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中塚 健介 院長の独自取材記事

NAKATSUKA DENTAL

(門真市/大日駅)

最終更新日:2021/10/12

中塚健介院長 NAKATSUKA DENTAL main

大阪メトロ谷町線大日駅から徒歩9分、ショッピングモールの2階に入る「NAKATSUKA DENTAL」。院内に一歩足を踏み入れると、白を基調とした清潔感あふれる空間が広がっている。一般歯科や小児歯科、矯正歯科、インプラント治療など幅広く診療する同院には、子どもから高齢者までさまざまな年齢層の患者が来院しているという。日本口腔外科学会口腔外科専門医でもある中塚健介院長は、愛知学院大学歯学部顎口腔学科講座で、歯科口腔外科の研鑽を重ねた。「インプラント治療は歯科医師なら誰でもできるというものではありません」と語る中塚院長。大学病院並みの設備を整えたオペ室も備え、質にこだわったインプラント治療を提供する。職人気質でプロ意識の高い中塚院長に、歯科治療に対する思いを聞いた。

(取材日2019年1月22日)

全身状態も踏まえた、正直で質の高い診療をめざす

院内はスタイリッシュですね。こだわりを教えていただけますか?

中塚健介院長 NAKATSUKA DENTAL1

白を基調とした内装を意識しました。床も壁も白に統一しています。医療機関が第一にすべきなのは、清潔感だと思うからです。診察室やキッズコーナーなどには不衛生なものを置かないようにしています。クリニックはお口の中を診る場所ですから、本来清潔であるべきなんです。僕は口腔外科を専門にしていますが、不衛生な場所や器具で治療してお口の病気が本当に治るでしょうか。皆さんにそのことをわかっていただけるとうれしいですね。患者さんの意識が変わらないと、クリニックも変わらないからです。当院では器具の滅菌にも力を入れています。また単なる個室ではなく、室内を無菌にするシステムなど大学病院と同じぐらいの設備を整えたオペ室も備えています。

口腔外科を専門にされているのですね。

口腔外科では頭頸部と呼ばれる首から上の部分を診ます。外傷や骨折はもちろん、耳鼻咽喉科の対象でもある蓄膿症も診ますし、口腔がんの診療やがん切除後の再建手術も行います。また、日本口腔外科学会の口腔外科専門医となるには、一定の基準をクリアしなければなりません。ですから口腔外科専門医の在籍するクリニックは、ある程度信頼して通っていただけるのではないでしょうか。インプラント治療も口腔外科の専門分野。骨を増やしてインプラントを埋入するサイナスリフトを併用したインプラント治療などは、歯科医師なら誰でもできるというものではありません。一定のトレーニングを積んだ人しか行えず、処置を間違えば取り返しのつかないことになってしまいます。患者さんにはそのことを知っておいてほしいですね。

診療におけるモットーをお聞かせください。

中塚健介院長 NAKATSUKA DENTAL2

正直に診療することをモットーとしています。当たり前ですが、うそをつかないことは大切です。これは声を大にして言いたいですね。当院ではかぶせ物の素材一つにしても、本当に質の高いものを使用するよう努めています。それから、時折、「歯が痛くてクリニックに行ったのに問題ないと言われた」という話を聞きますが、痛いなら何らかの原因があるはず。患者さんの話をきちんとお聞きした上で、CTなどの先端機器も用いて原因を追求しなければなりません。さらに全身管理の知識も必要になります。背後にある重大な病気の前兆として歯痛が出ている可能性もあるからです。当院では、歯だけではなく全身との関連も考慮に入れた治療、できる限り長く噛めることをめざした治療を施すよう努めています。

要望に耳を傾けるとともに、より良い治療法を提案する

開業の経緯や患者層について教えていただけますか?

中塚健介院長 NAKATSUKA DENTAL3

5年前に地元に戻り2014年に当院を開業しました。妻が小児歯科、僕が口腔外科やインプラント治療を専門にしているため、子どもからご年配の方までさまざまな年代層の方がいらっしゃっていますね。またここでの診療以外に、「インプラントを埋めるために骨を作ってほしい」「駄目になったインプラントをもう一度復活させてほしい」など、他の歯科医院からオペを依頼されることもあります。このように専門外の治療であれば他の歯科医師に依頼するといった連携が取れれば患者さんにも還元されて、いい結果が出るのではないでしょうか。

診療設備も充実しているようですね。

歯科用CTなども備えています。ただ、「たくさんの機器を備えていれば、良いクリニック」と一概に言うことはできません。当院では必要な機器だけを導入し、不要なものは一切入れないようにしています。また患者さんによっては、歯科で使用される薬剤の臭いが苦手な方もいらっしゃいます。患者さんの緊張をできるだけ和らげるためにも、容器の開け閉めなど細かな点にも注意を払うよう努めていますね。

患者さんと接する際どんなことを心がけていますか?

中塚健介院長 NAKATSUKA DENTAL4

患者さんのお話をできる限りお聞きするよう心がけています。聞き上手であることはとても重要だと思うのです。またご希望を十分にお伺いするとともに、正直にご説明するようにも努めていますね。もしかすると、「どんな状態の歯でも残せます」と言うほうが患者さんにとっては聞こえは良いかもしれませんが、悪くなった歯を抜いて治療したほうが適切な場合もあります。お一人お一人に向き合い、正しい判断をしてより良い治療を提供するためにも、常に新たな情報を取り入れて研鑽するよう努力しています。

患者のニーズに応えていくことが歯科医師としての務め

スタッフの体制について教えてください。

中塚健介院長 NAKATSUKA DENTAL5

現在常勤の歯科医師が3人、歯科衛生士が3人、歯科助手が3人在籍しています。治療の質を高めるために、土曜日の昼休みを利用して勉強会を開催するよう努めていますね。また僕がセミナーに出席する際などは幾人かのスタッフにも参加してもらい、他のスタッフたちに学んだことを還元してもらうようにもしているんです。人に教えることで復習ができてより深い知識を身につけることが可能になります。そうすることによって、人に教える楽しみなんかもわかってきてより生き生きとした歯科医院になってきていますね。

今後の展望をお聞かせいただけますか?

僕たち歯科医師がすべきなのは、患者さんのニーズに応えていくことだと思っています。今後も時代とともに歯科医療は変化していくことでしょう。高齢化が進むにつれ、人々のニーズも変わります。一方的に展望を掲げるというより、そうした変化に対応していくための受け皿を整えることこそ、僕たちの務めだと思うのです。患者さんに適切な治療を施し、その結果喜んでいただけるなら幸いです。

最後に読者に向けたメッセージをお願いします。

中塚健介院長 NAKATSUKA DENTAL6

僕は、歯科であれば幅広い治療に対応できるのが当たり前だと考えています。対応できない分野が多くあると、職業として成り立ちませんからね。まずは何でもご相談いただければと思います。また皆さんには、良い歯科医院を見極められるだけの知識を持っていただきたいです。良い歯科医院を選ぶ一つの基準として、口腔内がよく見えるよう工夫している先生を選ぶ、という点を挙げることができるかもしれません。なぜなら、裸眼で見えるものには限界があるからです。そのため、拡大鏡やマイクロスコープなどを導入しているかどうかも歯科医院選びの際の一つの判断材料になるでしょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/35万円~、矯正/ワイヤー矯正上下顎/80万円・マウスピース型装置70万円、審美歯科(セラミッククラウン)/6万5000円~、サイナスリフト/20万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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