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土井 博史 院長の独自取材記事

つばさデンタルクリニック

(大阪市生野区/寺田町駅)

最終更新日:2024/04/08

土井博史院長 つばさデンタルクリニック main

生野小学校すぐそばにある「つばさデンタルクリニック」は、歯科医師だった祖父や両親から影響を受け、同じ道を志した土井博史(ひろふみ)院長が2015年に開業。子どものうちから健診に通う習慣をつけてほしいという思いから、おむつ替えシートやベビーカーが通れるスロープを設置したり、子どもが楽しんで通えるようキッズクラブ制度を導入したりと、子育て世代が通院しやすい工夫を施している。力を入れているカウンセリングでは歯並びや噛み合わせなどの重要性を説き、「大切なのは“今”だけではなく“80歳”」と、将来を見据えた歯科診療を提供する土井院長に話を聞いた。

(取材日2018年8月27日)

子どももママ・パパも通いやすい工夫を

こちらに開業した理由を教えてください。

土井博史院長 つばさデンタルクリニック1

もともと祖父がこの地で歯科医院を開業しており、祖父が亡くなって以降は同じく歯科医師の母が週3回ほど診療していたんです。そうした流れから2015年、院名も含め全面的に変えて当クリニックを開業しました。院名を「つばさデンタルクリニック」としたのは、もともと私が「羽ばたく」というイメージが好きだったからなんです。「患者さんとともに、みんなで一緒に羽ばたいていく」という意味を込め、“つばさ”という名前をつけました。

クリニックの特色は何でしょうか。

何かに特化しているということはなく、お子さんからご高齢の方まで幅広い年齢層の患者さんにご来院いただいております。その中でも小児歯科診療には力を入れており、子どものうちから健診に通う習慣をつけてほしいという思いがあって、0歳・1歳・2歳と小さいお子さんをお持ちのお母さん方でも通いやすい歯科医院をめざしています。施設面ではトイレにおむつ替えシートを設置したり、ベビーカーや車いすでも来院しやすいよう入り口にスロープをつけたりしています。

2023年5月に院内のリニューアルをされたそうですね。

土井博史院長 つばさデンタルクリニック2

はい、そうなんです。ありがたいことに多くの患者さんにご来院いただけるようになりました。今ご来院いただいている患者さんがより快適に通院できるようにしたいのはもちろん、これから新しく来ていただく患者さんに長く通っていただけるようにしたいと思い、院内の改装を行いました。

リニューアル後はどのようなクリニックになったのでしょうか。

いくつかあります。まず、チェアの数を3台から4台に増やしました。患者さんの待ち時間を減らし、可能な限りスピーディーに診療を終わらせるために増設をしました。また、それにあたり、現在キッズスペースのある場所にチェアを置かなければいけなくなったのでキッズスペースの場所も移動しました。お子さん連れの患者さんも快適に来ていただきたいと思っているのでキッズスペースはなくしたくなかったんです。そして、入り口のスロープをより緩やかなものに変えました。以前のスロープは少し急なものになっていると感じていたため車いすの患者さんもより使いやすく、安全にご来院いただけるようになったと思います。

噛み合わせや歯並び含め「口全体」を診る診療

小児患者の治療の際に工夫していることを教えてください。

土井博史院長 つばさデンタルクリニック3

うそはつかない、ということです。よく保護者の方でお子さんに「痛くないよ」と言う方がおり、私から「それは言わないでください」とお伝えしています。歯科治療は痛いこともあります。そして治療中に痛くなった瞬間に押さえつけられるなどの経験がトラウマとなり、歯科医院が嫌いになってしまう子もいます。私は正直に「少し痛いけれど頑張ろうね」と話していますね。そして私は“母子分離”が基本だと思ってますので、子どもさんが一人で座れるようでしたら、お母さんは待合室で待機してもらいます。あとはちゃんとできたら褒める、これも基本です。最初から上手にできる子、練習ではできても本番ができない子などさまざまですが、その子に合わせて進めさせていただいています。また、当院では口の筋肉の発育を促すための取り組みも診療の中で行っており、その一環としてあいうべ体操というものにも取り組んでいます。

