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血管外科の専門家に相談
下肢静脈瘤治療と脚の皮膚のケアまで

湘南藤沢心臓血管クリニック

(藤沢市/湘南台駅)

最終更新日:2019/02/15

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血管が浮き出たような模様が出ている、だるさが取れない、皮膚がカサカサしてかゆみがある。足のこんな悩みは、静脈が拡張し、血管が逆流してしまう「下肢静脈瘤」という病気かもしれない。「下肢静脈瘤は知っているけれど、手術でしか治らないんでしょ」と思っている人もいるようだが、下肢静脈瘤の手術に多く携わってきた安西兼丈院長は「絶対に手術が必要なわけではない。日常生活の改善でも症状を軽くすることにつながる」と話す。安西院長に診断プロセスのほか、手術やストッキングを使った治療法を聞いた。(取材日2016年2月26日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q下肢静脈瘤について簡単に教えてください。
A

下肢静脈瘤とは、さまざまな理由で静脈が拡張してしまうために生じる症状です。多くは表在静脈の弁が壊れ、血液が逆流してしまうことが原因です。弁の破壊には体質や立ち仕事などの生活習慣、妊娠・出産によるホルモンが影響していると考えられています。初期の症状は「足が痛い」「足がつる」「だるい」などが代表的なものですが、次第に血管が浮き出たり、ぼこぼこしてきたりといった見た目の変化が表れ始めます。かゆみや皮膚炎などを伴うこともあります。適切な治療を受けずに放っておくと症状は悪化しますので、早めに血管外科を訪ねることが大切です。

Qどんな治療方法がありますか?
A

治療法の1つに「生活習慣の改善」があります。腹圧をかけない、マッサージをする、立ちっぱなしの時間を減らすなどを心がけながら日常生活を送ることが大切です。また他の治療法として「医療用の弾性ストッキングの着用」があります。これは、特殊なストッキングをはいて足を圧迫することで、表在静脈の血液の逆流を抑えていく治療法。立って活動している間に着用すればよく、症状の悪化の予防が期待できます。見た目の症状が出る前に着用を始めるといいでしょう。しかし弾性ストッキングの着用は完全に症状を改善させるというものではありません。根本的な治療をするためには「レーザー手術」が有効だとされています。

Qレーザー手術までの流れと時間を教えてください。
A

レーザー手術は部分麻酔をかけて行う手術で、所要時間は片足で30分前後。術後はリカバリールームに移って30分から1時間ほど安静に過ごしていただき、医師による診断で問題がなければ帰宅していただけます。特に当日の活動制限もありません。手術前にはコーディネーターによるカウンセリング、医師による診断、超音波検査、レントゲンや心電図、採血などの術前検査を受けていただくことになります。術後は弾性ストッキングを1ヵ月後ほど着用していただく必要があります。また血管が浮き出た痕に関しては、当院に併設された皮膚科で治療することも可能です。治療回数は大きさなどにより異なります。

検診・治療START!ステップで紹介します

1初診でカウンセリング(20~30分)

専用のスカートに着替えた後、コーディネーターとカウンセリングルームへ移動。コーディネーターが、症状や痛み具合、家族構成、既往歴、アレルギー、いつどんな時に痛むのかなど、さまざまな観点からヒアリング。足を触りながら「カサカサしているけれど、かゆみもあるのではないですか?」などと質問を投げかけることで、もれのないよう症状を聞き出す。

2医師による診察

コーディネーターが聞き取った内容を医師へ伝えた後、医師による診察がスタート。下肢静脈瘤の症状と治療の選択肢、手術を選択した場合のメリットとデメリット、手術の手順、手術以外の治療法などについても、絵や写真がふんだんに盛り込まれたオリジナルの文書を使って説明している。

3超音波検査

股から下の部分にジェルを塗りながら機器をすべらせ、血管の拡張や流れ、血栓の有無などをチェック。「ここの血管が逆流していますね」など患者に説明もしているという。時間は約15分。手術を受けることになれば同意書に記入し、レントゲンや心電図、採血などの術前検査と手術の日程を決定する。

4弾性ストッキング(手術以外の治療法)の説明

蒸れ防止のためにつま先が出るようになっていること以外、見た目は通常のストッキングに近い。ポイントははき方だという。足(ひざ下)に適度に圧をかけるように着用することが大事で、ストッキングを上に引っ張り過ぎたりしわができたりすると足を圧迫し過ぎてしまうという。上手なはき方をレッスン。

5手術と経過観察(手術を選択した場合)

紙パンツと手術着に着替えた後、手術台へ。部分麻酔を打ち、BGMのかかった手術室で開始。手術時間は片足で30分程度。術後は包帯を巻いたままリカバリー室で30~60分ほど過ごした後に帰宅。当日の活動制限も特にないそうだ。術後は1ヵ月ほど弾性ストッキングを着用し、1週間後と1ヵ月後、3ヵ月後、半年後に来院するのが一般的。

ドクターからのメッセージ

安西 兼丈院長

足がつる、だるい、痛いという症状を放置しておくと、血管が浮き出るなど見た目の変化も生じてきますので、早めに受診してください。皮膚炎だと考えていた皮膚のカサカサも、実は下肢静脈瘤だったということもあります。なかなか治らない場合は血管外科を訪ねてみるといいでしょう。患者さん一人ひとりに合わせてよりよい医療を提供する「テーラーメイド医療」をめざす当院では、手術日や通院回数なども積極的に相談に乗ります。お気軽にお越しください

自由診療費用の目安

自由診療とは

レーザー治療/5000円~(術後に静脈瘤の跡を消す場合)

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