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東海林 忍 院長の独自取材記事

川越豊田町クリニック

(川越市/川越駅)

最終更新日:2020/04/01

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JR埼京線・東武東上線川越駅から徒歩20分、車で10分弱の、閑静な住宅街に2015年11月に開院した「川越豊田町クリニック」。住宅をリノベーションしたという院内は、天井が高く広々としていて、清潔で明るい印象を与える。院長の東海林忍先生自身がクリニックのイメージカラーとして選んだ黄緑色とオレンジ色が内装に親しみやすさも加え、安らぐような空間であるといった印象。東海林先生ははつらつとした笑顔と丁寧な心配りで相手をリラックスさせてくれるような優しい人柄が伝わってくる先生だ。 専門の糖尿病内科では、患者の生活習慣から共に改善していく姿勢を示しつつ、地域に根差した幅広い診療を行っていきたいという思いも語ってくれた。
(取材日2015年12月17日)

一人ひとりの患者に合わせた治療を目指す

この地域で開業された経緯を教えていただけますか。

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妻が川越出身で、川越が住みやすい街だということを以前から知っていた、というのが大きな理由です。静かなところで自然も多く、良いところだと思いました。駅からは少し離れていますが、周りは住宅街で、患者さんからは、「この辺りに病院がなかったので先生が来てくれてよかった」と言っていただけることが多いです。その気持ちに応えて、地域に根差した診療を続けていきたいと思っています。来院される方もやはり近所の方が多いです。

こちらのクリニックの患者層はどういった方が多いでしょうか。

年齢層で言いますと、若い方から高齢の方まで幅広くいらっしゃいます。どちらかというと高齢の方が多いと思いますが、お子さんがいらっしゃることもあります。小児科は専門ではないですが、風邪などの一般的な病気の場合はお断りせずに診ています。当院は一般内科と糖尿病内科を標榜していますが、今のところ糖尿病の方は2割くらいです。8割は他の内科の疾患の方です。風邪などで、近所から歩いて来院される方が多いです。

ご専門の糖尿病内科とは、どのような治療が主になるのでしょうか。

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糖尿病は血糖値が高くなる病気ですが、それに伴っていろいろな症状が起こります。神経障害、動脈硬化などを非常に引き起こしやすい病気です。そのため、合併症をなるべく起こさないように治療していくということが大切になります。まず患者さんの状態を把握するために、血液検査や合併症が無いかどうかの検査を行い、患者さんの生活習慣や身長・体重といった、さまざまな要素から治療を考えていきます。一人ひとりの患者さんに合わせて治療していくのです。薬物療法から始まる方、食事療法や運動療法から始められる方もいます。心臓病がありそうな方の場合は循環器内科の先生に紹介して診ていただいたり、目に症状が出ることもあるので眼科の先生とも協力したり、いろいろな科の先生と仕事をすることが多い科でもあります。

じっくり時間をかけて患者の生活習慣を知る

糖尿病の治療では、食事や普段の生活の管理も大切になってきますよね。

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当院では管理栄養士さんと面談して頂き、患者さん一人ひとりと一緒に考えてもらっています。今後は集団で「糖尿病教室」のような、糖尿病の基礎的な知識を学ぶ機会も設けたいと思っています。糖尿病の基本的なことを多くの人に知っていただくことは大切だと思います。日常生活の不摂生等で糖尿病になった方は、良くなったと思ってもちょっと油断するとまた悪くなる方もいます。健康を意識し続けることは大切なことです。

糖尿病の治療に興味を持たれたきっかけは何だったのですか。

大学病院で勤務時は、消化器内科と糖尿病内科の診療に携わっていました。消化器内科は病気を発見し、治療をしていくやりがいはありました。糖尿病内科は、患者さんが健康な人と変わらない日常生活を送れるようにサポートしていく医療にやりがいを感じました。大学病院での勤務が長かったのですが、開業したいという思いはずっとありました。患者さんが多いので、診察時間をあまり長く取れないことが多かったです。開業してからはゆとりをもって診療できて嬉しいです。長い時は20分や30分お話を聞くこともあります。患者さんの生活習慣を詳しく聞けるのは良いですね。

先生が診療において心掛けていることは何でしょう。

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患者さんの病気を治すことを第一に考えて診療にあたるということです。悪い状態の人がよくなっていくことに、やりがいを感じます。糖尿病は合併症が多い疾患ですので、合併症を起こさないようにすること、また、もし合併症が起こってしまって、生活する上でなるべく一般の人に比べて不利にならないように管理していくことを、心がけています。また、糖尿病の治療は他の科の先生と協力することが多いので、連携を大切にしています。幸い埼玉県や川越市では医療連携を推進していますので、診療に困ることはありません。

気軽に何でも相談できる地域に密着したクリニックに

最初に医師を志したきっかけは何でしたか。

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子どもの頃に、近所の公民館で友人と遊んでいるときに大怪我をして、救急車で運ばれたことがありました。小学校一年生の頃でした。ちょうど年末で、救急隊の方がいろいろな病院をあたって頂いたのですが、5〜6軒断られてしまって。救急隊の方と病院の窓口との会話が救急車に乗っている間、聞こえてくるのです。子どもながらに悲しくて、、でもその中で、唯一診察してくれた先生がいらして、その先生に感謝したというのが、最初のきっかけでした。その先生とは数年後、偶然スーパーでお会いしたことがありました。私が中学校に上がる前くらいでしたが、まだ私のことを覚えていてくれて、それでさらに憧れる気持ちが大きくなったのかもしれません。

プライベートで楽しんでいる趣味などはありますか。

月曜日と水曜日の午後が休診ですが、月曜日は千葉の別のクリニックで在宅診療をしています。また、水曜日の午後は川越駅の近くの病院で糖尿病外来を行っています。そのため、月曜日から日曜日まで働いているので、今のところプライベートな時間はあまりありません。今は仕事が趣味みたいなもので、子どもと過ごす時間が唯一仕事以外で楽しんでいることです。

在宅診療にも関わっていらっしゃるんですね。

そうですね、在宅診療にも興味はあります。ただ、現状では難しいですが、将来在宅診療も行っていきたいと思います。別のクリニックで在宅診療をさせてもらっていることは、そのための勉強にもなると思っています。

最後にメッセージをお願いします。

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糖尿病に関係なくても、具合の悪い方は気軽に来ていただきたいと思っています。お子さんからご高齢の方まで、来てくださった患者さんは可能な限り診察します。糖尿病内科を標榜していると、糖尿病じゃないとだめなのかと思っていた、という方がけっこういらっしゃいます。一般内科の診療も行っていますし、他の専門医の診療が必要な場合はきちんとご紹介します。糖尿病の専門医はわりと何でも屋なのです。合併症の多い病気なので、幅広く診療できる医師が多いです。専門分野でなくても何かあれば相談していただいて、地域に貢献出来るクリニックにしていけたらと思います。

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