全国のドクター9,320人の想いを取材
クリニック・病院 161,129件の情報を掲載(2020年10月30日現在)

  1. TOP
  2. 愛知県
  3. 名古屋市守山区
  4. 新守山駅
  5. さとし耳鼻咽喉科クリニック
  6. 加藤 賢史 院長

加藤 賢史 院長の独自取材記事

さとし耳鼻咽喉科クリニック

(名古屋市守山区/新守山駅)

最終更新日:2019/08/28

174587 %e3%81%95%e3%81%a8%e3%81%97%e8%80%b3%e9%bc%bb%e5%92%bd%e5%96%89%e7%a7%91%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%8b%e3%83%83%e3%82%af

新守山駅から車で5分ほど離れた住宅街の一角にある、ガラス張りの開放的な建物が特徴の「さとし耳鼻咽喉科クリニック」。全面バリアフリーで、ベビールームまで備えた居心地の良い同院には、地域の子どもから高齢者までさまざまな世代の患者が足を運ぶ。「病気を診るより人を診たい」と話す加藤賢史院長のモットーは、患者とのコミュニケーションを何より大切にすること。明るく話上手な加藤院長を前にすると、病院が苦手な小さな子どももにっこり、笑顔を見せることも。そんな思いやりあふれる加藤院長に、設備のこだわりから診療モットー、受診のポイントまで、いろいろな話を聞いた。
(取材日2018年9月5日)

子連れでも気兼ねなく通えるバリアフリーのクリニック

開院からしばらくたったそうですが、とてもきれいで明るいクリニックですね。

1

約3年半前の2015年に開院しました。偶然ですが、3月3日の「耳の日」が開院日です(笑)。ちょうど南向きの良い土地だったので、自然光を取り入れて明るい雰囲気にしようと、待合室は全面ガラス張りにしました。緑、オレンジ、茶色がコンセプトカラーなのですが、ウッディーな茶色を入れたことで明るいながらも落ち着きのある感じに仕上がったと思います。開業するにあたっては、先輩の先生方にいろいろアドバイスを伺いました。一番重視したのはバリアフリーです。車いすの方が楽に移動できてスムーズに診察を受けてもらえるよう、通路の幅を十分に取ったり、段差をなくしたりということには、設計段階からずいぶん気を使いましたね。

院内設備の特徴を教えてください。

入り口の近くに設けた個室は使い勝手が良く、造って良かったと思っています。もとは補聴器の相談をするために設けたスペースですが、インフルエンザなど感染症の患者さんが来られた時の隔離室としても重宝していて、安全に受診していただけたりしています。また、吸入治療を受けるスペースの前面には窓を設けて、外の景色が見られるようにしました。時間がかかりますから、四季の風景を眺めながらリラックスして受けてほしいなと思ったんです。他には、トイレを3つ設けているところでしょうか。車いすのまま入れる多目的トイレと女性専用トイレ、それから男性専用も設置しています。女性用は妻の意見を取り入れて、男性用は私が男性目線で、それぞれが快適に使えるものをめざしました。

ベビールームやキッズルームもあって、お子さん連れの患者さんも利用しやすそうですね。

2

お子さんが2人や3人いらっしゃると、上の子を通院させるために下の子も連れて行かなければ……という場合も多くて大変ですよね。なるべく楽に通っていただけるように、赤ちゃんのおむつを替えたり授乳したりできる部屋を設けました。赤ちゃんが泣きやまない時などにも利用していただけますし、できるだけストレスなく過ごしてもらえるように工夫しています。キッズスペースは私のアイデアで、自分の子どもたちにも意見を聞きながら遊び心のある空間を意識しました。目隠しになる壁もあるので、他の患者さんに気兼ねなく遊んでもらえます。実際に使っているお母さん方からも好評のようですね。

老若男女さまざまな患者と向き合える耳鼻咽喉科に

先生はなぜ医師になられたのですか?

3

実は高校3年生の夏まで進路を決めておらず、漠然と「手に職をつけて人に技術を提供する仕事に就きたい」としか思っていませんでした。人とふれあうことが好きで、小学生の時は弁護士かコメンテーターに憧れていたこともあったのですが、文系の人間じゃないので難しいと悟って諦めました(笑)。そこで、理系で人とふれあえる仕事は何かと考えた時に、医師を思いついたのです。そんな動機で始めた医学部受験でしたが、一度失敗して悔しい思いをしたことではじめて本気になり、その後は絶対に医師になる!という固い決意のもとに医療の道へ進みました。

中でも耳鼻咽喉科に進んだ理由は何ですか?

