高度な技術と先端機器による
安全・確実なインプラント治療
恵比寿デンタルクリニック東京
(渋谷区/恵比寿駅)
最終更新日:2021/10/12
失った歯の部分を修復する治療として、最近は「インプラント治療」が脚光を浴びてきた。「自分の歯と同じようにしっかり噛んで食べたい」「見た目にも天然歯と変わらない歯にしたい」などの要望に応えられる治療法だからだ。ただ、安全面や痛みを不安視する患者もまだ多い。インプラント技術には自信を持つ「恵比寿デンタルクリニック東京」の藤井毅院長に、安全・確実なインプラント治療について聞いた。
(取材日2015年8月10日)
目次
安全なインプラント治療で、失った歯を修復。短時間で抜歯もない無切開手術が可能
- Q失った歯を修復する治療法と、それぞれの特徴を教えてください。
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A
歯が抜けた部分の修復としては、入れ歯、ブリッジ、インプラントから選ぶことになりますが、それぞれに長所と短所があります。入れ歯は抜けた歯の数が多くても対応でき、総入れ歯も可能であるほか、比較的治療が簡単というメリットがあります。半面、硬い物が咬みにくい、手入れが面倒といったデメリットがあります。ブリッジは口の中に違和感がなく、審美的にも優れていますが、両隣の健康な歯を削る必要があります。それに対し、インプラントは天然歯と変わらない歯に修復でき、天然歯と同じように力を入れて物が咬めるほか、審美的にも優秀です。ただ、手術が必要で、入れ歯やブリッジに比べて治療費がかかるというマイナス面があります。
- Qインプラント治療の流れを教えてください。
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A
まず、歯の状態、骨格や骨の硬さ、咬み合わせがどうなっているかを正確に把握するため、CTやレントゲンを使って口腔環境や骨の状態を調べます。この検査結果をもとに治療方針を決め、患者さんに施術法、費用、期間について説明し、患者さんの同意を得て治療が始まります。インプラントを埋め込む手術は1回法と2回法があり、2回法はインプラントを顎の骨に埋め込む1次手術に加え、2次手術でインプラントと人口歯を接合するパーツをさらに埋め込みます。これに対し、当院などで行う1回法は、人口歯を接合する部分があらかじめ歯肉上に作られているので、1回の手術ですみます。埋入したインプラントと骨が結合するのを待って、人工歯を装着します。
- Qこちらのクリニックならではのインプラント治療はありますか?
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A
当院では、安全かつ確実なインプラント治療を行うため「ガイデッドサージェリー」を導入しています。ガイデッドサージェリーとは、歯科用CTで撮影した画像をもとに治療計画から埋入までのシミュレーションを行うことにより、無切開手術の安全性を一段と向上させた手術法です。また当院では、3D画像を見ながら埋入位置を決定できるシミュレーションソフトを導入、より精度の高い手術が可能となっています。このソフトを用いたガイデッドサージェリーでは、通常なら歯肉を切開して施術せざるを得ない難易度の高い条件下でも、無切開手術が可能です。切開しないので痛みや腫れが少ないだけでなく、手術時間も短く、抜歯もしないですみます。
- Q手術に痛みはありますか?治療期間はどのくらいですか?
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A
手術を行う前には歯茎へ痛み止めの注射をしますので、手術中の痛みは少ないです。ただ、どうしても痛みに不安を感じる患者さんに対して、当院では麻酔認定医が腕の静脈に鎮静剤を点滴する「静脈内鎮静法」を行っています。全身麻酔と違って意識はありますが、鎮静剤の点滴を始めて数分後には眠くなり、不安や緊張感が和らぎ、痛みを感じにくくなります。治療期間については歯の状態によって異なりますが、2回法では1次手術から人工歯を装着するまで通常4〜7カ月程度かかります。当院が行う1回法のITIインプラントでは、特殊な構造によって埋入したインプラントと骨とが早期に結合でき、早ければ埋入後わずか6週間で人工歯を装着できます。
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。