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秋知 明 院長の独自取材記事

アキチ歯科医院

(相模原市南区/町田駅)

最終更新日:2019/08/28

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近くに境川が流れる閑静な住宅地のなかにある「アキチ歯科医院」。1992年に開院して以来、地域の健康を支えてきた歯科クリニックだ。「歯科は日進月歩しているので常に新しい治療を提供できなければなりません」とは秋知明院長。3D‐CT撮影機やレーザー、マイクロスコープ、口腔内スキャナーなどを早くから導入し、インプラントやレーザー治療などの先進的な治療を行っている。秋知院長のモットーは“慎重かつ丁寧な診察”。衛生面にも細かく気を配り、“再治療のない治療”をめざしている。「治療後の患者さんの笑顔がなによりもうれしい」と語る秋知院長に治療方針、今後の展望など幅広く聞いた。
(取材日2011年10月31日)

安全なインプラント治療のために3D‐CTを導入

こちらではインプラントに力をいれてらっしゃるそうですね。

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患者さんの利便性を考えて、7年前からインプラント治療を導入しています。インプラントの最大の魅力は歯としてきちんと機能する点ですね。入れ歯や義歯では噛み合わせがうまくいかないケースでも、インプラントだったら自分の歯と同様にしっかりと噛めるのが見込めます。実際、入れ歯だった方がインプラントにすると人生は大きく変わるようですね。インプラントによって食べものを思いきり噛んだり、滑舌もよくなったりといったことが期待できます。患者さんからは、「おせんべいを食べることができた」「カラオケでよく歌えるようになった」という喜びの声をいただいています。インプラントにしたことで患者さんの生活の幅が広がるのは私としてもうれしいですね。

導入クリニックがあまり多くはない、3D-CTの機械を導入されていますね。

特にインプラントの患者さんはシビアなケースが多いので、術中にもCT画像を撮りたかったのです。口腔の周りには神経も多く通っているため、インプラントの人工歯根を埋め込める個所は1ヵ所しかありません。確実かつ安全な治療のためには、術前、術中、術後にCT画像を撮り、施術個所を常に確認することは必要不可欠だと考えています。お陰で今までインプラントのトラブルは1度もありません。そのほか、レントゲンではわからなかった、歯周病の進行具合や歯の神経の走行を確認できる点も役立っています。

患者さんに説明する際、工夫をされているそうですね。

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患者さんに説明する時は大きく2つの点を心がけています。一つは、“見える説明”です。患者さんは口の中という見えないところを治療されているわけですから、不安になることもあると思うのです。患者さんの不安解消のために、マイクロスコープ映像やレントゲン写真などをモニターで映し出し、見ていただいています。もう一つは主訴以外のことでもお口の状態に関する情報をすべて説明することです。虫歯でいらっしゃった方が実は深刻な歯周病を抱えていたり、ご自身で気づいていない歯のトラブルが隠れていることもあります。初診の方には歯周病の検査や口腔内写真の撮影などで念入りに行い、わかったことを全部お伝えしています。そうした上で、その後の治療の進め方を患者さんと一緒に決めていますね。

“再治療のない治療”をめざし、滅菌、検査などを徹底

治療後のメンテナンスや予防に力を入れているそうですね。

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治療後も口の中を良い状態に維持するにはメンテナンスは欠かせません。インプラントは虫歯にはなりませんが、歯石が沈着し歯周病にはなりますからね。当院では予防と再発防止のために定期的なチェックとPMTC(器具を用いた歯のクリーニング)を推奨しています。メンテナンスを促すリコールハガキも出していますし、歯科衛生士がクリーニング中に定期チェックの重要性をご説明するようにしています。クリニック一丸となって予防の大切さを啓発した結果、現在通院してくださっている方の5、6割はメンテナンスや定期チェックの方となっています。今後はさらにその割合を増やしたいですね。そのためには、歯科衛生士と受付のスタッフの力なくしては絶対できません。スタッフには本当に感謝しています。

そのほか治療で心がけている点は?

