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松浦 健太郎 院長の独自取材記事

百合が丘すみれクリニック

(川崎市麻生区/百合ヶ丘駅)

最終更新日:2020/09/28

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小田急線百合ヶ丘駅よりバスで5分の住宅街にある「百合が丘すみれクリニック」。誠実な診療姿勢で地域の子どもから高齢者まで、3、4世代にわたって親しまれている。白と薄紫を基調とした院内は、花で彩られたクリニック名にふさわしく、優しく清らかな雰囲気だ。松浦健太郎院長は、専門である血液腫瘍内科のほか、内科、耳鼻咽喉科、アレルギー科などでも幅広い診療を経験。呼吸器内科やアレルギー科を得意とする女性医師とタッグを組み、それぞれの専門性を生かしたきめ細かな診療を提供している。「自分の家族を診る目線で患者さんと接している」と話す松浦院長に、診療へかける想いを聞いた。
(取材日2020年4月15日)

地域のプライマリケアをめざし、家族4世代を診療

開院されるまでの経緯を教えてください。

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聖マリアンナ医科大学大学院を修了後、同大学病院の第3内科に入職しました。研修医時代は内科で学んでいたのですが、大学院で血液腫瘍内科学を専攻していたこともあり、血液腫瘍内科にて約7年間勤務しました。主に白血病や骨髄移植治療を必要とするような、重篤な患者さんの診療に携わることが多かったですね。そして専門性を生かしながらも、もっと幅広い診療内容に携わりたいと思うようになり、柿生記念病院の内科に約7年間在籍しました。そちらでは風邪や腹痛など一般的かつ幅広い診療内容についても学ばせていただきました。その後、厚木市の亀田森の里病院と荻野クリニックでそれぞれ内科に従事し、友人が院長を務める駒沢の耳鼻科クリニックで耳鼻科とアレルギー科も経験させていただきました。

その後、満を持して開業されたのですね。

実は開業志向はあまりなかったんですよ。しかし、荻野クリニックで内科の医師としてお手伝いするようになった時に意識が変わりまして。それまで勤めていた大きな病院とは違い、患者さんのお話をじっくり伺うというスタイルを知り、こんな医療を続けていきたいと思うようになったんです。内科のほか、耳鼻科やお子さんを診てきた経験もありますし、今までの知識を生かしながら地域貢献のようなことができたら……という気持ちもありましたね。

この地を選んだ理由は?

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出身が狛江市なので子どもの頃からよく知っていましたし、10年近く勤めてきた聖マリアンナ医科大学も近いため、川崎市で開業したいと思っていました。ちょうど、血液腫瘍内科時代にお世話になった上司の奥さまが老人ホームを経営されていて、その建物の1階が空いているとのことでお声がけいただいたんです。この辺りは個人クリニックもあまりないということで、地域の方に必要としていただけるならと、こちらに開業させていただきました。

どのようなクリニックづくりをされていますか?

診療科目としては内科、呼吸器内科、アレルギー科、小児耳鼻咽喉科を標榜していますが、プライマリケア、つまり科目にとらわれずになんでも相談できるホームドクターとして、気軽に立ち寄っていただけるクリニックでありたいです。もちろん、必要に応じて近隣の大学病院などをご紹介することもできます。また血液内科の知識もありますので、貧血なども診られます。開業から5年がたち、今では地域のご家族が3、4世代一緒にかかってくださるようになりました。お孫さんの治療のついでにおばあちゃんの体調を診させていただいたりもしていますね。お子さんの診療に関しては風邪、アレルギー、喘息、鼻炎など幅広く診ていますし、例えば鼻の症状に対しては内科と耳鼻科、両方の視点から治療できるので、親御さんにとっても便利だと思います。

