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吉仲 暢子 院長の独自取材記事

よしなか歯科クリニック

(吹田市/吹田駅)

最終更新日:2019/08/28

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阪急千里線やJR京都線の吹田駅からそれぞれ徒歩約10分の場所にある「よしなか歯科クリニック」は、「子どもから高齢者までみんなが通いやすいクリニック」をめざす地域に根差した歯科医院だ。院長の吉仲暢子(よしなか・まさこ)先生は、大阪大学歯学部を卒業後、約20年にわたり大学病院での診察や研究を続けて研鑽を積んできた。手先の細かい作業が得意で歯科医師になることを決め、担当教授の勧めもあって補綴を専門にしたという吉仲院長。女性としての働き方を考え、スタッフ教育にも注力しつつ、質の高い治療をめざしている。診療に対して、また地域の患者への思いを詳しく聞いた。
(取材日2018年12月6日)

大学医局での経験と、女性としての気遣いが光る

開院なさった時の思いをお聞かせください。

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小さいお子さんからご高齢の方まで、地域の方が通いやすいクリニックにしたいと思いました。梅田などの都市部ならシックな感じも良いのだけれど、ここは住宅地だから親しみやすく明るいカジュアルな雰囲気にしようと。バリアフリーはもちろん、靴も履き替えなくていいようにしました。ご高齢の方が履き替えに苦労されるだけでなく、若い方も冬はブーツを履くでしょう。土足のまま入れると便利ですよね。でも清潔さも大切ですので、プロのお掃除の方に2ヵ月に1回、床の清掃をお願いしています。器具の滅菌を徹底するのは当然ですが、環境面でも患者さんに安心してもらいつつ便利なクリニックをつくったつもりです。2011年の開院で、ちょうど上の子が小学校に上がるタイミングでした。子どもが自分でも来れる家から近い場所で探していたところ、ちょうどこの場所に出会えました。

開院までは大学病院で勤務されていたそうですね。

はい、大阪大学歯学部を卒業後20年、補綴を専門として大学に残っていました。大学では、診療・研究・教育が三本柱なのですが、私は3つとも全部好きでした。日々の診療をしながら、学生や研修医を教育することも楽しかった。研究も、義歯を入れると味の感覚が悪くなるというか、味覚が落ちるというか……、そういう現象を数値化して感覚的に違和感の少ないものにしようなど、取り組んでいました。やりがいはあったのですが、診療を夕方4時頃に終えてから、その後に教育や研究をするので夜10時、11時まで働くことになってしまいます。子育てとの両立を考えて、開業して臨床に集中することを決断しました。

大学病院でのご経験は、どんなふうに今の診療に生きていますか?

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たくさんの勉強をしてきたことは、患者さんへの安心感につながっているのかな、と感じています。さっきの「三本柱」の面でいうと、開業医はやはり診療の度合いが大きいけれど、スタッフや後輩医師への教育もしますし、大学でするような研究はしませんが、常に新しい知識や技術を勉強していくことや、経営の勉強もしないといけないから、するべきこととしては増えている気もします。「大学」という傘の下にいなくなり、すべてが自分の責任になるから、最初は神経を使いましたが、今は慣れてきたので時間的に融通も利くし、やりやすくなりました。

質の高い歯科医療をチームで提供していきたい

診療にあたってモットーにされているのはどんなことですか?

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複数の治療法を示し、患者さんが納得した方法で治療を受けてもらうインフォームドコンセントを大切にすることです。患者さんごとに違う考え方があって、その時でき得る最善の治療を求める人もいれば、痛みさえなくなればいいと言う人もいる。どんな人に対しても、その人の口の中の状態を、どうすればどうなるという説明を丁寧にして、理解してもらえるように心がけています。例えば先端医療を希望された場合、たとえ自分がしたことのない治療であっても、こんな方法もあるという提示はしたい。常に知識を得ておいて、もし自分に経験がなければ正直にお伝えして、それでもここで治療するか大規模病院を紹介するか患者さんに決めてもらいます。反対に、保険外の治療を希望されてもその患者さんに向いていない時にはその治療は勧めません。患者さんに合う質の良い治療を提供することをモットーにしています。

それぞれの分野の先生がいらっしゃるのも、そういう理由からですか?