“再治療がない治療”をめざしています。実は歯科では再治療になるケースが多いのです。例えば、歯根治療では歯肉が腫れて歯根が安定せず、治療をやり直すことがあります。なぜそうした歯肉の炎症が起こるのか原因を追及したところ、感染症が大きな原因の一つだとわかりました。このような感染症を予防するために消毒・滅菌の徹底はもちろん、歯の神経の治療には細菌培養検査も行っています。また、レーザー治療を導入したのも低侵襲で殺菌効果が期待できるからですよ。レーザーによる治療では出血も少なく、殺菌も期待できるため、早い治りにつながりますね。

新しい治療法を取り入れるためには相当勉強されているのでは?

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歯科は日進月歩しているので常に新しい治療を提供できなければならないと考えています。それに日々の治療の中で疑問に思う症例が出てくると、徹底的に調べないと気が済まなくて。ですから、ほとんど毎週日曜日には研修会に出席して、インプラントを中心にレーザー治療や歯周病など幅広く勉強しています。昨年は矯正のコースに1年間通い、子どもの床矯正や限局矯正(LOT)などを手がけられるようになりました。研修ではいろいろと良い刺激を受けるのが楽しいですね。ただ、家族には評判が悪くて、「たまには休んだら」とよく言われています(笑)。

口腔を通して全身の健康を考える情報の発信基地が目標

どうしてこちらに開業されたのですか?

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地元の富山に戻ろうかとも思ったのですが、子どもたちの将来を考え、家内の実家があったこの場所で1992年開業しました。住宅地の中の歯科医院ですから、開業したばかりの頃は1日の患者さんの来院数が5、6人しかなく大変でしたね。ですが、徐々にクチコミで広がり、今では1日40、50人の方に来ていただけるまでになりました。小さかったお子さんが大人になっても通ってくれていると感慨深いものがありますね。そういえば、開業当初、前歯をぶつけた4歳くらいのお子さんを治療したことがありました。ぐらぐらになった前歯を固定するのは大変でしたが、その後ちゃんと永久歯が生えてきてホッとしたことをよく覚えています。その子は大学生になった今でも定期的に通ってくれていますね。長年通ってくれているお子さんたちの成長がうれしい半面、自分が年を取ったと感じるのが少しさびしいです(笑)。

健康のために心がけていることは?

この仕事は肉体労働でもありますから、体力維持には気を使っています。日々の診察で体力を使うのはもちろん、時には深夜や早朝の急患にも対応していますからね。体力維持のためには週に2回、川沿いを2キロ弱ジョニングしています。もともと学生時代は競技スキーやハンドボールをしていたので、走ることは苦ではないんです。走った後は体も心もとてもすっきりしますね。

歯科医師としてのやりがいを教えてください。

歯科医師を志したのは、社会に貢献できる医療関係の中で、もっとも身近だったからでした。歯科医師20年以上続けてきた今、その考えは間違っていなかったし、想像以上に自分に向いていたと感じています。例えば、子どもの頃からものづくりが好きで手先は器用なほうでしたが、歯科治療ではそうした長所がとても役に立っています。しかも、一生懸命治療すれば必ず患者さんのためになり、喜んでいただけるんです。治療後の患者さんの晴れやかな笑顔を見ると心からうれしくなりますね。最近では歯科治療が全身の健康に貢献していることも実感できるようになりました。天職といえるこの仕事に出会えたのは幸せだと思いますね。

今後の目標について教えてください。

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食育や口腔機能低下症にも取り組みたいと思っています。口の中が健康になってよく食べられるようになったために、メタボ体型になっては意味がありません。実際に治療後に体重が増えてしまった方に対しては、健康的な食事に関する情報提供と指導を行いたいですね。また、喫煙は歯の健康にも良くありませんから、歯科的なアプローチによる禁煙指導も検討しています。口腔機能低下症については、生活習慣の改善なども含めてアドバイスをしていきたいと思っています。今後はお口を通して全身の健康を考える、そんな健康情報の発信基地に当院をしていきたいですね。また、ここを開業した年に生まれた娘が歯科医師となって週1回手伝いに来てくれているので、協力し合いながら診療にあたっていきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント:1本30万円~、床矯正:一顎6万円~
(※税別)

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