「あいうべ体操」とはどのようなものでしょうか。

「あ・い・う・べ」と口を動かす体操で、お子さんはもちろん嚥下機能が低下したご高齢の方もぜひやっていただきたいものです。この体操は口周りの筋肉の正常な発育を促すこと、人間本来の呼吸法である鼻呼吸を促すことが一番の目的です。人間の成長に必要な2大要素は食事と呼吸。お子さんの中には明らかに口で息をしている子も多く、「あいうべ体操」を推奨しています。これで歯並びが良くなるということではなく、こうした動きを意識して口周りの発達を促すことで、結果としてより良い歯並びをつくっていければ、というもの。まだまだ一般的ではありませんが、私としては全国の保育園・幼稚園、小中学校で取り入れてほしい体操ですね。

一般患者についてはいかがですか。

土井博史院長 つばさデンタルクリニック4

できる限り痛くない治療を提供できるよう、例えば麻酔を体温程度まで温めることで痛みを感じにくくするなど、工夫させていただいています。あとは基本的なことですが、患者さんの気持ちを考えながら診療することです。歯科医師である私だけでなく、患者さんにも頑張っていただかないと「良い治療」にはなりません。私だけがやる気になっても、患者さんがその必要性を感じていなければ結局は絵に描いた餅にしかなりませんし、治療後にもいろいろなトラブルが起きやすくなってしまうと思うからです。待たなければいけないときは待つべきだと思いますし、そうした意味でも患者さんの気持ちやその度合いを見極めながらやっていくべきだと考えています。

長く口の健康状態を保つためにカウンセリングにも注力

カウンセリングにも力を入れていると伺いました。

土井博史院長 つばさデンタルクリニック5

カウンセリングの時間を1時間ほど設けています。初診で来られた方で「歯が痛い」など緊急の主訴がある方は治療を終えてからですが、口腔内のエックス線写真なども撮らせていただき、「こことここは治療したほうがいいですね」など、実際のお口の状況を見せながら説明しています。また私は噛み合わせ治療を専門としており、噛み合わせがとても重要だと考えております。ただ単に虫歯だけを見るのではなく、歯並びや噛み合わせなどで負担がかかっていないか、口の中全体を通してどうやったら歯を長持ちさせられるのかを常に考えています。噛み合わせはすぐにどうにかなるものではありません。しかし何十年と負担がかかることによって「80歳になった時にどうか」といった視点で考えると、その負担を軽減するためにも噛み合わせは重視すべきだと思います。

今後の展望を教えてください。

子どもからご高齢の方まで幅広い患者さんにお越しいただいていますが、すべての患者さんに対して「何ができるか」と考えたとき、やはり大切なのは食事ではないかと思うんです。ですから今後はカウンセリングルームを活用し、食事や栄養指導もやっていきたいと考えています。現在は月2回ほどは何らかのセミナーや勉強会に出席しています。新しい知識や技術の習得も大切ですが、新しいものばかり追い求めていくとぶれてくるとも思うので、入れ歯一つにしても基本の技術をレベルアップしてより良いものを患者さんにお届けできるよう取り組んでいきたいと考えています。

読者へのメッセージをお願いいたします。

土井博史院長 つばさデンタルクリニック6

当クリニックに限らず、積極的に歯科医院に通っていただければと思っています。初期の虫歯や歯周病にはほぼ自覚症状がありませんので、歯を守るために、痛くなくても定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることが大切。メンテナンスの頻度や内容など、詳しくは別の記事やホームページでもお伝えしております。また、健診の受診率の低さも課題ですが、定期的に健診へ「行きさえすれば大丈夫」と思っている方もいらっしゃるのが実情です。もちろん健診に行くことはとても重要ですが、本当に一番大切なことは日々のケア。虫歯や歯周病など口内の疾患の原因のほとんどは、歯ブラシの使い方や日常生活にあると思っています。一人でも多くの方に正しい歯の磨き方を身につけてもらうのはもちろん、まだ日本では浸透しきっていないデンタルフロスを習慣にする人を一人でも多く増やしていきたいと考えておりますし、それが私たち歯科医師の役割だと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/6万円~
※別途、診断管理料や処置料がかかります。

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