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ワクチンで感染症予防を
計画的な予防接種で子どもを病気から守る

寺口小児科クリニック

(大阪市東成区/今里駅)

最終更新日:2021/03/11

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  • 保険診療

医療大国と呼ばれる日本。しかし、今までは接種可能なワクチンが少なく、多くの子どもたちがワクチンで予防ができる病気にかかり、後遺症に苦しんだり命を落としていた現実を知っている人はそう多くはないだろう。メディアがセンセーショナルに扱う副反応についての情報などネガティブな要素ばかりが拡散されていく現状に「寺口小児科クリニック」の寺口正之院長は警鐘を鳴らす。「今もなお、かかってしまったら根本的な治療法がない病気はたくさんある。信頼できるかかりつけ医でワクチンを打って、病気から子どもを守ってほしい」と話す寺口院長に、予防接種について詳しく教えてもらった。(取材日2021年3月4日)

「ワクチンさえ接種していれば」と後悔しないために、信頼できるかかりつけ医で予防接種を

Q子どもにとって、予防接種はなぜ必要なのでしょう?
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▲命に関わる病気を防ぐためのワクチンの重要性

予防接種は生後2ヵ月から始まります。ワクチンによって、接種する年齢や回数が決まっており、種類も回数も多くなりますが、当院では接種できる時期になったらなるべく早く接種をすることが大切だと考えています。なぜなら、ワクチンは子どもたちの命に関わる病気を防ぐためのものだからです。例えばインフルエンザのワクチン。インフルエンザは身近な病気の一つですが、毎年多くの人が感染し、苦しんだり、人によっては後遺症があったり、死亡したりしています。「ワクチンさえ接種していれば」と後悔しないためにも、正しくワクチンを接種し、命を守ってほしいと思います。

Qワクチンの副反応が心配な方は多いと思います。
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▲命を守るためのワクチン接種を促す寺口先生

代表的な副反応としては、発熱や注射した部分の腫れ、発赤などがあげられます。ほとんどの場合は一時的なもので、2~3日中には消失するでしょう。とはいえ、たとえ一時的なものだとしても、つらそうにしているわが子の姿は親として心配なものです。ですが「副反応が怖いからワクチンは打ちたくない」と考えているのであれば、一度「世界中の人がなぜ痛い思いをしてまでワクチンを打っているのか」を考えてみてください。かかると今でも治療が難しくて、命に関わる病気は実際にあります。大切な命を守りたいからこそ、世界中で今もなおワクチンは打たれているのです。

Qこちらのクリニックでは予防接種を受ける方が多いそうですね。
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▲同院ならではのスケジュール管理で、漏れなく受けられる

予防接種の最大の難関は、スケジュールを把握し、こなしていくことじゃないかと思います。特に幼い子どもの世話をしながらではとても大変です。そこで、当院ではスタッフが主体となって、予防接種のスケジュールをお伝えし、リマインダーのような役割も果たしています。特に前回からスケジュールがしばらく空いた後の接種は忘れがちなので、例えば3歳の誕生日前には日本脳炎ワクチンのお知らせをメールするなど、スタッフが工夫して声をかけてくれているんですよ。不安なことやわからないことも丁寧に説明していますので、まずは気軽に相談してください。

Qワクチンを接種した後の流れについて教えてください。
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▲医院全体で、些細な疑問や不安にも寄り添って対応してくれる

ワクチンを接種したからといって、特別なことをする必要はないと思います。当院では、特別な例を除けば、接種後はすぐに帰宅していただけます。ただし、接種するのは幼い子どもたちですから、いつもよりちょっと気をつけて見てあげると良いですね。接種後に気になることがあれば、些細なことでも構いません。電話で相談いただいたり、ご来院いただければと思います。副反応の出方や体調の変化を知ることも、その後の予防接種をより安心して受けていただくために重要な情報です。風邪や鼻水、頭痛や腹痛だって同じこと。「このくらいのことを聞いてもいいのかな?」と遠慮することなく何でもご相談ください。

Q予防接種も含め、かかりつけ医がいれば安心ですね。
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▲予防接種だけでなく、子どもの健康管理までトータルサポート

そうですね。小児科医になって随分たちますが、今でもワクチンを接種する際には気を引き締めて行っています。短時間の中でできる限り患者さんの状態を把握するように努めていますし、安心して予防接種を受けていただくためにもできることはすべて接種前にと考えています。過去には初めて予防接種にやって来た子の診察で、別の重篤な病気を発見したこともあるんですよ。気づかずワクチンを接種していたら、大きな副反応が出たかもしれません。健診などで普段の様子を知っている医師のもとで接種すればより安心できます。まずはかかりつけ医を持つこと。そしてワクチンを正しく接種する。この2つを子どもの命のためにしていただけたらと思います。

ドクターからのメッセージ

寺口 正之院長

昔に比べて多くのワクチンを公費で接種できるようになり、諸外国に比べて大幅に遅れていた日本のワクチン事情が世界基準へと近づいてきました。今の日本では、改めてワクチンの大切さを実感することは難しいかもしれません。しかし、現実に日本でもワクチン未接種では予防が望める病気で命を落とす可能性があります。それが大切なわが子だったらどうでしょう。もちろん、大人になってからでも受けられるワクチンもありますが、公費によって援助される時期は決まっています。健康を守るための予防接種を受けないなんて勿体ないですから、体質などに不安があれば、まずはかかりつけ医に相談し、前向きに予防接種について検討してほしいと思います。

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