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若い女性にも増えている顎関節症
放置するデメリットとは

初石デンタルクリニック

(流山市/初石駅)

最終更新日:2021/01/20

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  • 自由診療

物を噛むと顎関節や咀嚼筋に痛みを感じる、口の開け閉めをする時に顎関節からカクカク・ゴリゴリと音がする、口が大きく開かなくなるなどの症状に心当たりはないだろうか。急性症状を放置しておくと慢性症状に移行することも多い顎関節症は、近年若い世代の女性にも増えているといわれる。こうした顎関節症をはじめ、顎を動かしたり口を開けたりする際の痛みや違和感がある時に行うのが、噛み合わせの治療だ。噛み合わせ治療という言葉は、最近よく聞くようになったが、実際にどのような治療を行うのか知らない人もいるのではないだろうか。そこで噛み合わせなど、顎関節の分野の専門的な知識や技術をもとに治療にあたる「初石デンタルクリニック」の増田一郎院長に詳しい話を聞いた。 (取材日2020年7月3日)

顎が痛い、噛むと音がする、口が開かない顎関節症。専門的な診療技術と豊富な経験で行う噛み合わせ治療

Q良い噛み合わせ、悪い噛み合わせとはどんな状態なのでしょうか?
A
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▲噛み合わせの良しあしには顎の骨や関節の動きが関わる

普段何か物を噛むときは、上の歯と下の歯が合わさるのですが、実際には顎を動かすことで上下の歯を動かしています。このため、噛み合わせでは顎の骨や関節の動きが重要です。「良い噛み合わせ」とは、歯並びがきれいといった見た目だけでなく、顎の関節の動きと歯が噛み合う位置のバランスが取れ、噛む機能が備わっている状態です。一方、「悪い噛み合わせ」とは、顎が楽に動ける位置ではないところで関節が動き、歯がきちんと噛み合っていません。顔の形が一人ひとり違うように、顎の骨の形や動きもまた、それぞれ異なるので、噛み合わせ治療ではその人に最適な顎の動きと噛み合わせを考え、0.01ミリ単位で細かい調整をしていきます。

Q噛み合わせが悪いとどのような症状やトラブルが起きますか?
A
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▲顎関節症が引き起こす身体的トラブルも多い

歯に影響するトラブルでは、歯が欠ける、ぐらつく、噛むと歯が痛いなどの症状が起こります。歯が丈夫だと、噛む力を歯のトラブルとして逃すことができず、顎関節に影響が出ます。例えば、顎の関節音が鳴る、口を開けづらくなる、といった症状のほか、口を開ける時に痛みが出て、最終的には口が開かなくなるという症状が起こることも。こうした症状が「顎関節症」です。顎関節症では、顎関節が動く時に筋肉も無理な動きをするようになるので、肩や首、腰の筋肉に症状が出ることもあるようです。また顎関節症で音が鳴る場合、常に変な関節の音が刺激として加わるので耳鳴りが起きるケースも見られます。

Q噛み合わせ治療では、どのような検査や診察を行うのですか。
A
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▲骨や筋肉に異常がないかCTで確認

まずレントゲンや歯科用CTで、顎の骨や筋肉に異常がないかを確認しますが、中心になるのは、視診と触診です。顎の骨が楽に動ける位置を指の感触で調べていくことが重要です。実際に患者さんがどう感じているか、どこの場所がつらいのかなど、感覚的な部分がとても大事なので、歯科医師の診療技術や経験によるところが非常に大きくなります。そもそも患者さんに「顎の力を抜いてください」と伝えても、うまく力を抜ける人は少なく、顎の骨の診察は難しいのです。私の場合は、顎の骨や筋肉、関節の動きを診る上で、古武道で脱力を学んできた経験も少し役立っているのではないかとも感じています。

Q診断がついた場合、どのような治療を行うのですか。
A
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▲治療は顎の動きや上下の歯の接触する位置を一致させることが目標

治療方法は症状によって異なりますが、顎の動きを調べ、顎が楽に動く位置と、上下の歯が接触する時に最大面積になる位置を一致させることが一番の目標となります。具体的には、歯並びや歯の形に合わせて顎の骨を削る顎変形症の手術と、顎の骨の形に合わせて歯を調整する方法があります。手術は大ごとになるので、歯を調整するほうが多いですね。当たりすぎている場所を削ったり、当たっていない部分に足したりして、顎の骨が楽に動く位置に合わせた噛み合わせをつくります。噛み合わせの悪さの程度がひどく、その状態になってからの期間が長いほど、治療期間や回数は増えます。また、歯並びにアプローチする歯列矯正が必要になる場合もあります。

Q治療の際に気をつけていること、工夫していることはありますか。
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▲できるだけ歯への負担が少ない治療を心がける

大切にしているのは、患者さん自身が納得されない限り治療は行わないということです。噛み合わせの治療は保険適応にならないことが多く、時間もかかります。治療中は、今までと異なる噛み合わせとなり違和感を感じる方も少なくありません。そこで症状や治療のことをよく理解してくださる方、根気よく治療を続けられる方にしかお勧めしていません。また治療の際は、噛み合わせや歯の状態に応じて、歯への負担ができる限り少ない治療方法のご提案を意識しています。外科手術が必要な場合は連携している大学病院に、責任を持ってご紹介します。

ドクターからのメッセージ

増田 一郎院長

噛むと音が鳴る、口が開けづらい、開けると痛いなど顎関節症に悩む方は増えているようです。顎関節症の原因はさまざまといわれていますが、当院では主に「噛み合わせがずれている」「顎関節が変形している」ことが原因で起こっている顎関節症の治療を行っています。歯並びはもちろんのこと、その方に最適な顎関節の動きを考慮して治療方針を決定しています。私は、顎関節症や噛み合わせの診療をライフワークとして取り組んでいますので、お悩みの方はぜひご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

噛み合わせの治療/3万円〜

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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