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増田 一郎 院長の独自取材記事

初石デンタルクリニック

(流山市/初石駅)

最終更新日:2020/07/03

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都心への交通の便と、住みやすい地域性を両立する東武鉄道東武アーバンパークライン沿線。その中にある初石駅から徒歩5分ほどの所に、2015年秋オープンしたのが「初石デンタルクリニック」だ。ブラウンを基調とした内装の待合室は、サロンやホテルのフロントのような落ち着いた雰囲気を醸し出している。診察室は明るい個室が3つ用意されており、他の患者を気にせず治療を受けることができるだろう。「何を治療するにも、主訴だけでなく何が原因で悪くなっているのかをしっかり考え、適切に処置することが大切です」と語る院長の増田一郎先生に、診療方針や、専門としている義歯や噛み合わせ・顎関節症などについて詳しく話してもらった。
(取材日2015年11月2日)

確固たる意志と方針を持つ歯科医師のクリニック

落ち着いた雰囲気のクリニックですね。

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ありがとうございます。実は内装等には特にこだわりがなく、ブラウン系の落ち着いたイメージで、と業者さんにはお願いし、内装に合わせた家具を選びました。本当は医療自体のクオリティを患者さんには評価してほしいのですが、患者さんは実際に受診するまで、診療の質の高さについてはわからないですよね。内外装を整えることで、きちんとした医療を行っているクリニックなんだと患者さんに思ってもらえることを狙っています。また、見た目が良いだけというような、羊頭狗肉にならないように日々努力をしています。

特徴的なロゴマークをお使いですが、こちらにはどのような意味が込められているのでしょうか?

はい。歯科医院ですと、シンプルに歯をモチーフに使っているところが多いのですが、それだけだと他のところと一緒になってしまいつまらないな、と思ったので、いろいろなものを組み合わせてみました。真ん中のギザギザは古代文字の「歯」から日頃のケアに欠かせない歯ブラシ、そして東洋・西洋を問わず昔から医療や再生の象徴といわれているヘビ、これらを組み合わせたデザインにしました。人間のやることには完璧ということはないので、完全な円ではなく一部途切れさせることで不完全さを表しています。もちろん、より完璧に近い医療をめざして診療を行いますが、より良い状態を保つには、患者さんご自身の努力も大切です。

こちらにいらっしゃる患者さんの年齢や性別、症状に傾向はありますか?

以前ここで開業されていた先生がご高齢の患者さんに受けが良かった方だったので、患者さんも引き続きいらしているシニア層の方が多いですね。入れ歯でうまく噛めないですとか、歯石の除去のために来院される方が多いようです。私の得意分野が噛み合わせと入れ歯なので、ここ最近は噛み合わせの専門治療を受けたいとおっしゃる方もいらっしゃいます。夜になると、お勤め帰りの方も来てくださいます。まだ開業してあまり時間がたっていないので、これからもう少し変わるかもしれません。

患者さんに接する際、最も心がけていらっしゃることはどのようなことでしょうか?

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患者さんを「お客さま、患者さま扱い」しないことです。僕たち医療関係者は、物を買ってもらってお客さまに「ありがとう」と言う仕事ではなく、相手のために何かをして「ありがとう」と言われる仕事です。医療や教育が聖職と言われているのはこのためだと思います。だから、こちらから極端にへりくだる「患者さま」という態度は違うな、と。もちろん、それは患者さんをぞんざいに扱うということではありません。あくまで医師と患者、それ以上でもそれ以下でもないフェアな態度を取るよう心がけています。医師と患者さんは人間としては対等ではありますが、医療現場においては対等ではないと考えています。治療方針として心がけていることは、「時間とお金がかからず、最も多く歯を残す」ということです。そのためには早期発見・早期治療から始まって、患者さんが気になっているところ以外にも気を配り、ご本人が意識していないところも診るようにしています。

