹木の茶色を基調とし、落ち着いた雰囲気が漂う院内について、「歯科医院というよりは美容室のようにと心がけ、おもてなしの空間にしたかった」という院長。そんな荒川院長に診療への考え方を聞いた。
(取材日2016年6月16日)

手先の器用さを生かして歯科医師の道に

―歯科医師になるきっかけは何でしたか?

高校時代の進路相談です。先生に将来に就く上で向いていそうな仕事を挙げてもらったところ、陶芸家、調理師、町工場の職人などといった手を動かす仕事が多く、その中に歯科医師や外科医も入っていました。僕は高校を出てすぐに職人として働くよりも、大学に進学したかったこともあり、歯科医師をめざし、昭和大学の歯学部に進学したんです。大学時代にしていた料理店での調理のアルバイトが面白く、飲食の道を考えないこともありませんでしたが、最終的に歯科医師の国家試験にも受かったので、今の道を選びました。

―開業するまではどのような経験をされてきたのでしょうか?

大学時代から、常に「治療がうまくなりたい」と思い続けてきました。振り返ると、学生時代は注意されても優しいものでしたが、研修医時代には本当に厳しく指導をしてもらいました。僕はどちらかというと、逆風が吹いていたほうが「何くそ」と頑張るタイプなんですね。なので大変な思いをバネにして研修を続け、その後は研究や教育よりも臨床に携わりたいと考え、2つの歯科医院で勤務医としての経験を重ねました。特に最初に5年間お世話になったクリニックでは、ずいぶん多くを学ばせていただきましたね。そして、うまくなろうと研鑽を続けるうちに、今のこの場所でクリニックをやらないかというお話をいただき、開院することにしたんです。

―治療するにあたって得意な点や、こだわっていることは何ですか?

治療の過程で、最終的なかぶせ物の前に入れる仮歯というものがありますよね。実は、それを作るのが得意なんです。そのために、歯を削る刃物であるバーや根管自動拡大器などの機材にもこだわっています。また、虫歯治療で小さな詰め物をする際に使うコンポジットレジンというプラスチックの樹脂や、接合に使うセメントの種類などにもこだわりがあります。要するに、基本的な道具を大事にしているということです。治療の中で特に奥の深さを感じているのは、噛み合わせの処置。人それぞれによって正解が違うという意味で、奥が深いんですよね。だからこそ、患者さんに「しっかり噛める」と喜んでいただけたらうれしいですし、満足感もあります。

記事更新日:2017/11/10


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