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山岸 貴洋 院長の独自取材記事

山岸クリニック相模大野

(相模原市南区/相模大野駅)

最終更新日:2019/08/28

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相模大野駅北口から徒歩2分、クリニックビル2階にある「山岸クリニック相模大野」は2016年に開院。車いすも余裕で入れるエレベーターを降りると、開放感あふれる快適なエントランスが広がる。相模原地区では数少ないという日本糖尿病学会糖尿病専門医、日本内分泌学会内分泌代謝科専門医である山岸貴洋院長は、北里大学病院で培った専門的な知識と経験を生かしつつ、親しみやすいクリニックをめざしている。季節ごとに変化するさまざまな魚と草花のアレンジが美しいアクアリウムや、エスプレッソマシンが置かれた居心地の良い待合室は、診療の待ち時間を癒やしのひとときに変えてくれるだろう。そんな同院のコンセプトや診療への思い、今後の展望などを爽やかな笑顔が印象的な山岸院長に聞いた。
(取材日2016年5月25日)

専門性を生かし、先進の治療を提供するクリニック

こちらは2016年4月に開院されたと伺っています。開院までの経緯を教えていただけますか?

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開院するまでは、北里大学病院の内分泌代謝内科で糖尿病と甲状腺疾患を中心に診療に携わってきました。相模原は糖尿病の患者さんが多い地域なのですが、専門のクリニックが非常に少ないところだったので、この地域で役に立てればと考えて開院しました。大学病院は患者さんの数がとても多いので、次の診察までの間隔が長くなってしまいます。糖尿病のような生活習慣病においては、間隔が長くなると生活の改善がしにくい方もいらっしゃるので、地域医療であれば、短い期間で患者さんを診ていけるのではないかと思ったことも、開院を決意した理由の一つになります。

専門性を生かした診療がこちらのクリニックのコンセプトといえますね。

専門性を発揮できる場所をつくりたかったんです。大きい病院や大学病院で自分がやってきた診療に近いことをもっと患者さんに身近に提供して、満足感を持っていただけるような場所でありたいと考えています。当院では糖尿病のコントロール指標であるHbA1cは約90秒で結果が出ますし、24時間持続血糖測定ができる機器も導入しています。初めて糖尿病と言われた方から1型糖尿病やコントロールがうまくいかない糖尿病の方の専門的加療まで、幅広く行っています。甲状腺ホルモンも迅速検査を行っており、その日の診療に反映できます。大学病院に勤務していた頃、症状が落ち着いた患者さんに「市中病院へ行ってくださいね」というお話をしても「専門の先生じゃないから嫌だ」「市中病院ではこれまでと同じ検査ができない」とおっしゃる方が多かったので、そういった患者さんに応えられるよう、その場で結果を見てアドバイスや診察ができる体制を整えました。

待合室には大きな窓とカウンター席もあって、院内はとても居心地が良いですね。

2

糖尿病や甲状腺疾患は病気と長く付き合っていくことが多い疾患です。そういった方たちが「こういうところならたまに遊びに来てもいいかな」と思ってくれるような場所になればと思って、あまりクリニックっぽい感じにしませんでした。自分が魚を見るのが好きだったり、珍しいものが好きだったりするので、水景デザイナーが作る水槽を置いてみたり、昼休みには自分がおいしいコーヒーを飲みたいという願望があったので(笑)、患者さんにも無料でご利用していただけるエスプレッソマシンを設置しました。また、クリニックのBGMもクラシックだけではなく、その日の天気や時間帯によって、気分が明るくなるような音楽や落ち着いたジャズにしてみたりと試行錯誤しています。

医師と専門知識を持つスタッフとのチーム医療

患者さんは以前から診ておられた方が中心ですか?

