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長嶋 哲郎 院長の独自取材記事

てつデンタルクリニック

(福岡市博多区/竹下駅)

最終更新日:2020/06/15

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博多区を南北に縦走する幹線道路・筑紫通り沿いにある「てつデンタルクリニック」は2011年4月に長嶋哲郎院長が開業し、地域住民に対する予防歯科に力を注いでいる。中でも小児歯科では、健全な口腔の育成を目標に咬合誘導のトレーニングに取り組むほか、「息育、食育、足育」を掲げて多方面からのアプローチも取り入れる。院内はウッド調の家具と白を基調とした落ち着いたデザイン。親子連れが多いため、おもちゃや絵本が並ぶキッズコーナーや、診療台の横にベビーカーが置けるゆったりとした診療スペースを設けるなど、こまやかな気配りが行き届く。10年後、20年後の歯の健康を見据えて診療を行う長嶋院長に、歯科医師をめざしたきっかけや重点を置く小児歯科での取り組み、予防のポイントなどを聞いた。
(取材日2020年5月13日)

予防の観点からも患者に寄り添える歯科医院に

歯科医師をめざすことになったきっかけをお聞かせください。

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子どもの頃から小児喘息を患うなど病弱だったので、自分が苦しい時に助けていただいた先生方や病院に憧れを抱いたのが、医療の道をめざすようになったきっかけです。受験のタイミングで医学部、歯学部、薬学部など医療系の学部選びで迷いましたが、治療だけではなく予防という観点からも患者さんに寄り添える歯科医師に魅力を感じて徳島大学歯学部に進学しました。実際、病院に行くのはケガや病気になった時で、体に問題が起きる前に通院する人はほとんどいません。ですが歯科医師は治療が終わったとしても、虫歯や歯周病の予防などの面で患者さんの健康を長く手助けできると考えています。

開業という道を選んだ理由について教えてください。

大学時代から開業医になるイメージを持っていたので、歯科医師になってすぐ福岡市内の歯科医院に勤務しました。患者さん自らが専門家を選んで受診することは難しいため、どんな症例にも対応したり判断したりできるよう約6年間経験を積んだ後に開業しました。クリニックは医療機関の中でも一番裾野が広いと考えています。高度医療を提供する大学病院などで患者さんが増え過ぎてパンクしてしまえば医療は崩壊してしまう。そのため開業医が対応できる幅を広げていくことが、多くの患者さんを助けることにつながるのではないでしょうか。

開業するにあたって重視したポイントはありますか?

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何より通院のしやすさを重視しました。歯科治療では時間がかかってしまい何度も通院していただくケースがありますが、通院に手間を感じてしまうと途中で来られなくなる患者さんもいらっしゃいます。そのため駐車場があり、バス停が近いことを条件に物件を探しました。当院は博多駅から車で10分ほどの場所にありオフィスも多いので、単身者の方がメインになると思っていたのですが、実際にはファミリーも多く、子どもからお年寄りまで幅広い年代の患者さんにご利用いただいています。また小さい子どもと一緒に来られた場合には、お世話のためにスタッフを付き添わせるなど、落ち着いて処置を受けられるように気をつけています。

口腔内に加え「息・食・足」にも目を向ける

予防歯科に注力されているということですが、その端緒となった出来事はありますか?

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学生の頃から予防の大切さは知っていたものの、実感としてはそれほど重要視していませんでした。歯科医院で働く中で多くの患者さんを担当させていただいたのですが、きれいにかぶせ物をしたり、早く痛みを取り除いたりという技術面ばかりに目が向いていたところ、歯を1本も治療していない高齢の方に出会いました。その際に歯をきれいな状態で保っていくことが、自分のめざすべきところだと感じたのです。歯科治療では歯を削ったり、抜いたりして処置はできても、元の状態に戻すことはできません。なるべく削らないというのは歯科医師の永遠のテーマ。もちろん治療も大切なのですが、今の口の中の状態を維持していくことが、10年後、20年後の歯の健康につながっていくはずです。来院いただいたすべての患者さんに、歯磨きはもちろん、一人ひとりに合った口腔ケア方法をお伝えしています。

予防歯科では、歯並びの改善も重要なのでしょうか?

