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完全予約制ならではの診療方針で
歯周病・虫歯の予防へとつなげる

保坂歯科医院 since 1949

(春日市/春日原駅)

最終更新日:2021/05/26

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  • 保険診療
  • 自由診療

「日本人の50%が総入れ歯になるという現実と、その現状をどうにかしなければ」と、治療を通じて患者への口腔ケアの啓発を続けているのが「保坂歯科医院 since 1949」の保坂尚紀院長だ。東京、そしてアメリカ・ロサンゼルスにあるUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)などでも研鑽を積んだ院長は、再発・再治療の流れを食い止め、入れ歯にしないという信念のもとに現在、完全予約制での治療を福岡で展開している。「治療の繰り返しを止め、できるだけ多くの歯を一生使っていただきたいという方針のもと、当院では1日に6〜7人の患者さんに絞って診ています」と話す院長に、噛み合わせと歯周病、虫歯との関係性や、治療スタイルなどについて話を聞いた。(取材日2021年4月26日)

完全予約制のもと高い治療精度を保ち再発・再治療の連鎖を断って、歯を守り入れ歯になる可能性をなくしたい

Qなぜ完全予約制を導入されたのでしょうか?
A
1

▲完全予約制のメリットを話す保坂院長

勤務医時代はアメリカでも経験を積んできましたが、そこで気づいたのは1日に20人も診る治療は存在しないことでした。もちろん痛みや噛めないなどのつらい症状に対する対症療法的な処置は必要ですが、それと歯を守る治療とは別物です。根治的な治療、つまり歯を失う原因を根本から取り除いていく治療をしなければ一生歯を守り抜くことは困難です。応急処置の延長線上の治療ではなく、歯を守り抜くため、あるいは入れ歯やインプラントにならないための治療が必要なのです。この治療を行う上での重要なキーワードに、諸刃の剣にもなる咬合(噛み合わせ)を如何にマネージメントするかという大きな課題があり、歯医者の腕の見せ所でもあります。

Qでは、噛み合わせについて詳しくお聞かせください。
A
2

▲いつも清潔に保たれている診療室

よく「ブラッシングをちゃんとしているのに歯周病が改善されない」「何度も同じ歯ばかり虫歯になる」という患者さんのお悩みを聞きます。前提として質の高い治療は不可欠ですが、見落としがちなのが噛み合わせの影響です。噛んだ感じや感触ではわかりません。咬合による負担は生理的に許容できる範囲があり、それを超えた状態が長期間続き改善されなければ、歯や歯を支えている組織に不可逆的な破壊が生じます。典型的なものに、咬合性外傷による歯周病の発症や慢性化、病態進行の加速度化、過敏症の原因にもなる楔状欠損などがあります。そのため、患者さんが努力しても局所的あるいは広範囲にわたって歯周病や虫歯の進行が停止しないのです。

Q噛み合わせを整えることで虫歯・歯周病予防につながるのですね。
A
3

▲噛み合わせの重要性について話す保坂院長

もちろん、噛み合わせ以外の問題を無視していいというわけではありません。精度の高い治療や親和性に優れた治療材料の選択なども低い再発率を達成するための重要な要素となります。そのような条件を満たした上で、特に歯周病治療においては、患者さん自身が持っている治癒力を引き出すために必要な患部の安静や自浄性・清掃性の改善などをきちんと行った上で、適正な噛み合わせを付与することで治癒を加速度的に促進します。さらに、適切な咬合負担下では、歯を支えている骨や歯茎の抵抗力や免疫力が持続的に向上するので、長期にわたる歯の健康を維持でき、長期間歯を守り抜くことが可能となると考えられるのです。

Qそれでは、治療はどのように進めていくのでしょうか?
A
4

▲患者1人に、保坂院長と2人のスタッフの計3人で手厚い治療体制

患者さんの主訴を取り除いた上で、レントゲンや各種検査を用いて口腔内全域の歯や歯茎、歯槽骨、顎の関節、噛み合わせなど多岐にわたって精査を行い、現在の状況と今に至った経緯や原因などを分析、解説します。老齢期には、特に残されている歯の総力戦になりますので、その時期を見据えて、後手後手にならぬよう、今なすべき治療を提案します。治療方針・手段が決まれば、虫歯や歯周病の進行を食い止めていく治療に移っていきますが、多数歯に加療が必要な場合は、緊急性の高いものから優先的に行います。進行を食い止めながら、治療効果を最大限に引き出すためには、計画的な診療と完全予約制による治療時間の確実な確保が必須になります。

Q治療後の定期健診についてお聞かせください。
A
5

▲定期健診などで、治療後の状態を維持する事が大切

治療終了で終わりではなく、いかに治療終了時の状態を長期にわたって維持するかがとても重要です。意外かもしれませんが噛み合わせは変化しますので、適正な咬合負荷を維持するためには定期的な咬合のチェックと必要に応じた調整が不可欠となります。歯を入れた時だけの噛み合わせ調整で終了などあり得ません。歯を失う原因である虫歯、歯周病の進行が停止しているか、外傷性咬合がきちんとマネージメントできているかを診査し、必要に応じて修正や調整をします。ブラッシングなども自己流になってないかなどブラッシング効果を最大限に引き出すためにもチェックは必要です。

ドクターからのメッセージ

保坂 尚紀院長

歯を守ることが本来の歯医者の使命だと考えています。入れ歯やインプラントの治療では決してありません。それらは、あくまでも最後の手段であり、自分の歯に勝る補綴法など今のところありませんし、虫歯や歯周病の進行を食い止められず、抜歯に至ることは歯医者にとっての敗北とも言えます。できれば手遅れで抜歯になる前に、進行が止まらない理由を突き止め、歯を失うリスクを長期にわたって抑え込んでいき、老齢期になっても食事に不自由しない状態を作るお手伝いをすることが歯医者の仕事だと考えています。そのためにも、完全予約制や計画診療、再発・再治療率を抑えた質の高い治療は不可欠であることを知っていただければと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

詰め物/5万5000円~ かぶせ物(セラミック)/11万円~

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