何が問題なのかを見極め、適切な処置を行う

ご専門の治療分野についてお聞かせください。

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噛み合わせに関することです。良い噛み合わせとは、顎の関節の動きと歯の噛む位置のバランスが取れているという状態です。そうすると、見た目が良くなるというだけでなく、噛む機能がしっかりと備わります。治療方法を細かく説明すると難しくなるのでここでは割愛しますが、0.01mm単位の細かい調整をしていく治療です。口をあけると音が鳴る、口が開けづらい、開けると痛い、開かない、などの顎関節症は最近増えてきました。何百人と患者さんを診てきた私の経験上、噛み合わせの治療をすると、顎の関節の負担が減ることにつながるので、顎関節の症状の緩和が期待されることが多いです。

入れ歯についてはいかがでしょうか。

噛み合わせの治療がしっかりとできるようになると、詰め物やかぶせ物、入れ歯などの補綴物の治療精度が飛躍的に上がります。そのため、義歯も得意な治療の一つなんです。義歯については、まだ開業したばかりということもあって、既に入れている義歯のメンテナンスをしにいらしている方のほうが多いです。実は義歯には治療用の義歯と本格使用のための義歯があるんです。どういうことかといいますと、今の義歯があっていない患者さんに本格使用できる極めて精度の高い義歯をいきなり装着してもらっても、その精度の高さに慣れずうまく噛めないんです。そのため、本格使用を目的とした義歯を使用していただく前に、現在お使いの義歯を「本格使用のための義歯」に慣れるための義歯としてメンテナンスしていくことから始めています。

印象深い患者さんとのエピソードはありますか?

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開業してからも、遠くから通っていただいている患者さんですね。どこの歯科医院に行っても治らないということで、以前勤めていたクリニックの頃から来ていただいている患者さんが何名かいらっしゃるのですが、開業してからもわざわざ神奈川や東京など遠くから通っていただいていることは本当にうれしいことですね。

良い補綴物を作るため院内技工をできるようにしたい

先生が噛み合わせをご専門にされたのは、どのようなきっかけからでしょうか?

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実は、当初僕は小児歯科医師をめざしていたんです。高校生の時、近所で電柱にしがみついて「歯医者さんは嫌だ!」と泣き叫んでいる子を見まして、そういう子が怖がらずに歯科医院へ行けるような、そんな歯科医師になりたいなと。しかし、勤務医時代に師事していた先生が入れ歯と噛み合わせの専門家で、噛み合わせに興味を持ちました。噛み合わせの治療は、技術の習熟に時間を要するうえに、インプラント治療などと異なり、収入が低くなりがちなんですね。そういったこともあり、噛み合わせ治療をメインにしている人は多くないんです。そのような専門分野なんですが、他の人がやっていないことを僕がやったほうが特徴がでて面白いなと思い、この道を選びました。

今後の展望についてお聞かせください。

技工士さんと一緒に仕事をして、院内技工ができる歯科医院にしていきたいと思っています。今は信頼できる技工所へ、かなり細かい指示を出して作ってもらっているのですが、やはり自分の目で見られるのが一番ですから。そのためには今の場所だとスペースが足りないので、将来的には移転か分院を出すこともあるかもしれないと考えています。技工室を持って、それからまた分院をつくるかどうかを考えようと思っています。まだ開業したばかりですので、少し先の話ではありますが。

何を基準に歯科医院を選べばいいのでしょうか?

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是非とも見た目にとらわれず、治療の質を基準に選んでいただきたいですね。昔、良い歯医者と言われていたのは、「安くて・早くて・歯が入る」という治療をしているところだと言われていたそうです。質の高い歯科治療というのは、なぜその箇所が痛くなったのか? ということをしっかりと考え、口の中全体を見て、根本的な原因を解決してくれる治療だと思います。一方で、患者さんは根本的に治療するためには、時間と期間もかかるということも念頭に入れておいていただきたいですね。また、自費診療をすると良い材質での治療ができると思われている方が多いように思います。しかし、自費診療の良いところは材質が良いというだけではなく、歯科医師が保険診療よりも手間暇をかけてくれるということでもあるんです。歯科医院を選ぶ際には、内外装や機材などのハード面だけではなく、技術などのソフト面を重視した方がいいかなと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

噛み合わせ治療/3万円~

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