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村尾 宗太 院長の独自取材記事

ムラオ歯科クリニック

(足立区/竹ノ塚駅)

最終更新日:2026/06/19

村尾宗太院長 ムラオ歯科クリニック main

竹ノ塚駅東口から続く商店街を抜けて歩くこと約7分の「ムラオ歯科クリニック」。このエリアで生まれ育った村尾宗太院長が2015年に開業して以来、妻の村尾真悠子先生と二人三脚で一般歯科から小児歯科、予防歯科、インプラント治療、審美歯科、摂食指導まで、幅広く診療にあたっている。宗太院長が特に力を入れるカウンセリングでは、医療者と患者の橋渡しとなるTC(トリートメントコーディネイター)を取り入れ、丁寧にカウンセリングを行っている。患者が求める理想の口内環境づくりに尽力している宗太院長に、たっぷりと話を聞いた。

(取材日2026年1月28日)

誰もが安心して通える、地域の歯科クリニックをめざす

このエリアご出身の宗太院長は、地域密着型の診療を行っているそうですね。

村尾宗太院長 ムラオ歯科クリニック1

はい、私は歯科医師になった当初から、いずれは生まれ育った竹ノ塚の皆さんのための歯科クリニックを開きたいと考えていました。そこで、勤務医時代は一般的な歯科クリニックや自由診療専門の歯科クリニック、歯科口腔外科専門の歯科クリニックと、さまざまな場所で多分野を診る力を養ったんです。開業にあたっては、「すべての方に安心して通っていただける、地域密着の歯科クリニック」であることをコンセプトに掲げました。その一環として院内はバリアフリー設計とし、キッズスペースも設けているので、ご高齢の方や車いすやベビーカーをご利用の方、子育て中のお母さん方にも安心してご来院いただけるかと思います。当然のことながら衛生管理も徹底しており、滅菌機は品質にこだわったものを導入しました。

診療科目が幅広いのも特徴ですね。

勤務医時代の経験を生かし、一般歯科から小児歯科、矯正歯科、審美歯科、予防歯科、インプラント治療や親知らずの抜歯といった歯科口腔外科分野まで、幅広く対応しています。お子さんから高齢者まで患者さんの層も幅広いということですね。また、設備面を充実させている点も当院の特徴ですね。最近ではマイクロスコープを導入しました。診療ユニットは1、2階合わせて7台あるのですが、各診療ユニットに大型のモニターを設置し、説明時に活用しています。初診時では必ず撮影して、患者さんにご自身の口の中がどうなっているのかを目で見て理解していただけるようにしています。その後治療を進めていく中でも撮影して、ご自身の変化を見てもらいます。

診療方針についても聞かせてください。

村尾宗太院長 ムラオ歯科クリニック2

患者さんの負担を減らすことを重視しています。そのためにも歯科衛生士と連携の上、できるだけ治療が必要にならないように、あるいは再治療にならないようにして、検診やクリーニングでしっかりフォローします。例えば、昔は定期検診のクリーニングも上下の歯で日にちを分けていた歯科クリニックも多いと思いますが、ご高齢の方で口を開け続けるのがつらい人以外は、1度に行っています。治療でも、その日にできる処置をきちんと行い、同時進行でできる治療があれば行うなど、できるだけ少ない通院回数で工程を終えられるよう取り組んでいます。患者さんには患者さんの生活や都合があり、何度も何度も通えるほど、時間に余裕がある人は少ないですからね。

丁寧なカウンセリングをもとに整った口腔環境をめざす

カウンセリングについて、具体的にどのように行っているのか教えてください。

村尾宗太院長 ムラオ歯科クリニック3

初診では、必ずTCが患者さんのお話を伺います。TCとは、医療者と患者さんの間に立ち、双方にとって満足のいく治療を進めるための橋渡しをする専門スタッフのことです。当院での勤務歴の長い歯科助手がメインで、サブで歯科衛生士2人も担当しています。実際のカウンセリングでは、TCが専門的な内容をかみ砕いてわかりやすく説明しながら、患者さんのお悩みや、どんな口の状態をつくるのが理想かといったご要望をじっくりと聞き取ります。患者さんからヒアリングした情報をしっかりと歯科医師に伝え、安心して治療を受けていただけるように環境をつくるのもTCの役割です。治療についてご不明な点やご不安な点があれば、TCに何でもお話しくださいね。

TCが入ったことで何か変化はありましたか?

