全国のドクター8,470人の想いを取材
クリニック・病院 161,469件の情報を掲載(2019年9月24日現在)

医療法人明仁会 アキチ歯科医院

医療法人明仁会 アキチ歯科医院

秋知明院長

医療トピックス

精密さにこだわる際に有用な
マイクロスコープを使った治療

医療法人明仁会 アキチ歯科医院

保険診療

Main

歯科治療では、時にマイクロ単位の精密さが求められる。肉眼では限界があるそうしたシーンで活躍するのが、マイクロスコープと呼ばれる歯科用顕微鏡。肉眼の5~25倍程度まで拡大し、精度の高さにこだわった治療を可能にする医療機器だ。複雑に走る歯の神経の治療には特に力を発揮。虫歯を削る量・オペでの切開量を最小限にできるなどメリットは多いが、歯科医院での普及率は決して高くない。「機器が高価ですし、買ってすぐ使えるものではないからです。きちんと教育を受けて、使い方にある程度習熟する必要があります」という「アキチ歯科医院」の秋知明院長は、10年以上前から研鑽を積みさまざまな技術を習得してきたという。現在も勉強に余念がない秋知院長に、マイクロスコープの特徴などを聞いた。(取材日2019年3月14日)

肉眼では見えない患部もはっきり確認。精密に治療することで身体的負担軽減にも貢献

マイクロスコープとはどういうものなのですか?

1 ▲自分の歯の状態を実際に確認しながら治療を受けることができる 肉眼の数倍から25倍くらいまで拡大視できる歯科用の顕微鏡のことです。歯科治療では、歯や歯の神経など非常に小さい部位を処置するため、肉眼ではどうしても見えないことがあります。そうした確認しにくい部位を明かりで照らしながら顕微鏡で拡大視することによって、より精密な治療を可能にするというのがマイクロスコープの主な機能です。もう1つの機能は、歯科医師がマイクロスコープで診ているものを画像や動画で記録したり、モニターに映し出したりできること。お口の状態をリアルタイムで患者さんに確認してもらえば、お口の現状や治療経過がわかり、患者さんの安心・納得や治療のモチベーションにつなげるのにも役立ちます。

導入しようと思った理由を教えてください。

2 ▲マイクロスコープがあることで、低侵襲の治療が可能に 2006年頃から、もう10年以上も使っています。当時、すでに使っている歯科医師はいましたが、周囲にはまだマイクロスコープを持っているクリニックはほとんどありませんでした。当院で導入したきっかけは、ある先生の治療実績をインターネット上で拝見したこと。マイクロスコープを使うことで「精密な治療ができるようになった」「必要最低限の侵襲でオペが行えるようになった」など治療が大きく変わったという内容の記述を見て、どうしても取り入れたくなったからです。しかし、マイクロスコープはある程度の修練が必要な機器で使いこなすのが大変でしたが、導入した翌年くらいから少しずつ成果が出るようになってきました。

どのような治療に使うのでしょう?

3 ▲肉眼では認識できないささいな違和感も発見できる 一般によく使われるのは、根管治療です。歯の神経は、細い上に複雑に歯茎の中を伸びているので、肉眼ではほとんど見えません。特に上顎の第一大臼歯の神経は見つけることが難しく、逆にいえばマイクロスコープが大いに役立つ部位の一つといえます。そのほか、外科的な歯周病治療で歯石を取り残さないために使ったり、虫歯を削ったあとの修復物をぴったりとすき間なくつけるのに使ったり。治療だけでなく、歯の痛みの原因を探るのに使う場合もありますね。ごくわずかな歯のひび割れがしみて痛んでいるようなケースですが、目で見てわからなくても、マイクロスコープで発見できたという症例はたくさんあります。

具体的なマイクロスコープを使うメリットを教えてください。

4 ▲治療箇所を長持ちさせるためにも、マイクロスコープが活躍 まず、根管治療の精度を上げるのに役立つことです。先ほどふれたように歯の神経は肉眼では見えないので、従来の根管治療はいわば手探りの状態でした。そのため歯科医師個人の勘や経験に頼る部分が大きかったのですが、マイクロスコープを使えば目で見てしっかり精密に治療ができるようになります。また、虫歯を削るのも最小限で済み、取り残しが減って再発リスクを低減できるというのもメリット。形成の精度にもこだわることができ、修復物が取れにくく長持ちすることも期待できます。精密さが増すため、オペで歯茎を切開する範囲も最小限に抑えられ出血や痛みが少ないなど身体的な負担が軽くなり、傷が小さいため回復も早くなると考えられます。

マイクロスコープのあるクリニックを選ぶべきなのでしょうか?

5 ▲適切な治療のためにマイクロスコープは不可欠だと院長は語る 歯科医師との相性や得意分野などクリニック選びの基準はいろいろありますが、歯を長持ちさせるという意味では、マイクロスコープの有無は非常に重要だと私は思っています。ですから、持っているクリニックを選ぶに越したことはないでしょう。特に、根管治療が長引いている方や、歯の痛みの原因がなかなかわからない、繰り返し虫歯になるなどという方は、ぜひ導入しているクリニックへ足を運んでみていただきたいですね。マイクロスコープを所有しているかどうかは、各クリニックのホームページで確認できることがほとんどです。受診前に、チェックしてみるのもよいかと思います。

ドクターからのメッセージ

秋知明院長

マイクロスコープは細部まで見えるので、より精密に治療できるため治療時間の短縮につながり、トータルで見ると通院回数を減らすことにも貢献しているなと感じます。虫歯や根管治療のほか、麻酔を打つ際に注射針の先端の角度を拡大視して痛みの少ないように打つなど、いろいろ使えて便利なツールではありますが、先ほど申し上げたように使いこなすには相応の教育を受ける必要があると思います。所有しているクリニックだからと安心するのではなく、使いこなせる歯科医師かどうかを見極めることが重要です。私は10年以上前からマイクロスコープを用いた治療について研鑽を重ねてきましたので、ご相談いただければ幸いです。

Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
ドクターズ・ファイルをご活用いただく皆様へ
使い分けよう!「総合病院」と「クリニック」
Promotion landing
外出先でもドクターズ・ファイル
Qr doctor

ドクターズ・ファイルの情報をスマートフォン・携帯からチェック!スマートフォン版では、GPS位置情報を利用した最寄りの病院探しができます。

書籍「頼れるドクター」のご案内

ドクターズ・ファイル特別編集ムック「頼れるドクター」を一覧で紹介します。 →全ラインアップを見る

Denentoshi after
Bunkyo after
Chiba after
関連コンテンツ
採用情報『ドクターズ・ファイル』では編集部スタッフを募集しております。 詳細