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瀨田 浩之 理事長の独自取材記事

セタクリニック

(名古屋市北区/黒川駅)

最終更新日:2021/12/15

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名古屋市営地下鉄名城線・黒川駅から徒歩7分、スーパーの2階に位置する医療・介護モール「VITA黒川」の一角に「セタクリニック」は位置する。瀨田浩之理事長は日本形成外科学会形成外科専門医の資格を有するとともに、整形外科や内科など、多岐にわたる研鑽を積み上げてきた経験豊富なドクターだ。「全人的な医療」の提供をめざし、一般診療に加え美容的な医療にも熱心に取り組む。患者一人ひとりが、健康的に若々しく、望む生活を送れるようサポートする瀨田理事長に、診療に対する思いを語ってもらった。

(取材日2021年8月24日)

形成外科を中心に整形外科へも手を広げて

医師を志し、形成外科をご専門とされたきっかけを教えてください。

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小さい頃は病気がちで、病院や医師は身近な存在でした。その影響で、小学校の文集では「将来は医師になる」と書いていたようです。医師になった後、当時の同級生から「本当に医師になったんだね」と言われて、そんな昔から医師をめざしていたんだなと気づかされました。形成外科を専門にしようと決めたのは、臨床実習で目にした再建手術がきっかけです。乳房の再建手術など、今では当たり前になっているものですが、当時では画期的なものでした。より深く学んでみたいと、大学卒業後は名古屋大学の形成外科の教室に入局し、愛知県内の病院でさまざまな研鑽を積ませていただきました。さらに豊橋市民病院では整形外科と形成外科、双方に携わることとなりました。整形外科は骨や関節などの運動器の機能を維持・回復させる医療。対して形成外科は、見た目はもちろん形態・機能的に修復する医療です。両方で学んだことが、現在の診療にも生かされていると感じます。

開業の経緯について教えてください。

一番のきっかけは、岐阜県揖斐郡のクリニックで院長を任されたことでした。そのクリニックは、形成外科と整形外科、そして内科を標榜し、中心街より離れているもののMRIやCTなどの検査設備、画像読影のシステムが導入されているなど、当時としては先進的な環境が整備されていました。また、ともに働くドクターはそれぞれ専門が異なる上に、私よりも経験豊富な方々。そんな方たちと、診療科目の垣根を越えて、肩を並べて切磋琢磨しながら診療を行う日々はとても刺激的なものでした。そして院長就任から3年後、院長を退き佐藤病院での勤務を経て当院を開業しました。

こちらでも、複数名の医師で体制を組んでいらっしゃいますね。

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常勤の水野先生、非常勤の先生方を含め、5人の医師が診療にあたっています。女性の先生には胸や陰部など女性のデリケートな部位を担当してもらい助かっています。さらに常勤の医師が増えたことで、これまで最長で3ヵ月待ちだった手術も、遅くとも1ヵ月程度で執刀できるようになりました。ほくろやできものの除去、眼瞼下垂など、形成外科的な手術の需要は大きかったので、患者さんにも喜んでいただけると思います。三診体制の時間帯もあるので、待ち時間の短縮はもちろん、自分に合った医師を選ぶことも可能ですよ。またナースも優秀な人がそろっていて、たくさんの患者さんが来院する中で、診察前に私に代わって患者さんの相談内容を確認してくれたり、医師に話しづらいことを聞き出してくれたりしているおかげで、すごくスムーズに診療が進められています。スタッフがそれぞれの特色を生かしながら、クリニック一丸となってベストな医療を模索しています。

病気を診るのではなく、人を診る

こちらのクリニックの診療方針とはどのようなものでしょうか?

