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歯並びが乱れる原因は?
口の癖の改善と食べ方・飲み方の支援

豊橋キッズデンタルクリニック

(豊橋市/豊橋駅)

最終更新日:2018/09/10

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子どもの矯正治療について、関心を持っている親は少なくないだろう。母親たちの会話の中でも、小児矯正について情報交換することがあるようだ。しかし、「矯正はいつから始めるべきなのか」「矯正治療にはどのような方法があるのか」など、具体的にはわからないことが多い。「豊橋キッズデンタルクリニック」の中野崇院長は、子どもの歯並びが悪くなる原因が、環境による場合もあると考え、呼吸や舌癖など、口の機能を正しく使えるように指導することで、歯並びに影響が出ないように取り組んでいるという。健康教育もめざし、今後はグループ学習を取り入れながら、子どもたちの歯並びの問題に取り組んでいきたいと話す中野院長から詳しく話を聞かせてもらった。(取材日2018年5月15日)

健康教育を含めた正しい体の使い方の一つとして、正しい呼吸や舌の使い方を子どもの頃から学んでほしい

Q子どもの歯並びが悪くなる原因は何が考えられますか?
A
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▲歯並びが悪くなる要因を語る中野院長

以前は、歯並びが悪いのは遺伝やその子どもが生まれながらに持っている要因が大きいといわれていました。しかし最近では、普段の生活の中での呼吸の仕方や舌の位置、飲み込み方や食べ方なども歯並びを悪くする要因になっていると考えられています。例えば、舌は上顎についた状態であるのが理想的なのですが、舌が落ちた状態だと、下の歯を押してしまったり、上顎が広がらなかったりするんです。これは呼吸とも深い関係があり、口呼吸をしている子はどうしても息をするために舌の位置を下げてしまいます。もう一つは舌の動きの問題ですが、飲み込むときに舌が前に出てしまうとその度に歯が前に押されてしまい、噛み合わせが悪くなりやすいですね。

Q口呼吸や舌癖はどのように改善していくのでしょうか?
A
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▲窓から緑を望む、明るい雰囲気の診察室

口呼吸をしている場合は、鼻呼吸ができるかを確かめます。鼻呼吸ができるはずなのに口呼吸になっている場合は、口輪筋という口周りの筋力が弱いためだと考えられるため、口周りの筋力を上げるトレーニングをします。それとともに、鼻から呼吸をすること、安静時の正しい飲み込み方を教えます。まずは上唇や下唇、口輪筋につながる頬のマッサージをして筋肉をほぐし、その後、口の中に入れる器具を使い口を閉じる練習をします。初めは違和感があっても、短い時間から徐々に練習すればできるようになっていきますよ。この方法は、小学生以上を中心に行っていますが、年齢の低いお子さんには摂食機能療法といって、食べ方支援を行っています。

Q摂食機能療法について、詳しく教えてください。
A
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▲カウンセリング室で筋機能訓練がじっくり受けられる

年齢が低いお子さんは口の中に装置を入れて訓練するのは継続が難しいこともあり、生活の中でできるアドバイスを中心に行っています。具体的には、普段からお口を閉じない、食べる時にペチャペチャ音がするなど、お口に関する心配事がある場合、食事の様子をお聞きした後、お弁当を持ってきてもらいその食べ方を見せていただきます。スプーンが大きすぎたり深すぎたりしないか、年齢に合わない介助食べをしていないか、噛みちぎりができるかなどそれぞれのお子さんの状態に合わせたアドバイスをさせてもらいます。これは、親子での食事の密着が高い3歳未満の時期に始めることで、よりその後のお口の機能が整いやすいと思っています。

Q矯正治療を始めるタイミングはいつごろでしょうか?
A
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▲たくさんの種類の矯正器具がそろう

先ほどお話しした食べ方支援ですとか、口輪筋を鍛えるとか、口を閉じるトレーニングをするとか、これらすべてが広い意味で矯正になるので、そういう意味では0歳から始められます。皆さんが想像されるようなガタガタになっている歯並びを積極的に歯を動かして治していくというのは小学1年生くらいからですね。ですからその前までは口の機能を中心にアプローチを行い、その後、矯正装置をつけて歯列の発育を促して口の中の環境をつくり、歯を動かしていくようにします。 ただ、歯並びだけを治してもそのままだとまた元の位置に歯が戻ってしまうので、並行して鼻呼吸の獲得、舌を正しい位置に置くなど機能面のトレーニングが大切になってきます。

Q今後グループ学習のような方法を取り入れていく計画があるとか。
A
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▲絵本やおもちゃが充実した待合室

当院の1階にグループで学習・活動できる部屋を増設し、2018年8月にオープンしました。今までは個別にアドバイスする形式でしたが、今後はグループで一緒に学習していきたいと思っています。まずは大きなスクリーンを使って摂食機能療法や口輪筋トレーニング、呼吸方法などを全体的に説明をする、その中で困っていることなど意見が出れば、次はその人たちに集まってもらって詳しいセミナーを開くというような方法でグループ学習を進めたいと思っています。他のお子さんと一緒に行うことで、子ども同士刺激を受けたり励まし合うこともできると思いますし、親御さん同士悩みを相談することができ、親子ともにメリットが大きいと思います。

ドクターからのメッセージ

中野 崇院長

現在は誰もが情報を得やすい環境にあり、矯正治療についても、雑誌やインターネットから多くの情報を得ることができます。それは良いことだと思う反面、その選んだ情報自体の内容に偏りがあっても、気づきにくかったり、調べ過ぎて、どの情報が正しいのかわからなくなってしまうことがあると思うんですね。そういうときは専門家の意見を聞くことをお勧めします。歯科医院もだんだん専門的に分かれてきているので、特に子どもの場合は小児歯科を専門にしている歯科医院に相談されると良いと思います。その年齢に合わせたアプローチの仕方があると思うので。当院も子どもの健康教育という面からさまざまなアドバイスをさせていただきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正治療/約15万円~ ※治療内容により変動あり

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