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鈴木 貴之 院長の独自取材記事

鈴木歯科医院

(京都市山科区/山科駅)

最終更新日:2021/10/12

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東海道本線山科駅から5分ほど歩いた先にある「鈴木歯科医院」は、長年この地域で診療を行う歯科医院だ。2021年5月現在はクリニック建屋のリニューアルが進行中で、仮の診療所で診療を行っている。仮といっても設備は整えており、歯科用マイクロスコープや口腔内カメラなどの設備を活用し、先進的な歯科診療の提供に努めている。2代目院長である鈴木貴之先生は、早くより予防歯科を軸とする診療スタイルを取り入れてきた歯科医師。日々の診療では、患者の気持ちに寄り添いながら、予防の大切さを伝えることに心を砕いている。「患者さんが末永く健康に、おいしい食事を楽しめるように、力添えするのが歯科医師の役目」と語る鈴木院長に、診療にかける思いを聞いた。

(取材日2021年5月29日)

長年にわたって診療を続ける地域密着型の歯科医院

歯科医師になったきっかけ、これまでのご経歴を教えてください。

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歯科医師で、当院を開業した先代院長の父が影響していますね。やはり身近な存在ですから。ただ、もともとは歯科医師になるなんて考えてもいなくて、高校卒業後は歯科以外の道に進むつもりで浪人生活を送っていました。でも、浪人中に仕事に就いたことで、生涯の自分の仕事を何にするかを考えることが増えて。それで、歯科医師を自分の仕事にしてみても良いのでは、という結論に至ったんです。紆余曲折を経て大阪歯科大学に進学し、卒業後は神戸の歯科医院で勤務医として働くことに。そして、1991年に当院に戻り、父とともに診療を行ってきました。院長職を引き継いだのは、2010年の頃ですね。

患者さんは地域の方が多いのでしょうか?

周辺にお住まいの方が中心で、父の代から通われている患者さんも多いですよ。いわゆる住宅街なので、小さなお子さんを育てているファミリー世帯も多く、患者さんの年齢層は幅広いと感じています。お悩みの内容もさまざま。できる限り当院の診療で解決できるよう、虫歯や歯周病の治療は当然ながら、歯を失ってしまった人に対しては入れ歯やインプラント治療を、歯並びを気にされている方に対しては歯の矯正を、といったように歯科診療全般を提供できる体制を整えています。矯正については、当院では透明な素材でできたマウスピース型装置を用いた方法を取り入れています。見た目をあまり気にせず歯並びを整えていけるので、若い世代が特に選ばれる印象です。

クリニックの特徴を教えてください。

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クリニックの建屋を全面改装中で、現在は仮の診療所で診療を行っています。診察チェアは1台のみのコンパクトな造りですが、歯科用マイクロスコープや歯科用CTといった専門的な機器を備えているので、これまでと変わらぬ診療が十分に行える環境です。衛生管理も徹底していますのでご安心ください。診療で特に活用しているのが、口腔内カメラ。鏡では捉えにくい、お口の中を画像で詳細に記録でき、記録した画像はチェアの横に備えているモニターに映し出して患者さんに目にしていただきます。お口の中の状態をはっきりと目にすることで、診療に対する意識が変わる患者さんも多いように感じます。百聞は一見にしかずとはよく言ったものですね。

マンツーマンの診療で、予防歯科の大切さを啓発

診察チェアが1台ということは、診療は基本的に院長お一人で行われているのですか?