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全人的な医療、いわゆるプライマリケアを重視した診療を行っています。これまでさまざまな経験を積んできた中で、「専門“だけ”を診る医療」に疑問を抱くこともありました。もちろん専門的な医療の提供も必要です。でも私個人としては、それを良しとはできなくて。専門的な医療を提供することはもちろん、何でも診ていける医師になる。これまでの経験から、そう志すようになりました。開業医に求められるのは、何でも話を聞いてその場で一番適切な答えを出してあげること。常に患者さんを自分の家族のように考え診療しています。診療において、診るべきは症状ではなく、人そのものです。それを忘れず、その人にとって一番適切な答えを出していくことが大切と考えています。また、患者さんが求めるのはQOL、つまり「生活の質」の向上です。それに自分がどう寄与できるかを考え、一歩一歩実践しています。

現在の患者層について教えてください。

現在は整形外科が5割ほど、皮膚科と形成外科を合わせて3割程度、2割が内科の診療です。整形外科の患者さんの多くは年齢を重ねている方ですので、何かしら内科的な悩みも抱えているでしょうし、健康的に若々しくありたいといった、美容など形成外科が得意とする分野に関する相談をしたいと思っていることも少なくないかと思います。そう考えると、整形外科を入り口にいろいろと診ていく、というのはいいきっかけになると感じています。足腰が痛くて受診した方から、高血圧の管理もしてほしいと言われることもありますから。全人的な医療をめざす身としては、良い環境で診療ができているとうれしく思います。「セタクリニックは形成外科だから、こんなことは相談できないかな」と思わず、困ったことがあればなんでも相談してほしいです。

整形外科の需要に応えて、リハビリテーションにも力を入れているそうですね。

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2021年5月から、新しくリハビリテーション専用のスペースを確保しました。腰痛や膝痛など慢性的な症状に悩む高齢の方はもちろん、骨折などのケガのリハビリにいらっしゃる若者やお子さんも少なくありません。こうしたさまざまな症状に応えられるようにしています。例えば、ウォーターベッドや低周波治療器などをそろえ物理療法を行う一方で、理学療法士による運動療法も行っています。新型コロナウイルス感染症が流行している今、物理療法は器具を共用することもあり、不安に感じる方もいるかもしれませんが、消毒などを徹底しているのでご安心いただきたいです。継続的なリハビリが機能回復の鍵になるので、ぜひ定期的に通ってほしいですね。

患者の生活の質を上げる診療を

設備面も年々充実させているんですね。

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医療は日進月歩で進化しており、その最新の技術にできる限り追いついていきたいんです。例えば、今までもあざ治療のレーザー機器は備えていたんですが、それでは赤あざや赤ら顔の治療ができませんでした。そこで新たに先進の色素レーザーを導入し、赤あざの治療を行っていますので、ぜひ患者さんに実感していただきたいです。先進の色素レーザーについては、東海地方でもかなり早い導入ですので、赤あざで悩んでいた方にはぜひ治療の選択肢があるということを知っていただきたいです。

日々精力的に学び続ける、理事長の原動力とは何でしょうか?

自分の家族の存在ですね。5人の子どもの父でもありますので、自分自身の家族も支えていけないといけませんから(笑)。でもそれ以上に、医師として常に高みをめざしていきたいと思っているんです。もしかしたら、楽をすることもできるのかもしれませんが、それよりも自ら学ぶ機会をつくり、身につけた知識や技術を治療で患者さんに還元していきたい。その思いが強いのだと思います。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いいたします。

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形成外科専門医として、手術能力を向上していきたいと思っています。優秀な先生たちとスタッフがいますから、みんなの力を結集してより良い医療をつくり上げたいですね。職員全員が自分の能力を発揮するためには、自分から考え動くことが大切だと思いますが、当院のスタッフは自立心が強いと感じます。“クリニックのためにできること”を考えて動いてくれるのがありがたく、私から指導するようなことも少ないです。一人ひとりの働きを相乗効果にまで高めるために、月1回ミーティングを行っていますよ。ここでスタッフの素晴らしい行動や実績を表彰することもあります。患者さんのQOL向上のために、スタッフ一人ひとりと心を合わせ、今考え得るベストの医療を推進していきたいです。

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