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花井 雅志 院長の独自取材記事

せとかいどう花井クリニック

(尾張旭市/印場駅)

最終更新日:2019/08/28

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クリニック名の通り、瀬戸街道沿いに位置する「せとかいどう花井クリニック」は、外科を専門に幅広い診療で研鑽を積んだ花井雅志院長が開業したクリニック。「これまで積み重ねてきた経験を、町のお医者さんとして地域に還元していきたい」と語る花井院長。風邪などの日常的な不調だけでなく、マンモグラフィーや超音波検査機器を用いた乳腺検査や、痔の日帰り手術といった専門的な検査・治療を受けられることも特徴の一つ。「クリニックだからこそできること、やるべきこと」を考え、真摯に向き合う姿に、信頼を置く患者は多いのだろうと感じる取材となった。
(取材日2017年2月8日)

外科の医師としての研鑽を地域に還元するため開業

こちらのクリニックは開業してどのくらいですか?

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2年ほどたちました。私の生まれは名古屋市中川区ですが、旭労災病院勤務時代にこの地域に転居し、子育ての関係もあって、以降はずっとこの地域で生活をしてきました。言わば第二の故郷みたいなものです。この地域は都市部へのアクセスも良いですし、かと言って騒がしい土地柄でもないため、生活しやすく居心地も良いです。ですので、クリニックを開業するなら住み慣れた地域のお役に立ちたいと考え、この地域で良い場所がないか探し始めました。探し始めてすぐ、趣味のジョギング中にこの場所を偶然見つけ、一目で気に入りました。すぐに問い合わせをして、順調に手続きが進んでいき、開業を決意してから本当に短期間のうちに、この場所で診療を開始することができました。

長らく外科を専門とした勤務医としてご研鑽を積まれたそうですが、開業に至ったきっかけは?

漠然と「いつかは開業してみたい」とは考えていました。その反面、外科の医師として手術に一生取り組み続けていきたいという思いもあり、いつかはどちらか決めなければと思いながら過ごしていました。そんな思いを抱えつつ年齢を重ねていくうちに、年老いても手術の第一線に立ち続けることは難しく、「新しいことに挑戦する良いタイミングでは?」と思い開業へ踏み切りました。年齢的にも、経験的にも本当に良いタイミングだったと思います。ありがたいことに、これまでお世話になった病院はそれぞれ外科の専門分野の実績もあるところで、自然に専門的なことを学べる環境にありました。

花井院長が医師を志したきっかけは何ですか?

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小さい頃に読んでいた漫画の影響です。一般外科を専門としたのもその漫画の影響で、医師になるからには手術で何でも治せるようになりたい、そんなふうに考えていました。ただ、小さい頃の夢ですから、医師だけでなくプロ野球選手や警察官といった夢を描くこともありましたが、どんな時も医師もしくは何かといった感じで、医師に憧れを抱いていました。

めざすのは地元に根差した“広く、深い”診療

こちらでは乳腺の検査や痔の治療など、専門的な検査や治療を受けられると伺いました。

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多くの患者さんに乳腺の検査や治療、痔の治療でお越しいただいています。電気メスを用いた小規模な手術にも対応していて、最近は痔の手術で、おしり周りだけに麻酔をかけることができる「仙骨硬膜外麻酔」も取り入れるようになりました。下肢への影響がなく日帰りでの治療も可能です。開業するのなら、何か専門的な検査や治療を受けられるようにしたいと考えていました。患者さんの中には、悩みや不安はあるものの病院に行くことに抵抗を感じる方も少なくありません。特に乳腺や痔の悩みというのは、患者さんから診察を受けること自体が一大決心とよく言われます。そういった困りに困った方に対してできる限りのことをしたいですし、少しでも通いやすい、相談しやすい場所として当院を利用してほしいと、そんな思いで開業当初から取り組んでいます。

助産師による母乳相談も受け付けているとか。

家内が助産師の資格を持っていることもあって始めてみました。というのも、助産師が授乳トラブルなどの相談や指導をしている中で「これは病気が原因では?」と思うことが、少なからずあるようなんです。患者さんにとって乳腺の病気と授乳の悩みを同じ場所で解決できるのは便利で安心ではないかと考えました。母乳相談をきっかけに、乳がん検診を受けてみよう、といったきっかけにもなります。実際に取り組み始めると、患者さんはもちろん近隣の助産師さんからもご紹介をいただくことが多くあり、考えていた以上に求められていたことだったんだと感じました。

クリニックで専門的な検査や治療が受けられるのは、患者さんにとってもありがたいことでしょうね。

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そう思ってもらえていたら、うれしいです。クリニックは、かかりつけ医としてどんなことでも相談できる場所であるべきと思います。皆さん、少なからず「どこに相談していいかわからない」という悩みを持っています。そんな中で、当院がめざすのは“広く深い診療”です。風邪など日常的な不調の相談もでき、並行して専門的な検査や治療、ケアを受けられる、どんなことも相談できるクリニックが身近にあることでもっと安心して生活してもらいたいと考えています。

かかりつけ医としてこれからも信頼に応えていきたい

検査や治療の中で病院との連携が求められることもあるかと思います。

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がんなどの病気が見つかった場合は、旭労災病院や愛知医科大学病院、愛知県がんセンター中央病院、公立陶生病院などにご紹介させていただいています。その際、必ず患者さんのメリットを最大にすることを心がけています。例えばがんの手術が必要となった場合も、予約手続きや病院内での順番待ちなどもあるため、すぐに手術が受けられるわけではありません。その間、ただ待っているだけでは患者さんの不安は募るばかりです。そうしないためにも、手術までの間に当院でできる検査をすべて終え、連携先にすぐに還元できるように準備を進めておくようにしています。

近年、若年層のがん発症も懸念されていますが、検査はいつ頃から受けるべきでしょうか?

一概に言えるものではありませんが、例えば乳がんの場合は30代から意識しても良いのではないかと思います。実際に若くして乳がんになられる方も少なからずみえます。よく患者さんで「触って何もないから大丈夫でしょう?」と言われる方がみえますが、乳がん検診の目的は、触ってわからないような芽の段階でがんを見つけることです。がんは必ずしも不治の病ではありません。いかに早く見つけ、治すか。ここにすべてがかかっています。当院では乳腺の専門外来の時間を設けていますが、通常の診療時間にも検査を行うことができます。乳がんに限らず、診療時に何かあればすぐに検査を受けられるのもクリニックならではのフットワークの軽さなのだと思います。

今後の展望をお聞かせください。

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開業して2年がたち、自分の思い描いていたクリニック像を実現しつつあるのかなと感じています。しかし、検査を希望される患者さんが増えたことで診察をお待ちいただくことも増えてしまい、心苦しい限りです……。予約システムを導入したことで待ち時間が少しは短縮しましたが、さらに良くできないかと考えているところです。今後も、現在のスタンスを大切にしつつ、できることを精一杯やりたいと思っています。専門的なことにも取り組みますが、あくまでも私は町のお医者さんです。これからも気軽に地域の皆さんに頼ってもらえる、そんなクリニックをめざします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

乳がん検診(助成の対象外で症状がない場合)
視触診+マンモグラフィ 8000円(税込)
視触診+エコー 6000円(税込)
視触診+マンモグラフィ+エコー 1万円(税込)

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