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檜 友也 院長の独自取材記事

博多ひのきクリニック

(福岡市博多区/博多駅)

最終更新日:2020/12/28

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博多駅筑紫口から徒歩5分の「博多ひのきクリニック」は、外科・内科・小児科・人間ドックに加え、町のクリニックとしては珍しく、海外渡航者のための診療や外国人向け診療も行うなど、幅広い疾患と文化に対応している。院長を務める檜友也(ひのき・ともや)先生は上海で邦人医療の経験があり、中国語と英語での診療も可能。さらに韓国語ができるスタッフも在籍しており、言語、文化など多種多様な人たちが訪れている。しかし、ここ最近は新型コロナウイルスの影響で診療の在り方に変化が求められるようになり、苦慮しながらも患者のことを第一に考えた決断をしたという檜院長。取材では、そんな医師としての葛藤や渡航診療に至った背景、診療内容、注力する男性特有の疾患や悩みに対応する外来について話を聞いた。
(取材日2020年9月3日)

上海での診療経験を生かし、渡航診療に着目

小さな頃はどんなお子さんでしたか。また、医師になろうと思われたきっかけについてもお聞かせください。

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北九州の田舎で生まれ育ったので、好きなだけ遊んで、好きなだけ寝る子でした(笑)。ですので、その頃は医師になりたいなどまったく思っていなかったのですが、高校3年生の頃にメニエール病という病気になって入院したことがありまして。その時に初めて医師という仕事も良いなあと思ったんです。自分を診てくれた先生にもそうですし、人の体を診るという仕事に魅力を感じたのがきっかけですね。そういったことから大学は東海大学の医学部へ進むことにしました。

院長の専門は小児外科とお聞きしました。大学ではその分野を学ばれたのですか?

ええ。小児外科というのは子どものどんな臓器に対してもアプローチしていく分野なんです。小児外科の医師になるには、患者が大人である外科の領域も勉強しないといけないんですね。つまり、大人も子どもも診ることができないと小児外科の医師にはなれないというのと、どんな臓器に対してもアプローチしていく分野であることに魅力を感じました。また、僕は最初から開業したいという思いがあったので、そのためにもオールマイティーに診ることができるのが一番良いと思っていましたから。例えば人間ドックにしてもそうです。もともと僕は外科が専門なので内科の診療も可能です。年齢層も子どもから大人まで幅広く診ることができるので、ある程度のことはカバーできます。それは、渡航医学という分野でも同じスタンスでやっていけると思いました。

その渡航医学という分野にたどりつくまでにはどのような背景があったのでしょう。

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大学の医局を辞めた後、自分の力を試したいということで2008年から2014年まで上海に行ったんです。それまで小児外科でやってきたことや、そのほかに学んできたことをトレーニングし直すというか。そこで中国語や英語での診察スキルも身につけました。上海では子どもから大人まで、内科から外科まですべて診ていたんです。その時に、日本から来られた患者さんがきちんとワクチンを受けて来られる方もいれば、そうでない方もいて、そこで初めて渡航医学という分野に出会いました。それから、いろいろ調べて勉強していく中で、きちんと確立されたジャンルなんだということがわかり、ますます興味が湧きましてね。その後も自分で渡航診療をやることにつながりました。

アジアの玄関口であることから福岡での開業を決意

では、博多駅に近いこの場所で開業された理由も教えてください。

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渡航診療というのはニーズが限られてきますので、多くの患者さんを集めなければなりません。これは経営的なことになるのですが、多くの方に来てもらうには立地なんです。僕は北九州で生まれ育ったので、福岡市には縁もゆかりもありません。しかし、ここは空港も近いですし、博多駅からすぐですから、韓国人、中国人旅行者もたくさんいますしね。そんなふうにまずは渡航医療をベースに考えていたのでこの土地を選んだのですが、よく考えたらビジネス街だし、健康診断のニーズも高いだろうなあと思ったのと、自分は一般内科、小児科も診ることができることから現在の診療内容になりました。

患者さんの主な来院理由もお聞かせいただけますか?

留学や赴任される方と、赴任帯同のご家族がワクチンの接種や健康診断に来られる方というのが一番多いですね。昔はワクチンを打つにはこの病院、健康診断はこの病院というふうに、いろんな病院へ行かなければならなかったんですよ。ですので、渡航までの大切な時間を無駄なく使えるようになるのが渡航診療に特化した外来のメリットでもあります。留学もそうですが、赴任される方でいつでも行ける準備をするために来られる方もいるんですよ。留学や赴任される方のご家族などは、渡航先の学校へ事前に書類を出さなければならないので、そういった理由で来られる方も多いですね。

今の時期、渡航先によってはPCR検査の証明書や健康診断書が必要になる場合がありますよね。

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そうなんです。もともとPCR検査の結果は100パーセントではないので、実は検査することに否定的でした。ですので、以前は求められても断っていたんですね。しかし、最近は入国する際にPCR検査をしないと入国できない、つまりその国で仕事ができないという無視できない状況になっていて、検査をしているという証明がないと困る方がたくさん出てきたんですね。それは留学もそうですし、入国する人すべてですから、行かないといけない人にとっては100パーセントの検査結果でなくても、検査をして陰性だという証明が必要なわけです。最近では東南アジアが日本に対して門戸を開き始めましたよね。その条件としてPCR検査と英文の診断書が必須で、特に英文の診断書など他の機関では難しい内容でも当院では対応できますので、海外に行かれる方はいらしていただければと思っています。

薄毛やEDといった男性特有の疾患や悩みにも対応

先生は男性特有の診療にも力を入れているとお聞きしました。

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健診などで当院を利用いただいた男性の患者さんから、薄毛や勃起不全、いわゆるEDについて相談を受けることがあり、こうした男性特有の疾患やお悩みに対応する外来をスタートしました。いずれも30代から50代の男性が抱える加齢による症状。そのためビジネス街である博多エリアにおいては、ニーズが高いのかもしれません。一方、非常にプライベートな問題でもあるので、クリニックを受診すること自体に抵抗を感じてしまう方もいらっしゃいます。当クリニックではそういった患者さんでも気軽に相談できるようにオンライン診療に対応。インターネットの環境があれば、診察から薬の処方、会計まで、パソコン上で完結することができますよ。

薄毛で悩んでいる方は多いと思いますが、どういった治療を行うのでしょうか?

治療ガイドラインに沿って、内服薬や外用薬の処方、髪の洗い方など頭皮環境の改善指導を行います。もちろん経過に個人差はありますが、当院では半年以上継続することをお勧めしています。当クリニックを受診されるのは、30代から50代の働き盛り世代。薄毛は病気ではないために診療せずに、悩んでいる方もいらっしゃるはずです。一人で抱え込まずに、まずは勇気を持って来院いただくか、あるいはオンライン診療でも構いません。診療方針やケアの方法を一緒に検討しましょう。

EDについては、どのような診察を行われているのでしょうか。

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EDは客観的な評価ができないため、問診がベースとなります。一つの指標としては、十分に満足できる性行為ができるかどうか。原因は加齢による機能不全であったり、精神的なものであったりさまざまですが、まれに重大な病気が隠れていることも。例えば動脈硬化を患っていて血流が悪くなったことによってEDが起きている可能性があります。治療は基本的に投薬による対症療法となりますが、血管を拡張させる薬を使用するため、心臓疾患がある方は注意が必要になります。EDも薄毛も、どちらも加齢による変化で決して恥ずかしいことではありません。お悩みの方は一度ご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人間ドック/8000円~、AGA治療薬/4000円~、ED治療薬/800円~

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