歯並びが悪いと歯磨きの際に磨き残しができやすいため、虫歯リスクが高まったり、歯周病の進行につながったりと、口腔内の環境が悪化しやすいのです。大人の場合だと顎は成長しないため、歯を抜くなど矯正して整えていくのですが、子どもは成長期にあるので咬合誘導というトレーニングによって将来的な歯並びが悪くならないように誘導していく方法を勧めています。昔と比べやわらかい食べ物が多くなったためによく噛むという習慣が減ったことにより、口周りの筋肉が未発達な子どもが増え、歯並びにも影響が出ているのではないかと考えています。そこで風船を膨らませたり、吹き戻しを使ったり、遊びの中で口周りの筋肉を刺激します。加えてマウスピース型装置を使って舌も鍛えるなど、口腔環境を整えていくことで矯正治療を避けられるケースもあるので、気軽にご相談ください。

口腔だけでなく体全体に目を向けられているとお聞きしたのですが。

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生活習慣の乱れは、虫歯や歯周病をはじめ、さまざまな病気を引き起こします。そのため口腔内のケアだけではなく、「息育・食育・足育」として体全体に着目した指導もしています。例えば口呼吸では口腔内が乾燥してしまうため、細菌が繁殖しやすく、口臭や歯周病の悪化につながってしまうことがある。そこで鼻呼吸を習慣化する「息育」が重要です。また体は口から入る食べ物で成り立っているので、よく噛むという習慣づけや栄養面を含めて食にも気をつけなければなりません。それが「食育」です。さらに足の指を広げしっかりと立って生活することによって姿勢が良くなれば、それが歯並びにも影響してくると考えます。ですから足指の体操も「足育」として勧めています。

満足度の高い診療を行うための備えと対話

診療において心がけていることはありますか?

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患者さんが何を一番に希望しているか。そして医学的には何を優先させないといけないかを、カウンセリングでなるべくすり合わせるように心がけています。もちろん患者さんの要望をすべてかなえることはできませんが、希望に近づけることはできるはずです。基本的には自分が受けたいと思えるような診療を提供したいと考えているので、早く治療が終わり、一度修復した歯は可能な限り長く維持できるように努めています。また子どもに対しては少なくとも歯医者を嫌いにならないよう、達成感を持って帰ってもらえるような工夫が必要です。例えば当院では、みんなのスマイルリレーと題して、当院に来てくれた子どもたちの写真をホームページに掲載するなど、モチベーション高く治療やトレーニングができるような取り組みも進めています。

先生が健康のために取り組んでいることはありますか?また、休日は何をしてお過ごしですか?

やはり人間の体は食べ物からできているので、日頃から食事や栄養には気を遣っています。また、小学生くらいまでは、前歯を使って食事をすることが顎の成長にもつながるので、息子たちの食事の仕方にも気を配っています。元気いっぱいな男の子2人なので中々大変ですが(笑)。そして食事だけでなく、定期的な運動は今も続けていて、学生時代にやっていたバレーボールでは今でも地域のチームに参加して住民の方々と交流していますね。休日には子どもの行事に参加したり、勉強会やセミナーに参加したりして過ごすことも多いです。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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当院のコンセプトは、“患者さんの明るく健康な毎日の実現”です。そのために心がけているのは、一つは備えること。スタンダードプリコーション(標準予防措置策)に則って感染症予防を徹底しています。器具は滅菌消毒し、エプロンや紙コップなど患者さんごとに取り替えられるものは使い捨てにするなど、安心して治療が受けられるように備えています。そして話すこと。初診で来られた際には検査後、カウンセリングをしてしっかりと治療について話し合います。歯科は治療して終わりではなく、その後の維持や予防も大切になるため、患者さん一人ひとりに詳しく説明をするように心がけています。最後のポイントが支えること。口の健康は全身の健康につながるので、これからも縁の下の力持ちとして皆さんを支えていきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児用マウスピース型装置を用いた矯正+筋機能療法(咬合誘導トレーニング):6万円/インプラント治療:1本約40万円/床矯正:10万〜35万円、透明のマウスピース型装置による矯正:18万〜50万円(※症例によって変わりますので、まずは無料相談にお越しください)

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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