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松浦健太郎 院長の独自取材記事

百合が丘すみれクリニック

(川崎市麻生区/百合ヶ丘駅)

最終更新日:2019/08/28

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小田急線百合ヶ丘駅より、バスで5分ほどの住宅街に佇む「百合が丘すみれクリニック」。花の名前に彩られたクリニック名称は、白と薄紫を基調とした内装と、「とにかく誠実に対応していきたい」というクリニックの方針と相まって、優しく清々しい雰囲気にぴったりだ。松浦健太郎院長は、聖マリアンナ医科大学病院や柿生記念病院などで内科医としての研鑽を長年積んできた、ベテランの医師。近隣に内科クリニックの無い当地に開院し、勤務医時代に知り合った女性医師と2人で診療を行っている。2015年7月に開院したばかりの松浦院長に、診療に際しての心がけや、1つの診察室を2人の医師が交代して診療にあたるユニークな診療体制についてなど、じっくりと話を伺った。
(取材日2015年9月7日)

子どもの頃から縁のある川崎市にて開院、地域住民のプライマリ・ケアをめざす

開院されるまでの経緯について、教えてください。

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聖マリアンナ医科大学大学院を卒業後、同大学病院の第3内科に入局しました。研修医としての2年間は一般内科で学んでいたのですが、大学院で血液腫瘍内科学を専攻していたこともあり、血液腫瘍内科にて約7年間勤務しました。主に白血病や骨髄移植治療を必要とするような、重篤な患者さんの診療に携わることが多かったですね。専門性を生かせる血液腫瘍内科で勤務しながらも、もっと幅広い診療内容に携わりたいと思うようになり、同じ川崎市麻生区にある柿生記念病院の一般内科にて、約7年勤務することになりました。そちらでは、専門分野に特化せず、風邪や腹痛など一般的かつ幅広い診療内容について学ばせていただきました。その後、厚木市にある森の里病院と荻野クリニックでそれぞれ一般内科に従事し、友人が院長を務める駒沢の耳鼻科クリニックで耳鼻科とアレルギー科も経験させていただきました。

その後、満を持して開院されたのですね。

実のところ、開業志向はあまりなかったんですよ。しかし、厚木市にある森の里病院の院長が荻野クリニックを開院され、内科医としてお手伝いするようになって、それまで勤めていた大きな病院とは違い、患者さんのお話をじっくり伺うというスタイルを知り、こんな医療を続けていきたいと思うようになったんです。一般内科の他、耳鼻科やお子さんを診てきた経験もありますし、今までの知識を生かしながら地域貢献のようなことができたら……という気持ちもありましたね。

この地に開院されたのは、どうしてでしょうか?

出身が狛江市なので子どもの頃からよく知っていましたし、医師として10年近く勤めてきた聖マリアンナ医科大学も近いため、川崎市で開院したいと思っていました。ちょうど、血液腫瘍内科時代にお世話になった上司の奥さまが老人ホームを経営されていて、その建物の1階が空いているとのことでお声掛けいただいたんです。この辺りは個人クリニックもあまりないということで、地域の方に必要としていただけるなら……と、こちらに開院させていただきました。

どのようなクリニックづくりをめざしていますか?

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小さなお子さまからお年寄りまで、地域の皆さまから何でもご相談にいらしていただけるようなクリニックでありたいですね。診療科目として一般内科、呼吸器内科、アレルギー科を標榜していますが、いわゆるプライマリ・ケア、つまり科目にとらわれずに相談できるホームドクターとして、何かお体の調子でお困りのことがあれば、お気軽に立ち寄っていただきたいと思っています。もちろん、より専門的な治療が必要と判断しましたら、聖マリアンナ医科大学病院や新百合ヶ丘総合病院などをご紹介することもできます。また、診療科目として掲げていませんが、血液内科の知識もありますので、貧血なども診られます。

2人の医師によって、より安心できる診療体制を実現

院長先生の他に、もう1人医師がいると伺いました。

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はい。もう一人の医師は遠藤という女医なのですが、以前、訪問診療中心の一般内科でアルバイトをしていた頃に知り合いました。実は、当クリニックの「すみれ」というネーミングは、遠藤先生が以前院長をされていた「中原すみれクリニック」からいただいた名前なんですよ。優しい響きが、当クリニックのイメージするところに合っていると思っています。遠藤先生は一般的な内科の他、呼吸器内科とアレルギー科が専門ということもあり、喘息やCOPDなどの呼吸器疾患やアレルギー疾患の患者さんには遠藤先生が、その他の症状には私が、というふうに、それぞれの分野で対応できるところが当クリニックの特色ともいえますね。また、女性の医師がいい、男性の医師がいい、というご要望にもお応えしやすいですし、女性ならでは、男性ならではの視点からの診療もできると思っています。