初診と2回目までは基本的に1時間ほどカウンセリングに時間を使っています。TCに、患者さん自身がどういう口内をめざしたいのか、そのためにどんな選択肢があるのか、さらにメリット、デメリットについて説明してもらいます。患者さんにも自分がどうなりたいかを考えていただくことが多いです。当院ではTCは担当制で、一人の患者さんの担当になったら基本的にはずっと担当していくため、患者さんとの信頼関係も築けます。また、何か聞きたいことがあればTCだけの予約を取っていただくことも可能です。治療に入る前にTCから話をすることで、スムーズに計画がまとまり、患者さんが求めている治療に優先して取りかかれたりするので、メリットを感じていますね。

審美歯科にも取り組んでいらっしゃいますね。

村尾宗太院長 ムラオ歯科クリニック4

はい。審美歯科とは、本来の見た目である白い歯を再現することをめざす、セラミックの詰め物やかぶせ物を使った治療分野のことで、自由診療となります。保険診療のいわゆる銀歯の治療は、口を開けた時に目立つだけでなく、金属アレルギーの原因や長期間経過すると隙間から虫歯菌が入り虫歯につながりやすいなどの問題もありますが、セラミック治療は、そうしたリスクの軽減が期待できます。自由診療のため費用が高くなりますが、その分、メンテナンスに対して前向きになってくださる方が増えたと思います。お伝えしたいのは「痛くなったら歯科へ行く」という考えから、「定期的にメンテナンスに通う」という考えへと意識を変えるのが大切だということです。そのほうが後で口のトラブルが起こりにくくなり、最終的にかかる費用面の負担も少なくなると考えています。こうした内容も、TCが間に入って説明してくれるので、患者さんの不安も軽減するようです。

摂食指導にも取り組み、地域住民の健康を守る

摂食指導も行っていますね。

村尾宗太院長 ムラオ歯科クリニック5

そうですね。高齢になり摂食嚥下機能が低下して食事に不安のある方や、障がいなどの影響で経管栄養を行っているけれど、少しでも口から食べたいと希望される方、そうした方々のご家族などを対象に、専門の歯科医師を招いて摂食指導を行っています。まず、実際に食べる様子を見せていただき、飲み込む機能のどの部分に問題があるのかを判断して、状態に合わせた指導をします。指導をお願いしている先生から私と妻も手法を学んで、将来的には自分たちでもできるようにしたいと考えています。障がい児の場合、脳性麻痺を抱えている患者さんやダウン症の患者さんは、飲み込みなどが難しい場合があるので、サポートしています。摂食指導は、訪問診療では多いと思いますが、当院のように外来で行っている歯科クリニックはかなり少ないと思います。そのため、障がい児施設からの紹介で来院されることが多いですね。

今後の展望をお聞かせください。

基本的には大きな方針に変わりはありませんが、クリニックとしては、毎年何か1つ新しいことを取り入れることを意識しています。今年は、少し前から力を入れている小児の口腔機能療法の指導などを増やしていきたいです。唇を閉じる力や口内での舌の正しい配置や動かし方などを身につけるためのサポートを行うのですが、口腔機能が正常かどうかは歯並びにも関わってくるので、子どもの時から取り組むことが大事なんです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

村尾宗太院長 ムラオ歯科クリニック6

人は高齢になり、歯を失くして初めてその大切さを知ります。入れ歯の数を減らし末長く自分の歯で食事ができるようにサポートしていくのが歯科医師の役割です。ぜひ、かかりつけの歯科クリニックを作り、日頃から自分の口内を健康に保つためにメンテナンスに意識を向けてみてください。私たちは、歯のメンテナンスをバックアップできるよう、クリニック全体で取り組んでいます。歯の健康を支えていくことをめざしていますので、気になることがあれば気軽にご相談いただきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正/70万円~、インプラント治療(1本)/40万円~、オールセラミッククラウン/8万円〜、オールセラミックインレー/6万円〜

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。