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阪木 秀之 院長の独自取材記事

さかき歯科

(堺市堺区/堺東駅)

最終更新日:2020/07/01

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堺東駅から徒歩3分。堺地方合同庁舎の向かいにあるビルの4階・5階に「さかき歯科」はある。2015年に開業した歯科医院だが、院長の阪木秀之(さかき・ひでゆき)先生の経歴は長く、幅広い。歯学部を卒業後、大阪市内の大きな歯科の医療法人で22年の間、副院長を勤めていたため、当初の計画よりも開業が遅くなってしまったという。満を持しての開業だけに、これまでの経験や理想を詰め込んだクリニックは、「ありきたりの歯科医院にはしたくない」との言葉どおり、徹底したもてなしの心で患者に治療を施していく。そんな阪木院長に、得意とする入れ歯、インプラント治療や、歯科医師を志すきっかけとなったもの作りへの思い、今後の展望など、たっぷりと話を聞いた。
(取材日2018年7月12日)

診察前の一服の茶。もてなす気持ちを大切に

ビルの外観からは想像できない、近代的で開放感のある院内ですね。

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すべてにおいて、どこにでもあるような歯科医院にしたくなかったので、内装も設備の配置も私が考え、デザインしました。古いビルですが、エレベーターを5階で降りた瞬間に景色が変わるので、来院された方は皆さん「えっ?」と驚かれます(笑)。そして、まず待合室でお茶をお出しして。少しくつろいでいただいてから診察室へご案内します。当院は、北大阪や奈良、京都などの遠方から、電車やバスを乗り継いでお越しくださる患者さんが大勢いらっしゃいます。遠くからはるばる来てくださった感謝の気持ちを込めて、私はもちろん、受付スタッフ、歯科衛生士、全員でおもてなしの気持ちを持ってお迎えするようにしています。

どういった経緯で、遠方からも患者さんがいらっしゃるようになったのでしょうか。

当院を開業する前に、天王寺にある小室歯科に27年間勤務しておりましたので、遠方から来てくださるのは、その頃からの患者さんです。もう10年、20年、それ以上長く診させていただいている方も多く、ご高齢の方が大半です。大阪の北摂にお住まいの90歳の方も、歩行器を押して検診に通ってくださいます。その方は「いつも前日に不安になります。もし今日足をくじいたりしたら、明日の検診に行けなくなるから」と笑って話してくださいます。そうまで言われると、私も頑張らざるを得ません(笑)。わざわざ堺東まで足を運んでくださっているのに「近くの歯医者と変わらない」と言われないように、違いを見せようと、いつもいいプレッシャーを感じながら仕事をさせていただいています。

先生はどのような歯科医院をめざして開業されたのでしょうか?

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私がめざしているのは、人気のある歯科医院や有名な歯科医院ではなく、患者さんが「長く付き合える歯科医院」、患者さんにとって「なくなったら困る歯科医院」です。10年後も、20年後もその患者さんと付き合っていくつもりで治療をさせていただいていますし、「患者さん」ではなく、自分の身内を診るようなつもりで治療をするのが、歯科医師として普通の考え方だと私は思っているんです。ですので、例えばインプラント治療をされた患者さんにも、インプラントを打ち込んで終わりではなく、ずっと診させていただいて、10年もってやっと「私の肩の荷が降りました」と言わせていただきます。それぐらい、親身になって患者さんを治療しています。

今までの治療とは全然違う、という感激を与えたい

先生が治療でモットーとされていることは、どんなことですか?

