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安藤 幸司 院長の独自取材記事

あんどう歯科クリニック

(岐阜市/茶所駅)

最終更新日:2024/01/15

安藤幸司院長 あんどう歯科クリニック main

茶所駅から徒歩1分。旧中山道沿いの建物の2階にある「あんどう歯科クリニック」。院内は北欧風の明るい内装で、壁面には季節に合わせた装飾も施されており、訪れた患者がゆったりとした気分で過ごせるようにと、配慮が感じられる空間だ。安藤幸司院長は大学卒業後、約15年間にわたり歯科口腔外科を専門に研鑽を積んだ。歯や歯茎だけを診るのでなく、口を「消化器官の入り口」として捉え、患者の全身に気を配ることを忘れない。自身の歯科口腔外科での経験と看護師である妻やスタッフとの連携で、有病者の治療にも積極的に取り組んでいる。親子3代にわたり通っている患者もおり、地域に貢献できる喜びを語る院長。そんな院長に、歯科口腔外科で研鑽を積んだからこそできる治療や、患者への思いをじっくりと聞いた。

(取材日2023年10月20日)

口を消化器官の入り口と捉え、全身の健康へつなげる

開業までの経緯について伺えますか。

安藤幸司院長 あんどう歯科クリニック1

出身は岐阜の柳ヶ瀬です。松本歯科大学へ進学しましたが、在学中からいずれは地元へ帰り地域の人々の口の健康を守りたいと思っていました。卒業後は岐阜大学医学部附属病院をはじめとする複数の大学病院や総合病院の歯科口腔外科で約15年間、経験を積みました。実家は祖父も父も歯科医師で、父は今も現役で仕事をしています。父の歯科医院を手伝うことも考えましたが、先輩からご紹介いただいたこの場所で、2014年に開業しました。以前は別の歯科医院がこの場所で診療していたこともあって、開業当初は比較的高齢の患者さんが多かったのですが、最近は若い世代の方も増えてきたと感じています。この辺りは3世代同居の方も多く住んでいらっしゃる地域です。当院へも、おばあさんから息子さん、そしてお孫さんまで、皆さんで通ってくださるご家族もいらっしゃってうれしいですね。

大学卒業後は歯科口腔外科を専門にされていたのですね。

歯科医師は歯を治すというイメージを持っていらっしゃる方が多いと思いますが、口は消化器官の入り口であることを意識し、そういう観点から口腔内を診れる歯科医師になりたいと思い選びました。ですから歯や歯茎だけを診るのではなく、口腔内の状態を良くすることで、患者さんの体全体の健康につなげていきたいと思っています。この辺りは中高年の方も多く、糖尿病や高血圧症など持病を持っていらっしゃる方もいます。そういう方々の健康を守るために、歯科医師の果たせる役割は大きいと思うのです。虫歯や歯周病だけでなく、顎関節症やがんなど難しい疾患を見極めるためにも、口腔外科での経験が生きると思います。さらには、事故や転倒、スポーツでのケガによる歯や口腔内の外傷にも対応しています。

学生時代に印象的な出会いはありましたか?

安藤幸司院長 あんどう歯科クリニック2

歯学部時代の先生からの言葉で今も大切にしていることがあります。「目標とする人をまず見つけなさい。そして、その目標とする人の背中を追いかけてはいけない。その人が見ている視線の先をめざしなさい」という教えです。つまり、背中を追っている限り、決してその人を超えることはできないということです。この言葉を聞いてはっとしましたね。実際に岐阜大学医学部附属病院でお世話になった先輩の中には、知識が深く、手技のレベルがとても高い方がいらっしゃいました。そして、ご自分の知識を私に惜しみなく教えてくださったんです。このような出会いに恵まれたことをありがたく思っています。

患者の話をしっかり聞き、基本に忠実な治療を心がける

木材とガラス材の扉がすてきですね。内装や設備でこだわられたことはありますか?