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糖尿病の患者さんは大学病院に勤務している時からの方もいらっしゃいますが、医師に食事に気をつけてとか、運動をしろとは言われるけれど具体的にどうしたらいいのかわからないとおっしゃって来院される方も多いですね。開院前は、健診で指摘されたとか、食事や運動療法だけを行っているような糖尿病の初期段階の方が多いのかなと思っていたのですが、実際にはインスリン治療をされている方や、妊娠糖尿病の方など想像以上に幅広い方が来院されています。来てくださる方に「こういうクリニックを探していた」と、おっしゃっていただけるのがありがたいですね。甲状腺疾患の場合は若い方も多いので、健診で「首が腫れていると言われました」と言って来院される方が多いですね。甲状腺の疾患を診ることができるクリニックが少ないということも開院後にわかったことです。当院はインターネットで予約ができるので、その点にも利便性を感じてもらえているようです。

こちらではスタッフの方も糖尿病の専門知識を持っていらっしゃると伺っています。

僕のほか、非常勤医師も日本糖尿病学会糖尿病専門医です。また、糖尿病の専門の知識を持つ看護師2人と管理栄養士1人が常駐し、大学病院で糖尿病や甲状腺領域の専門診療に携わっていた者もいます。3人とも患者さんの糖尿病セルフケアを支援する専門家ですので、医師に聞くような内容を聞いていただいても答えられますし、その方に応じた治療や食事療法においてもバリエーションを持ってお伝えすることができると思います。

先生が診療の際に心がけていることは何ですか?

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糖尿病に関しては、患者さん自身の治療に対するモチベーションを上げることが重要だと思っています。一度治療を中断してしまって、何年かして体調不良を感じて受診された時には合併症が進んでいる、という方もいらっしゃるので、そうならないよう心がけています。一人ひとりに合わせて伝え方を変えるようにしていますし、当院では僕と話す前に、管理栄養士か看護師と話をする時間を取っているんです。患者さんも何を言っていいのか、全部わかって来ているわけではないので、まずクリアにしていただいて、患者さんも医師もそれなりの時間で自分が言いたいことが言えた、指導したいことが伝えられたという状況になれるよう心がけています。

地域に信頼される身近な専門クリニックをめざして

先生が医師をめざされたきっかけを教えてください。

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父は田舎の開業医でその姿をずっと見てきました。24時間、呼ばれたら訪問するといったこともしていて、「大変だなあ」と子どもながらに思っていましたね。休みの時もあまり遊んでもらえませんでしたが、それだけ熱心に取り組んでいる姿や、町行く人が子どもである自分に対しても「ありがとう」って声をかけてくれたりと、父が人に必要とされている姿を見て、自然とこの道を選びました。

クリニックでオリジナルのサプリメントも取り扱っていると伺いました。

今はおいしいものがたくさんありますが、だからと言って栄養素が十分足りているかというと、なかなかそうではないので、ビタミンやミネラルなどの栄養素の不足を補うため、オリジナルのサプリメントも用意しています。アメリカなどでは、糖尿病患者へのカロリー制限をする際、栄養不足にならないようドクターがサプリメントを一緒に出したりします。足りない栄養素をサプリメントで補い、体調不良の改善につなげることで、質の良い生活を保っていただきたいと思いますね。もちろん強引に勧めたりはしません(笑)。興味を持っていただいた方にはご説明するようにしておりますので、気になりましたらお気軽にお尋ねください。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお聞かせください。

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一般内科の診療も行っていますが、当院の大きな特徴はやはり糖尿病と甲状腺疾患の患者さんに対して専門性の高い体制を整えていることだと思います。重症の患者さんにも対応できる体制は今後も維持していきたいと思っていますし、周囲の先生方からご紹介いただけたり、信頼していただけるようになって、患者さんに満足して帰ってもらえるようなクリニックにしていきたいですね。糖尿病治療においては、専門のスタッフがいますし、特殊な検査機器もありますので、それらの専門性を生かした質の高い治療をしていきたいと思います。この周辺には、甲状腺を診る先生が少ないこともあり、首の膨らみが気になるなど些細なことから、バセドウ病や橋本病などの治療が必要な方まで幅広く受け入れています。地域の皆さんに「糖尿病と甲状腺ならここへ行ってみようかな」と言ってもらえるような場所になれれば幸せですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

にんにく注射(ビタミン注射)/1800円~
※税込み価格となります。
※詳しくは医院までお問い合わせください。

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