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そうですね、私の他に歯科助手もいますが、治療はすべて私一人で対応しています。そのほうが、患者さんの診療の流れ、全体像が把握できますので。私自身やるからには責任を持って患者さんの診療にあたりたい、流れ作業的な診療は行いたくないとの思いが強くて、一人でやるのが性に合っているんですよね。一般的には歯科衛生士が行う、歯科検診や口腔内ケアなども私が手がけます。改装後も、診療チェアは2台に留める予定で、今までどおり予約枠もゆとりを持たせ、患者さん一人ひとりをじっくり診療できる形式を守っていきます。また今回の改装で、新たに空気清浄機能を搭載した空調設備を導入するので、患者さんにはより快適に、感染症などに対して不安を覚えることなく診療を受けていただける環境が整うかと思います。

診療のモットーを教えてください。

歯を治すためではなく、歯を守るために歯科医院を受診してもらいたいと、長年にわたって予防歯科を軸にした診療を行ってきました。こまめに歯科を受診するのが理想ですが、なかなか実践するのは難しいでしょうから、年に1度、例えば誕生日の月には受診して、お口の中の状態を把握してもらえたら、といったように、患者さんが取り組みやすい方法なども、適宜提案しています。また、患者さんが納得して治療を選べるように、治療のメリットとデメリットをお伝えするようにしています。例えば、失った歯を補う方法として入れ歯やブリッジ、インプラント治療といった選択肢があります。どれも一長一短あり、患者さんの口腔内の状態や生活スタイル、治療に対する考え方によって「良い治療」の答えは異なってきますから、コミュニケーションを通じて患者さんにとってより良い治療を提案できるよう努めています。

予防歯科を重視し始めるきっかけは何だったのでしょうか?

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最初のきっかけは、大学での講義ですね。歯科治療で用いる素材が、歯や全身に与える影響を学び、中でも一般的に「銀歯」と呼ばれるパラジウム合金を使用することで起こりうるリスクについて知った時はとても驚きました。金属は歯より硬いので、噛むごとに金属が入っている歯はもちろん、対になる歯にもダメージが加わりますし、金属の成分がアレルギー症状などを引き起こすことも考えられます。歯科医療が先進している欧米にならい、当院でも詰め物やかぶせ物でパラジウム合金を用いた治療は行っておりません。また、入れ歯やインプラント治療で失った歯を補ったとしても、噛む力は天然歯に比べて劣りますし、管理が行き届いていないと新たなトラブルを招く可能性もあります。どれだけ歯科診療の技術が進歩しても、天然の歯に勝るものはない。大学時代、そして勤務医での経験を通してこの考えが確固たるものとなりました。

常に新しい知識を取り入れ歯科診療をアップデート

そのほか、力を入れていることなどありますか?

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予防に対する意識を高めてもらいたいと、ホワイトニングなどもお勧めしています。歯が白くなれば、「汚したくない、清潔に保ちたい」との気持ちも芽生えやすくなるかと思います。それに、ホワイトニングの能力を発揮させるためには、あらかじめ歯垢や歯石をしっかり取り除き、虫歯などがあれば治療する必要があります。見た目を良くしたいという思いも、予防歯科に取り組む良いきっかけになると思っています。

心に残る、患者さんとのエピソードなどございますか?

担当した患者さんから、「ここまでしっかり説明されたのは初めて」と言われるケースは多いように感じます。私としては別段特別なことをしているつもりはないのですが、皆さんそれだけ相談したいこと、聞いてほしいことがあるのでしょうね。これからも、一人ひとりとしっかり向き合う診療を行っていきます。

読者へのメッセージをお願いいたします。

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お口の環境が、全身に与える影響はとても大きなものです。狭心症の薬には、舌下に錠剤を含むと、服用後2分程度で作用が発揮されるものがあります。つまり、お口の粘膜から吸収された成分は、数分のうちに体の内部に到達するケースもあるといえるのです。治療で用いるさまざまな素材だけでなく、日々のケアで用いる歯磨き粉の成分だって体に影響を与えることが、当然考えられます。もちろん、虫歯や歯周病の原因菌の影響だって、お口の中に限定されるものではありません。さらにいえば、歯を守ることは、食事の楽しみを守ることにもつながります。単に歯を治す・守るだけではなく、全身への影響をできる限り少なくでき、なおかつ「噛める喜び」を守っていけるような治療を、今後もめざしていきます。そのためにも、勉強会や講習会に足を運び、日進月歩の歯科医療の知識をアップデートして、診療に還元していく思いです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/27万5000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/11万円~、ホワイトニング/1万1000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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