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治療を通して患者さんに「感激」を与えたい、といつも思っています。患者さんは、数ある歯科医院の中から、ホームページやポータルサイトを見て、あるいはクチコミやご紹介で、当院を知って来てくださいます。それで「まあ、これくらいのことはしてくれるだろう」と患者さんが思うラインをクリアできたら「感心」してもらえます。そのちょっと上のことができたら「あ、ここまでしてくれるのね」と「感動」されるでしょう。ですが、私が考えるのはさらにその上の「うわ、こんなこともしてくれるのか!」という「感激」です。私はすべての患者さんを「感激」させたいですし、その機会をいただきたい、といつも心待ちにしているのです。

実際に患者さんが「感激」されたエピソードを伺いたいです。

ある日、80代の女性が、飛び込みで予約だけ取りにいらっしゃいました。聞けば「入れ歯の調子が悪くて、痛みがひどい」とおっしゃる。「今日、お時間ありますか?」と伺うと、大丈夫とのことでしたので診察室に入っていただき、予約の患者さんの間に急きょその患者さんの診察を挟みました。4つか5つ持参された入れ歯の中から、一番使えそうなものを1つ選んで、ちょっと調節してから試していただいたら、うまくいったようで「今まで、何回歯科医院に行っても痛くて噛めなかったのに、こんなに噛めるようになるなんて! これまでの苦労は何だったのかしら?」と、たいへん喜ばれて帰られました。私は、こういう感激の連鎖が、次の患者さんにつながると思っています。そのためなら、就業時間を延長し、残業することになっても構わないとすら思っています。

こちらの歯科医院では、主にどのような治療をされていますか?

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まず前提としてあるのは、噛み合わせを治すための治療です。噛み合わせの治療は、歯科医師の基本ですから。入れ歯やインプラントは、噛み合わせを治すための一つの手段なんです。さらにその上で、見た目も美しくしたいという人のために審美歯科があります。なので美しくても噛めないのであれば、それは意味がありません。治療後、噛み合わせが良くなったらそれを維持するためのメンテナンスとして予防歯科があります。治療のアフターフォローも予防歯科に入ります。

職人気質な歯科医師としてすべてにこだわり続ける

先生はインプラントの出張手術もしていらっしゃるそうですね。

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当院でもインプラントの手術を行っておりますが、だいたい月に8日ある休みのうちの4日間、後輩の歯科医師に頼まれて、岡山、岐阜のクリニックへ出張しています。インプラントは、歯科医師の経験値に左右される治療です。ちょっとしたさじ加減一つで、想定外のことも起きてしまう、複雑な治療です。私はこれまでに、数多くのインプラント手術を経験してきましたし、今では後輩を指導する立場でもあります。当院で診療している最中に、後輩から相談の電話がかかってくることもしょっちゅうあります(笑)。頼りにされていることはうれしい限りです。

歯科医師は先生の天職なのですね。子どもの頃から歯科医師になろうと、決めておられたのですか?

子どもの頃からものを作るのが大好きで、鉄道模型を一生懸命に作っていました。今では高額の鉄道模型を大人買いする夢が、かなってうれしいですね。手先が器用でしたので、それを生かせる職業をと考えまして、歯科医師を志しました。長崎大学歯学部を卒業後、大阪へ戻り、小室歯科の天王寺診療所で22年間副院長を務めた後、2015年にこの場所で開業しました。今も、もの作りと鉄道模型への情熱は冷めず、待合室にC57 112型の蒸気機関車の模型を飾っています。じつは開業したら飾ろうと決めていたもので「この模型は何?」と、患者さんに聞かれたら「院長の原点です」と答えるようにうちのスタッフを教育しています(笑)。ディテールの細かさ、美しさ、これだけのものを作れる職人がいる、ということに感激しますし、自分も歯の職人として、共通する部分があると思うからです。

今後の夢、クリニックの展望についてお聞かせください。

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歯科医には、医者として損得抜きで困っている人を治すこと。経営者として医院を経営し、より利益を出していくこと。職人として治療を通じて自分の作品を患者さんの口に中に残すこと。という3つのことが要求されます。経営センスのある経営者として優れた歯科医師もたくさんおられますが、私はむしろ職人気質の医者でありたいと思っています。より多くの方にこんな歯科があるのだということを知っていただき、当院に来られた方に「数ある歯医者の中からここを選んでよかった」と言っていただけたらと思っております。また、数年後には、私の技術と信念を継承してくれる人材を育てていけたらと、さらに夢は広がっているところです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/25万円~(税別)
ホームホワイトニング/2万3100円(税別)※全顎

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