「難病を治したい」「がんを撲滅したい」という目標をもって医師になる方はもちろんいらっしゃいますし、それはとても素晴らしいことだと思うのですが、私の場合は病気を診るよりも「人」を診たいという気持ちが強くありました。いろいろな方とコミュニケーションを取ることを、日々の仕事としたいと思ったのです。その点、耳鼻咽喉科は患者さんの年齢層が広く、老若男女さまざまな患者さんと向き合えます。小さなお子さんと話すこともあれば、高齢の方の手術をする機会もある。そんな幅の広さが魅力でこの道を選びました。耳鼻咽喉科の疾患は、聴覚や味覚など五感に不調が現れるので心配する患者さんが多いのですが、外からはわかりにくいのが特徴です。そのためしっかりとコミュニケーションを取って、患者さんの不安を解消することが大切だと思っています。

先生の診療モットーを教えてください。

4

とにかく、患者さんとよくお話をすることです。診療中はカルテへの入力はスタッフに任せて、私は患者さんと話すほうに集中しています。患者さんからも積極的に話してもらえるよう、会話しやすい雰囲気をつくるように心がけていますね。地域のクリニックの役割は、病気よりも「患者さん」を診ることだと思っているので、何でも話してもらえるとうれしいです。実際、一見関係ないような雑談からも治療のヒントをもらえたり、他の病気を疑って他科の受診を勧めたりすることがあるんです。開業から3年半がたって、以前より多くの患者さんを診るようになりましたが、これからも今までどおり、患者さんのお話を聞く時間をしっかり取って、安心して任せてもらえるようにしていきたいですね。また基本的なことですが、患者さんが来られたら私から進んであいさつをするようにしています。緊張をほぐしてもらうためで、これはスタッフも同じようにしてくれています。

子どもが自ら通いたがるクリニックをめざす

お子さんの受診もずいぶん多いようですが、心がけていることは?

5

日によっては7割近くが子どもの患者さんという時もあります。主訴としてはアレルギー、風邪、中耳炎などです。子どもに限らずですが、雑草の花粉症の方が多いのは地域性かもしれませんね。お子さんに対しては、なるべく怖がる治療はしないというのが方針です。通うのが嫌になって、お母さんに無理やり引きずられながら連れて来られるのは悲しいですから(笑)。もちろん、治療なので痛い思いをさせてしまうこともありますが、最後は笑顔になって帰ってもらい、お子さんが進んで「行く」と言ってくれるクリニックでありたいですね。お子さんの治療の際にも、親御さんではなく本人に直接話しかけるようにしています。子どもが自分で症状を話すことによって、自然と診察に協力してくれるようになると思うのです。実際に、お子さんが「さとし(クリニック)に行こう」と自分で言ってくれることもあると聞いていて、すごくうれしく思っています。

症状によっては小児科と耳鼻咽喉科、どちらを受診すべきか迷うこともあると思いますが?

判断が難しいとは思いますが、鼻水がひどい時には、それが原因となって咳が出たり耳が痛くなったりすることもあるので耳鼻咽喉科の受診がお勧めです。鼻水の吸引もできますからね。高熱が出たり、全身に症状が出ている時は小児科のほうがいいでしょう。専門の医師に診せたほうがいい場合にはこちらから紹介することもできますから、迷った時は一度相談していただければと思います。他に当院で最近多いのは、お子さんの睡眠時無呼吸症候群です。これは扁桃腺が原因の場合が多く、検査もできますので気になる方は受診してみてください。当院では治療方針も一方的ではなく、お母さんと相談して決めるようにしています。薬の量についてもできる限りで相談に乗りますので、困ったことがあれば気軽に話してほしいですね。

最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

6

当院は高齢の方も、お子さん連れの方も通いやすい環境づくりを心がけています。一番大切にしているのは、患者さんに笑顔で帰っていただくことです。今はインターネットから簡単に医療情報が手に入る時代ですが、情報が多いだけに何を信用すべきかわからず、余計に不安を感じてしまっている方も少なくないように思います。でも一人で悩んでいるくらいなら、来て相談していただいたほうが気持ちが楽になりますよ。極端な話、何もしないでただ話して帰ってもらっても構いません。親しみやすく、安心して通えるクリニックをめざしてスタッフ一同、今後も一生懸命頑張りますのでお気軽にお越しください。

Access