安藤幸司院長 あんどう歯科クリニック3

歯科医院は怖いというイメージを持たれがちなので、待ち時間をゆったり過ごせるよう白と緑の明るい内装に。設備面では開業当初から歯科用CTを導入しています。これにより患者さんの口の中を立体的に診ることができ、歯根の治療などにとても役立っています。技工に関しても院内に技工室を備え、私ができることは当院で行っています。父もほとんどの技工物を自分で作っていて、私も小さい頃からその姿を見てきました。歯科医師になって父から言われた「技工をやらないと臨床はうまくならない」という言葉はいつも心にありますね。治療をしている時に「もう少し歯を削ったほうがいい」というような細かい判断は、自分が技工をしていることでよりできるようになります。以前、医科の先生に「入れ歯って人工臓器だよね」と言われたことがあるんです。そう考えると患者さんにとって大切な臓器の一部である義歯の作製にも、自分ができる範囲で携わりたいと思います。

インプラント治療についても教えてください。

サージカルガイドを用いることで、インプラント体を入れる位置や深さ、角度について精度高く治療を行えています。ただし、口が開きづらい方については、ガイドを入れることが困難な場合もありますので、患者さんの状態に合わせて治療法を選択しています。また、骨造成術も行っていますので、骨が欠損しているケースでも治療が可能です。インプラント治療は歯を失った場合の選択肢の一つとしてご提案しています。入れ歯やブリッジといった他の治療法にも対応しています。

診療の際に、心がけていらっしゃることをお聞かせください。

安藤幸司院長 あんどう歯科クリニック4

「当たり前の治療をしっかり行う」というモットーで治療にあたっています。当たり前というのは、基本に忠実なこと、個々の患者さんの状態をその場その場で把握して治療していくことです。同じ患者さんの歯の治療といっても、その時の患者さんの体の状態や年齢によって治療方針は異なります。ですから、治療方法も1つではなくいくつか提示して、それぞれのメリットやデメリットを話し、患者さんと一緒に選択していくようにしています。治療の後で患者さんに「本当はこうしたかったのに」という思いが残らないように、治療前の説明は、模型やタブレット型端末を使って丁寧に行うようにしています。また、小児の患者さんに対しては歯科医院という場所に慣れてもらうことを意識しています。まずは診療チェアに座ってもらい、器具に触れてもらったり。いざ治療となっても無理に母子分離とはせず、ご希望になるべく沿うかたちを取っています。

看護師が常勤し、有病者や妊婦に対する治療をサポート

スタッフさんについても教えてください。

安藤幸司院長 あんどう歯科クリニック5

私の妻が看護師として常勤しています。有病者の歯科治療を積極的に行おうと思ったのは、私自身の歯科口腔外科での経験もありますが、看護師が院内にいてくれることがとても大きいです。例えば、体調が悪そうな患者さんがいれば血圧測定や、外科的な処置の際には点滴管理も可能です。歯周病は糖尿病とも深い関係があるので、その説明も行っています。歯科医院に通いづらいと思っている妊婦さんにも、安心して通っていただけると思いますね。時には夫婦で仕事のことを相談することもありますが、お互い気兼ねなく意見が言えるのも、より良い治療をするために役立っていると思います。そして、もう1人、歯科助手兼受付を担当してくれているスタッフも在籍しています。とても真面目に仕事に向き合ってくれていて、頼りにしていますね。スタッフとは対等な関係性でいたいので、小さなことでも話しやすい接し方を心がけています。

患者さんと接する中で心に残るエピソードはありますか?

歯科医師になりたての頃、10年くらい入れ歯を使っていなくてしっかり噛めていない状態だった70歳くらいの患者さんに義歯を作りました。いくつになってもおいしく食べ物が食べられるように、歯科医師として力になりたいと思って対応したのを覚えています。それから、もう1つは私にとっては少し苦い経験なんですが、医局に勤めて2、3年目。先輩歯科医師やみんなで議論をし、歯科医師としては良いと思い行った治療が、患者さん自身にとっては望む治療と少し違っていたことがありました。その時の経験が、「患者さんの話をしっかり聞いて、患者さんにとってより良い治療を提案していく」という今の治療の基本姿勢になっていると思います。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

安藤幸司院長 あんどう歯科クリニック6

最近は「どこも問題ないけど来たよ」という患者さんが増えてきて、予防歯科の重要性をお伝えしてきたことが実を結んでいるのかな、と感じます。歯周病は糖尿病や心臓病など他の病気とも密接な関わりがありますので、全身管理の知識と経験を生かし、歯だけにとどまらず一歩先を見据えた治療を今後も心がけていきたいです。また、有病者や妊婦さんの治療にも力を入れているので、安心して受診いただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(税込み)
初期診断/1万6500円~、初期診断(サージカルガイド込み)/11万円~、埋入/22万円~、骨造成1歯/5万5000円~

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