医師が2人いらっしゃる中、診察室がひとつだけというのは珍しいですね。

ええ。そうかもしれませんね(笑)。例えば患者さんが大勢いらして1人の方にあまり時間が割けない時など、診察室の隣にある処置室で、もう1人の医師がじっくりご説明できるという利点があるんですよ。また、症状についてわからないことがあったり、治療方針を決めかねているときなど、お互いにすぐ相談し合えるというのもメリットですね。患者さんにとっても、1つのクリニック内でセカンドオピニオンが可能ならば、より安心して治療に臨んでいただけると思います。他に、どちらかの体調がすぐれないときなど無理をしなくても済みますし、そういった意味でもお互いに働きやすいですね。

診療の際、どのようなことを心がけていらっしゃいますか?

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常に、患者さんが自分の家族だったら、もしくは自分だったらどういう対応をしてほしいだろうかということを考えながら診療にあたっています。気になる症状があるから病院へ足を運んだのに、「これくらいなら気にすることはない」などと冷たい対応をされたということも耳にしますが、たとえ治療の必要がないような症状だとしても、ご本人が辛いのであればなんとかしてさしあげたいと思います。当クリニックには医師が2人おりますので、お話が長くなりそうな患者さんがいらしたら、処置室で伺うようにしています。私も遠藤先生ももともと会話をすることは好きですし、老人ホームでの診療経験もありますので、ご高齢の方とお話することにも慣れていますね。今は開院したばかりで外来患者さんの診療のみとなっていますが、2人とも訪問診療の経験もありますし、今後ますますニーズも高まっていくと思いますので、いずれは訪問診療も行いたいと考えています。

誠実かつ患者の立場を考えた診療で、健康のサポートをしていきたい

内科医をめざすようになったきっかけについて、教えてください。

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私自身が小さい頃から病気がちで、小学校2年生で川崎病を発症し、入院したこともありました。川崎病は、たいていは4歳以下の乳幼児の頃に発症するのですが、ちょっと稀なケースでして。今にして思えば、重篤な方だったと思います。そういう時に、主治医がとても頼れる存在で、子ども心に「かっこいいな」とも思っていました(笑)。また、両親が歯科医師だったので、子どもの頃から医療を身近に感じていたことも大きな理由ですね。両親の知り合いにも医師が多かったので、困ったことや心配なことがあると応えていただけるという安心感がありました。このように、周りに素晴らしい医師がたくさんいらして、私もそんな医師になりたいと憧れて医療の道に進みました。

お忙しい中、休日はどのように過ごされていますか?

ミュージカルが好きで、勤務医をしていた頃は月に4、5回鑑賞していたこともあります。気に入ったものなら、何度も観に行ったりします。好きな俳優さんがいまして、その方の日本人離れした堂々とした体格や声に魅力を感じています。実は、私自身も以前劇団出身の方に歌を習っていたこともありまして。今では、行く機会があったらカラオケで歌うくらいですが(笑)、おかげさまで、喉の調子を保つことについては少し詳しいかもしれません。

院長先生の診療に対するモットーとは、どのようなことでしょうか。

とにかく誠実に、患者さんの立場から診るということですね。そして、専門分野に特化せず、総合的な面から診られるような診療をめざしています。内科についてはどんな病気でも一通り診られるよう経験を積んできたつもりですし、内科の問題でないこと……例えば、風邪のついでに膝の痛みを訴える患者さんがいらしたら、「専門外なので診られません」とお断りするのではなく、レントゲンを撮って注射するくらいの対応はしてさしあげたいと思います。

ドクターズ・ファイルの読者に、メッセージをお願いします。

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小さなお子さんからご高齢者まで、幅広い年齢層の方々のホームドクターとして、お気軽にご相談にいらしていただきたいと思っています。「どこの科にかかったらいいかわからない」という場合も、当クリニックにお越しいただければ、できうる限りの対応をさせていただきます。より専門的な治療が必要だと判断したときには、聖マリアンナ医科大学病院や新百合ヶ丘総合病院の他、信頼できる医師をご紹介することもできます。また、薬局が近隣にないこともあり、当クリニックでほとんどの薬をお出ししています。赤ちゃんの場合でも離乳食や粉ミルクに混ぜて飲めるような薬を処方しますので、ご安心ください。地域の皆様の健康をサポートできるよう、スタッフ共々頑張っていきたいと思います。

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