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性感染症は男女関係なく
泌尿器科でしっかりと治療を

すがわら泌尿器科・内科

(横浜市港北区/綱島駅)

最終更新日:2025/09/22

すがわら泌尿器科・内科 性感染症は男女関係なく 泌尿器科でしっかりと治療を すがわら泌尿器科・内科 性感染症は男女関係なく 泌尿器科でしっかりと治療を
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性感染症は性交渉の経験があれば異性間であれ同性間であれ誰もが罹患し得る。SNSでの出会いも盛んな時代の中で、「風俗店に行ってないから自分は心配ない」などという油断は禁物だ。男性は排尿に異変が出やすいため、泌尿器科を受診して発覚するケースも多いという。「最近女性の感染者が急増していますが、自覚症状が出にくいので注意してください」と注意を呼びかけるのが「すがわら泌尿器科・内科」の菅原草院長だ。女性にとっても、性感染症を数多く診てきた泌尿器科クリニックを受診するメリットは大きい。性感染症の基本知識、検査や治療など、なかなか聞けないけれども知っておきたいポイントを詳しく教えてもらった。

(取材日2024年12月13日)

性感染症は性交渉経験がある人ならばリスクあり。男女で服用する薬は同じなので泌尿器科に相談を

Q泌尿器科ではどのような性感染症を診ているのですか。
A
すがわら泌尿器科・内科 豊富な経験を持つ院長が診療にあたる

▲豊富な経験を持つ院長が診療にあたる

性器クラミジア感染症、淋菌感染症、梅毒などの従来の性感染症の他、最近目立っているのがウレアプラズマ、マイコプラズマなどの新種の菌による性感染症です。男性は排尿時の痛み・違和感、陰茎からの膿などの症状から泌尿器科にかかり、性感染症であることがわかる例も少なくありません。一方、女性はおりものが増えるなどの症状はありますがわかりにくく、知らないまま妊娠して子どもに経産道感染を引き起こすこともあります。男女ともに進行するまで放置していれば不妊症を引き起こす例もありますが、自覚症状が少ない女性のほうがよりリスクは高いですね。

Q女性も性感染症が心配な時、泌尿器科を受診できるのですね。
A
すがわら泌尿器科・内科 ウェブ問診対応。プライバシーを重視している

▲ウェブ問診対応。プライバシーを重視している

当院でもかつては性感染症の患者さんはほとんどが男性でしたが、現在は約3割が女性です。女性の場合、膣の内側の粘膜を軽くこすって分泌物を採取する検査が必要ですが、婦人科だけではなく泌尿器科でも行っています。当院では採取検査をする際には必ず2人の女性看護師を配置するなど、患者さんが嫌な思いをすることのないように配慮しているので気軽に利用してください。男性は生殖器と尿道が一緒なので性感染症の症状が出やすく初期段階からの治療に結びつけやすいのですが、女性は重症化するまで知らずに性交渉を続けていることも少なくありません。まん延防止のためにも、気になるようならばできるだけ早く受診しましょう。

Q性感染症はどのような検査や治療を行いますか。
A
すがわら泌尿器科・内科 指示どおりにきちんと検査・治療を進めることが大切だ

▲指示どおりにきちんと検査・治療を進めることが大切だ

男性ならば尿、女性ならば腟分泌物を用いたPCR検査を行います。梅毒の可能性がある場合は、さらに血液検査を実施。どの性感染症だったとしても陽性ならば抗生物質の服用による治療を開始します。3週間以降に再検査をして陰性になっていれば治療は完了です。ただし、近年は耐性菌も多くなっているので1回目の治療で対処できないケースもあります。そのようなときは抗生物質の種類を変更して、さらに3週間以降に再検査という流れで、陰性になるまで継続していきます。淋菌感染症では点滴や筋肉注射で抗生物質を投与することもありますが、ほとんどは飲み薬のみの治療となります。

Q適切に治療をすれば、性感染症は完治が期待できるのですね。
A
すがわら泌尿器科・内科 パートナーとともに治療を進めることも重要

▲パートナーとともに治療を進めることも重要

はい。耐性菌が増えているので一筋縄では行かないこともありますが、適切な薬を選択すれば完治が望めます。ご自身のためにもパートナーのためにもしっかりと治療に取り組んでほしいと思っています。耐性菌をつくらないためには、ターゲットとなる細菌に対して適切な抗生物質を必要最低限投与することが大事です。男女とも飲む薬に変わりはありませんし、数多くの性感染症を診てきた泌尿器科クリニックを選択するメリットは大きいと思います。「何種類も薬を飲んでいるのにまったく治らない」というときは薬の見直しが必要と考えられます。気になることがあれば、ぜひご相談ください。

Q近年、患者層などで変化を感じることはありますか。
A
すがわら泌尿器科・内科 患者の悩みに寄り添いながら、日々診療に取り組む

▲患者の悩みに寄り添いながら、日々診療に取り組む

かつては男性が性風俗店で感染してパートナーにうつすパターンが大半を占めていました。しかし、最近はSNSで知り合って感染するケースが男女関係なく増えています。女性の割合が多くなっていますが、痛みのないしこりや潰瘍ができることもあるので、心あたりがあればすぐに受診してください。疾患別に見ると、梅毒が陽性だとHIVを合併している例もあるので、必ずHIV検査も受けるようにしましょう。また、急増しているウレアプラズマ・マイコプラズマ感染症は検査も治療も現在のところ自由診療で受診を控えてしまう人もいるようです。当院ではまん延防止を第一として、費用に配慮して検査を実施しているので気軽にご利用ください。

ドクターからのメッセージ

菅原 草院長

性感染症であることを恥と感じる感覚もわかりますが、パートナーを大切に思うならば「恥ずかしい」よりも「うつしたくない」という思いが強いはずです。当院ではブライダルチェックも行っているので、大切な人と性交渉をする前に利用していただければと思います。また、今後はED治療薬に関しても自費診療でのオンライン処方、自宅への配送も始める予定です。性感染症はもちろん、それ以外でパートナーとのコミュニケーションに悩んでいる方にも配慮して対応しているので、ためらわずに受診していただければと思ってます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ウレアプラズマ感染症・マイコプラズマ感染症/検査:7700円、ウレアプラズマ感染症の治療:1000円~、マイコプラズマ感染症の治療:1000円~、ブライダルチェック/5500円~2万2700円、精液検査6000円

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