2人の医師の連携でより安心できる診療体制を

院長のほかに、もう1人医師がいると伺いました。

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勤務医時代からの知り合いの、遠藤という女性医師がいます。実は当クリニックの「すみれ」という名は、遠藤先生が以前院長をしていた「中原すみれクリニック」からいただいた名前なんですよ。優しい響きがイメージに合っていると思っています。遠藤先生は一般的な内科のほか、呼吸器内科とアレルギー科が専門です。喘息やCOPDなどの呼吸器疾患やアレルギー疾患の患者さんには遠藤先生が、そのほかの症状には私が、というふうに、それぞれの分野で対応できるところが当クリニックの特色ともいえますね。また、女性の医師がいい、男性の医師がいい、というご要望にもお応えしやすいですし、それぞれの視点からの診療もできると思っています。

医師が2人で、診療室が一つだけというのは珍しいですね。

そうかもしれませんね(笑)。例えば患者さんが大勢いらして1人の方にあまり時間が割けないときなどは、診察室の隣にある処置室でもう1人の医師がじっくり説明できるという利点があるんですよ。また症状についてわからないことがあったり、治療方針を決めかねているときなど、お互いにすぐ相談し合えるというのもメリットですね。患者さんにとっても1つのクリニック内でセカンドオピニオンが可能ならば、より安心して治療に臨んでいただけると思います。ほかに、どちらかの体調がすぐれないときなど無理をしなくても済みますし、そういった意味でもお互いに働きやすいですね。

診療の際に心がけていることは?

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常に自分の家族を診るように、患者さんの希望に沿った、目線を合わせた医療をめざしています。気になる症状があるから病院へ足を運んだのに、「大したことはない」などと冷たい対応をされたということも耳にしますが、たとえ治療を要しなくとも、ご本人がつらいのであれば何とかして差し上げたいと思います。医師が2人おりますので、お話が長くなりそうな患者さんがいらしたら、一方が処置室で時間をかけて伺うようにしています。2人とも会話をすることは好きですし、ご高齢の方とお話することにも慣れていますよ。もう開業から5年がたちましたので、なじみの患者さんが通院できなくなって、訪問診療を依頼されるケースも出てきました。今後はますます増えていくと思われますから、必要に応じて対応していきたいと考えています。

誠実な診療姿勢で地域の健康をサポート

内科の医師を志したきっかけを教えてください。

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私自身が小さい頃から病気がちで、小学校2年生で川崎病を発症し、入院したこともありました。川崎病はたいていは4歳以下の乳幼児の頃に発症するのですが、ちょっとまれなケースでして。今思えば重篤なほうだったと思います。そういう時に、主治医がとても頼れる存在で、子ども心に「かっこいいな」とも思っていました。また、両親が歯科医師だったので、医療を身近に感じていたことも大きな理由ですね。両親の知り合いにも医師が多かったので、困ったことや心配なことがあると応えていただけるという安心感がありました。このように、周りに素晴らしい医師がたくさんいらして、私もそんな医師になりたいと憧れて医療の道に進みました。

休日はどのように過ごされていますか?

ミュージカルが好きで、勤務医をしていた頃は月に4、5回鑑賞していたこともあります。気に入ったものなら何度も観に行ったりします。好きな俳優さんがいまして、その方の日本人離れした堂々とした体格や声に魅力を感じています。実は、私自身も以前劇団出身の方に歌を習っていたこともありまして。今では、行く機会があったらカラオケで歌うくらいですが(笑)、おかげさまで喉の調子を保つことについては少し詳しいかもしれません。

診療モットーを教えてください。

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とにかく誠実に、患者さんの立場から診るということですね。そして専門分野に特化せず、総合的な面から診られるような診療をめざしています。内科についてはどんな病気でも一通り診られるよう経験を積んできたつもりですし、内科の問題でないこと、例えば、風邪のついでに膝の痛みを訴える患者さんがいらしたら、「専門外なので診られません」とお断りするのではなく、エックス線撮影をして処置をするなどの対応はして差し上げたいと思います。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

小さいお子さんから年配の方まで、ちょっとした相談でもいいですし、どんな症状でも丁寧に診療しますので4世代のかかりつけ医として頼っていただけたらと思います。お子さんをきっかけにご自身の健康不安について話したり、通院が体力的に難しくなってきた高齢のご両親の相談をしたりと、なんでも結構ですので気軽にお声がけください。

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