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松川 裕樹 理事長の独自取材記事

松川デンタルオフィス

(大阪市阿倍野区/天王寺駅)

最終更新日:2019/08/28

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大阪メトロ・御堂筋線の天王寺駅より徒歩1分、交通至便な立地に「医療法人明星会 松川デンタルオフィス」はある。まるでホテルや高級サロンのような空間で美しい眺望を目前に、治療を受けることができる歯科医院だ。完全予約制のため待つこともなく、1時間という時間を歯科医師とじっくりと過ごすことができる診療スタイルをとっており、精密な治療のための設備もそろえている。そのすべては「80歳になっても28本すべての歯を残す」という目標を実現するため。「当院は、本気で自分の歯を守りたい、そのためにできることをすべてしたいという患者さんの思いに向き合い、応えるためのクリニックです」そう話してくれた松川裕樹理事長の瞳の奥には、歯科業界への熱い思いが秘められていた。
(取材日2018年9月20日)

自分の歯をなくしたくないと願う人のためのクリニック

とても便利な場所にある、美しいクリニックですね。

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ありがとうございます。この辺りは、僕が子どもの頃から遊んで過ごしたなじみのある土地なんです。当時はもっと下町っぽい風情がある街だったのですが、最近ではすごくきれいな街になりましたね。交通にも便利な街ですし、いろいろなものが集まる場所になってきたのかなと思います。当院は7階にあり、チェアから外の景色が見えるようになっているのですが、夕方くらいになるとライトアップされた景色が見えてとても美しいです。歯科医院というと、暗い、痛い、怖いというイメージをお持ちの方も多いと思います。ですから、当院はできるだけ快適に過ごしていただけるように、院内のインテリアにもこだわっていますので、安心して来院していただければうれしいです。

開業にあたって、この土地を選んだのはなぜですか?

ここに開院を考えたのは、勤務医をしていた時の経験からです。梅田のクリニックで働いていたのですが、大阪の南のほうにお住まいの方が、天王寺や“ミナミ”という大きな街を通り過ぎて梅田まで治療にいらっしゃるんですよ。定期的な通院が必要なのにもかかわらず、わざわざ遠くのクリニックに足を運ぶのはなぜか? その答えはやはり、歯科に対しての興味があり、要求の高い患者さんが納得できる歯科医院を求めているのではないかと考えました。それなら、僕が大阪の南で、皆さんに納得してもらえる治療を提供する歯科医院をつくれば患者さんにとっても、より通院しやすいのではと思い、あべのハルカスのオープンに合わせて開院しました。

どんな患者さんがいらっしゃるのですか?

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場所柄もありますし、クリニックの雰囲気をご覧いただいた方から「審美歯科を中心にやっているの?」と聞かれることも多いのですが、実際にはそんなことはありません。当院は「本気で自分の歯を残したいと願う人」のためのクリニックです。さまざまな理由で「歯を抜かなくてはいけない」と言われた時に「はい、いいですよ」と答えられない人、「抜かない方法がないか探したい」と本気で考えている人に来ていただいています。そのため、「保険の範囲でいいから、さっさと治してほしい」という方には、残念ながら合わないクリニックだと思います。とにかく僕は「お金や時間がかかっても、自分の歯をなくしたくないと願う人」を本気で助けようと思って治療をしています。

設備を充実させ、精密な検査と治療に努める

松川デンタルオフィスの特徴はありますか?

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とにかく、歯を抜かない方法がないかを徹底的に考えることです。実際に僕は、1年を通して2本程度しか抜歯をしません。だから、自分が「誰のどこの歯をどうして抜いたのか」を完璧に覚えています。僕にとって抜歯をするというのは、歯科医師としての敗北なんです。他の方法はないか、もっとできることはないのか、といつも考えますね。ですから、必要な検査をすべてして、試すべきことをきちんと試します。また、歯を残すためには精密な治療が必要なので、そのための歯科用CTやマイクロスコープなど医療機器もしっかり準備をしています。もちろん、毎年予算を割いて、必要なものを常にバージョンアップしています。

治療の特徴はありますか?

当院は1回目から治療を始めることはありません。長ければ、治療を始めるまでに2ヵ月ほどいただくこともあります。外科で手術をする時のことを考えてほしいのですが、受診して、いきなり「手術です。今からやります」と言われることはありませんよね? それと同じで、歯科治療にも前準備が必要です。具体的には、まずは保険診療内で歯周病の治療をします。口の中の状態が良くなってから、初めて治療に移ります。土台ができていないのに治療をしても意味がありません。最初に丁寧な準備をすることで、治療後の歯を守ることにもつながりますし、患者さんにとっては治療方針を理解していただき、心の準備や必要があれば治療費の用意をする期間にもなります。

自費診療を受けられる方が多いのでしょうか?

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当院は圧倒的に自費診療をご希望の方が多いです。保険診療を行わないわけではありませんが、材料などの問題もあり、保険の範囲内ではどうしてもできないことがたくさんあります。ですから、正直、お金はある程度かかります。ただ、そこは患者さんのライフスタイルや価値観で決めることだと思いますので、無理強いをすることはしません。保険の範囲での治療を受けたければ、それができるクリニックはたくさんあります。でも、その逆で「お金も時間もかけていいから歯を抜きたくない」人のためのクリニックは少ないです。だから、僕はそういう方たちのためのクリニックをやっています。

歯科業界を変え、日本の治療水準を世界レベルに

そのように考えるようになったきっかけは何ですか?

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医療というものは、すべて患者さんのためにあるべきだと考えています。現状の保険制度では、多様化する患者さんのニーズの一部しか満たせないと考えています。保険制度を変える、というのも一つの手段ですが、道程としては果てしないですね。一人の歯科医師としてできるのは、こうして自分にできる最良の治療を提供することだと思い至ったのです。

先生が歯科医師になって、良かったと思うこと、大変なことを教えてください。

正直に申し上げますと、「手先が器用だからいいかな」というくらいの気持ちで歯科医師になりました。しかし、実際に歯科医師になって仕事をしていると、自分には向いているなと感じることが多いです。自分に向いていると思う仕事に就けたのは、すごく良かったことだと思いますね。大変なことは、勉強し続けなくてはいけないことです(笑)。自分でクリニックをやっていると、休みがほとんどないのですが、貴重な休みも勉強会に費やされていきます。たまに「もっと楽な生き方もあったかな?」と思うこともありますね。でも、そうやって学んだことが患者さんへと還元されていくんだと思うとやる気が湧くので、やっぱり向いているんだと思います。

最後に、先生の今後の展望を教えてください。

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僕は、今の歯科業界を変え、治療レベルを世界基準まで引き上げたいと思っています。悪くなったから抜く、そこにインプラントを入れるという治療ではなく、できる限り削らず、抜かず、自分の歯を残していく。なぜなら、歯は再生しないのだから。そういった治療が当たり前になる時代が来るように、僕はこの身を捧げようと思っています。そして、そんな僕を見た後輩たちが歯科医師の仕事に誇りを持ち、いい仕事をして、歯科医師を魅力ある仕事にしていってほしい。やらなければいけないことは多く、時間は限られています。僕たちの時代には無理かもしれない。それでも未来のためにやるべきことに取り組んでいきたいです。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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