笑顔と健康を手に入れるために
オーダーメイドで行う歯列矯正
ひろた哲哉歯科・矯正歯科
(福岡市南区/博多南駅)
最終更新日:2024/12/27


- 自由診療
「ふぞろいな見た目が気になる」「口元が気になって人前で笑うのが恥ずかしい」など、歯並びに関する悩みを持つ人は少なくない。歯並びの乱れは見た目の問題だけではなく、歯磨きがしづらく虫歯や歯周病になりやすい、噛み合わせの不調など、全身の健康にもつながる問題だ。福岡市の「ひろた哲哉歯科・矯正歯科」では、さまざまな治療の選択肢を用意し、「きれいな口元になりたい」という要望はもちろん、「結婚式までに何とかしたい」「できるだけ費用を抑えたい」といったリアルなニーズにも応え、一人ひとりに適した方法を提案している。矯正の実際の流れや、同院で大切にしていることなど、理事長の廣田哲哉先生に詳しく教えてもらった。
(取材日2024年9月25日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Qこちらで受けられる矯正には、どのような種類がありますか?
-
A
成人の場合は大きく分けて、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を着けるワイヤー矯正と、マウスピース型装置を用いた矯正の2つがあります。前者の中でも、透明なブラケットを使うケースや、ブラケットを歯の裏側(舌側)に着ける舌側矯正があるほか、上の歯は裏側、下の歯は表側にブラケットを着けるといった複合的なケース、前歯だけにマウスピース型装置を用いるケースなど、さまざまな選択肢を用意しています。小児の場合は、口腔筋トレーニングを目的とした装置、上顎の骨を広げるための装置、子ども用マウスピース型装置を用います。当院には矯正専門の歯科医師がおり、多くの選択肢の中から個々に適した方法を提案することが可能です。
- Qマウスピース型装置を用いた矯正とワイヤー矯正の利点は?
-
A
マウスピース型装置を用いた矯正のメリットとしては、目立ちにくい、歯磨きがしやすいので虫歯になりにくい、ワイヤー矯正に比べて痛みが少ない、スポーツをしている人はボールがぶつかってワイヤーが切れたりする場合もあるのでマウスピース型装置のほうがより安心、などが挙げられます。一方、ワイヤー矯正は、自分で着脱する煩わしさがない、自分ですぐに外してしまう心配がない、などがメリットといえるでしょう。それから、マウスピース型装置を用いた矯正は歯を横に押し広げたいとき、歯を上下に移動させたいときはワイヤー矯正が適してます。それらを踏まえて、口腔内の状態やめざすゴールに適した治療法を選択することが必要です。
- Q矯正において、先生が大切にしていることは何ですか?
-
A
矯正に限ったことではありませんが、「患者さんにとってのよき相談者になる」ということを一番大事にしていますね。例えば、「本格的な矯正だとどうしても時間や費用がかかるので、とりあえず前歯の見た目だけを改善したい」という患者さんには、ニーズに合わせた方法を提案します。先に申し上げたように、当院には矯正専門の歯科医師がおり、マウスピース一辺倒でもなく、ワイヤー一辺倒でもなく、多様な選択肢を用意しています。「どこをどう治したいか」といった歯並びについてのご要望やめざすゴールはもちろん、期間や費用に関するご希望もよく伺った上で、それらに合った方法を提案できるところが当院の強みだと考えています。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1カウンセリング
-
まずは、無料カウンセリングを受ける。「出っ歯を治したい」「歯列が全体的にガタガタしているのを治したい」など、患者の要望や理想像によって方法が変わるため、まずは自分がどんなふうになりたいのか、矯正に何を期待するのかを詳しく伝えよう。かけられる時間や費用などのコスト面も、歯科医師がしっかり希望をヒアリングしてくれるので安心だ。同院でのカウンセリングは無料で約1時間かけて行う。
- 2精密検査
-
STEP1を踏まえて矯正方法の選択肢を歯科医師が提案し、大まかな方針が決まったら、精密検査を受ける。検査では、顎の大きさ・形・位置、歯の傾斜、口元のバランスなどを把握するセファログラム(頭部エックス線規格写真)やCT、口腔内スキャナーなどが用いられる。検査で得られた顎骨や骨格のデータを矯正専門の歯科医師が診断・分析。「この歯の角度を何ミリ動かしたほうがいい」といった細かな分析も可能だそうだ。
- 3診断後の説明
-
矯正専門の歯科医師による診断・分析結果の説明を受ける。同院では、患者が抱えるさまざまな疑問や不安を解消し、安心して矯正に臨めるよう、顔の写真や口の中の写真、骨格のレントゲンや噛み合わせの動画、マイクロスコープなどさまざまな患者のデータを用いて視覚的にもわかりやすく説明がされる。また、虫歯や歯周病などの疾患が見つかるケースも多いので、それらも併せて口腔内全体の問題点と今後の見通しが伝えられる。
- 4矯正スタート
-
虫歯や歯周病など口腔内のほかの問題が解消されたら、いよいよ矯正がスタート。マウスピース型装置を用いた矯正、ワイヤーによる矯正など、STEP1~3を通じて患者が十分に納得して決めた方法で矯正が進められる。かかる期間は種類や患者の口腔内の状態によって異なるが、一般的に、抜歯を伴わない場合は1年半前後、抜歯を伴う場合は2年~2年半が目安とされる。
- 5定期的なメンテナンス
-
3~6ヵ月に1回の頻度で歯科衛生士によるメンテナンスを受ける。矯正をしていないときと同様に、長期間受診しないと虫歯や歯周病になるリスクもあるので、定期的にメンテナンスを受けるのが望ましい。同院の場合、歯科衛生士は担当制で、「歯並び」の専門的な知識を持つ歯科衛生士もいるという。矯正中はどんなに順調に進んでいたとしても心配事や疑問が出てくるからこそ専門性の高いスタッフがいると安心だろう。
自由診療費用の目安
自由診療とはマウスピース型装置を用いた矯正(成人の場合)/77万円~、小児用機能的顎矯正装置/22万円~、ワイヤー矯正・ブラケット(表)/99万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。