そうですね、この規模のクリニックとしては先生が多いでしょう。矯正歯科、小児歯科、根管治療、インプラント治療それぞれ得意とする4人の先生が、週1~2回ずつ診察に来ています。ただ得意分野の治療を個人に任せてしまうのではなく、例えば私は補綴が専門ですが、他の一般的な治療も小児もしており、各歯科医師がそれぞれで勉強しながらお互い教え合う、相乗効果に期待しています。将来的には「プチ大学病院」のように、来てもらっている先生から講習を受け全体のスキルアップをめざしたいですね。歯科衛生士にも勉強してもらって、子どもへの食育や、ご高齢の方への食事指導を行っていくのが理想です。

スタッフの人数も多いそうですね。

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歯科衛生士と歯科助手・受付で計7人います。オープニングの頃から勤め、結婚や妊娠、出産という人もいて、比較的入れ替わりが少ないほうです。大学病院時代に女性の先生が妊娠・出産・子育てのために働きにくくなるケースを何度も見ました。本人も苦労するし、周りもその分の仕事を担い、どちらの不満も聞いてきました。だから、産休や育休、子どもの急な病気などのときに休みやすく、周りの負担も軽く済むような体制をとっておきたいと思っています。すべての人が有給休暇が取りやすいように配慮し、なるべく残業を少なく、基本は7時過ぎまでに終わるようにしています。経営的に限度はあるけれど、できる限り働きやすい環境であれば、スタッフに気持ちの余裕が生まれ患者さんへの対応が自然と良くなるはずです。壁や天井のかわいいウォールステッカーも、スタッフが子どもが怖がらず楽しく受診できるように、自発的に貼ってくれているんですよ。

子育て世代や介護世代に寄り添っていく手厚い診療

子どもの患者さんは多いのですか?

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小さいお子さんと後期高齢者が多いです。ママ友つながりでの患者さんが増えていますね。ホームページでも告知しているのですが、年に2回、子ども向けに、夏のお祭りと冬のクリスマス会を開催していますよ。「歯医者さんは怖い」というイメージを崩して治療に前向きになってもらいたいという目的もあります。例えば、歯型を採るための粘土みたいなものや歯型の模型などを実際に触る「歯医者さん体験」をしてもらうんです。治療の時にいきなり気持ち悪いのが口の中に入ってくるのではなく、あらかじめ知っているものだから、治療を受け入れやすくなりますよね。冬はスタッフがサンタさんの格好でプレゼントも用意して。夏は千本引きやゲームをするなど楽しんでもらっていますよ。

子どもの患者さんや、お母さんへの対応で注意なさっていることはありますか?

泣いてる子を抑えつけて治療すると、それから恐怖心で来れなくなってしまうけれど、泣いたら治療しなくて済むと思わせるのも良くないでしょう。幸い「ベテランスタッフ」も多いから、「許したらだめ!」という場面と、「無理させないでおこう」という場面を、うまく判断してくれていますね。最近の傾向として、虫歯がほとんどない子と、すごく多い子とに二極化しています。でも、小さな子を3人連れて1人おぶって来院されるお母さんに、「仕上げ磨きを毎食後してください」と言っても、お忙しくて物理的に無理だということはわかりますよね。お母さんにプレッシャーだけをかけることはしたくありません。できる方法を一緒に考え、子どもが自分でできる年齢になれば、子ども自身に磨き方を指導していきます。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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お子さんは泣いても叫んでも構わないから、気にせず連れてきてくださいね。一度受診された方に検診のはがきが届きますが、その時に来院しないと、次に行くタイミングを逃してしまう方が多いのですが、間が開いても来てほしいですね。お子さんも中学生や高校生になると学校や塾で忙しくなり、途切れがちになりますが、家族みんなで定期的に検診に行く習慣を持ってもらえると、通うのが当たり前になるのではないでしょうか。日ごろから自分の歯に関心を持つ習慣をつけてもらえたら酷くなる前に治療ができると思います。また、ご高齢の方には訪問診療もしていますので、自力で通うのが難しい場合はぜひご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

成人矯正治療/50万5000円~
子どもの矯正/28万5000円~
ジルコニア冠/4万円~
オールセラミック(かぶせ物)/8万5000円~
インプラント治療/40万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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