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阿部 嘉生 院長の独自取材記事

阿部デンタルオフィス

(板橋区/志村三丁目駅)

最終更新日:2019/08/28

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プライバシーを大切にした完全個室での「対話型診療」を行っている「阿部デンタルオフィス」。矯正・インプラント治療を得意とし、「ケアしやすい口腔内環境を整えることも予防の一つ」と話す阿部嘉生院長は、実直で温かい人柄から患者やスタッフからの信頼も厚い。5台あるユニットのうち、3台は予防歯科専用となっており、幅広い層の患者が気兼ねなく治療を受けられるよう、院内はバリアフリー設計。歯科医院では珍しい摂食嚥下障害の治療にも取り組んでいる。患者一人ひとりの口腔内の特徴を把握するために、口腔内カメラでの撮影や唾液検査などを実施し、患者とその情報を共有しながら治療を進める阿部院長。予防への思いや今後の展望などを語ってくれた。
(取材日2018年6月22日)

「対話型診療」から始まる、オーダーメイドの診療

クリニックでこだわっている点について教えてください。

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当院は2014年7月に開業し、その際に完全バリアフリー設計にしています。以前に北区の歯科医院で勤務医をしていた頃、お年寄りの方が多く来院されていたのですが、私たちにとっては何げない動作も、お年寄りにとっては一つ一つ手間のかかる作業なんです。それから妻も歯科医師で、大学病院で摂食嚥下障害のリハビリテーションを専門としており、当院でも治療を行っていることから、高齢者の方が通いやすいようにこだわりました。また院内の衛生管理は徹底しています。使用した器具はブラッシングと超音波洗浄器で洗浄し、薬液消毒後、すぐに滅菌パックに入れて密封。そしてそのパックを高温高圧蒸気で除菌します。もちろん治療中に使用する紙エプロンや紙コップ、グローブなどは使い捨て製品にし、院内感染予防に努めています。

地域の方にはどのような印象を持っていますか?

小さいお子さんから、おじいちゃん、おばあちゃんまで、家族で通ってくださる患者さんが多いですね。お子さんを定期的に連れてくる親御さんもたくさんいて、予防歯科への意識が非常に高いと感じています。私は学生時代から、「虫歯にならない・歯周病にならない・歯を壊さない」ことが大切だと考えていました。歯は失われた部分から弱っていきます。ですから、予防のためには歯並びが重要になってきます。歯並びを整えると、きちんとした歯磨きができるようになりますから、汚れがたまりにくくなるんです。歯並びを整える技術がないと、予防ができないと考えて、勤務医時代は矯正治療とインプラント治療のそれぞれの専門クリニックに勤めて技術を磨きました。

「対話型診療」を行っていると伺いました。

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当院ではまず初めに、外に声が聞こえない完全個室のカウンセリングルームで、患者さんのお話をじっくり伺う「対話型診療」を行っています。今の症状を聞きながら、今日行う治療内容、これから行う治療内容について説明をして、今まで歯科医院に通われた歴史などもヒアリングしています。私自身がこれまで診療を重ねてきた経験の中で、患者さんと対話することが大切だと感じたんですよね。一人ひとりの患者さんが抱えている思い、歯科医院への要望なども遠慮なく聞かせていただきたいんです。一緒に相談して、患者さんが一人ひとりの治療内容なども決めた上で、丁寧に診療するように心がけています。

スタッフとともに患者に寄り添う医療を提供

診療において大切にしていることは何ですか?

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患者さんのお口の中の特徴をきちんと把握するために、口腔内写真やエックス線画像を撮影します。それから唾液検査を行っていて、唾液には菌の多さや虫歯になりやすい性質など、多くの情報が含まれています。これらを客観的な資料として患者さんにも見てもらうことで、現状をきちんと理解してもらい、今後の治療内容を一緒に決めていく二人三脚の診療を行っています。患者さんと情報を共有することで、原因と対策に基づいた治療プランの立案もスムーズになりますし、予防歯科の知識向上にもつながります。なぜ今のような状態になってしまったのかを知ることで、どんなことに気をつければよいのかもわかるようになりますよね。クリーニングで歯のメンテナンスをするのは大事なことですが、知識こそ予防につながる最大の武器だと考えています。

クリニックの基本理念を教えてください。

「真摯に、礼儀正しく、真心を込めて」を基本理念としています。患者さんに対してはもちろんですが、スタッフ間でも共通した意識として実践しています。基本理念もスタッフ全員と話し合って決めたんですよ。スタッフがどんな意見でも言える風通しの良い職場環境を常に整えたいと思っています。患者さんが笑顔で来て、笑顔で帰ることが一番ですから、スタッフはプロフェッショナルでなければなりません。私たちは、医療人として患者さんを思いやり、寄り添って成長していきたいと考えています。

歯科衛生士を中心とした予防歯科に注力しているんですね。

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当院には歯科衛生士5人、歯科助手3人、歯科医師が3人います。メンテナンスや口腔ケアを担当するのはスタッフですから、私たち歯科医師だけでは診療はできません。受付で患者さんを迎えるのはスタッフですし、歯科助手や歯科衛生士がいてくれるからこそ、患者さんに満足していただける診療が提供できるのだと考えていますから、当院ではチームワークを大切にしています。特に予防に注力しているので、歯科衛生士の役割が非常に大きいですね。診療の約9割は歯科衛生士が担当しています。患者さんとのコミュニケーションから信頼関係を築き、予防プログラムの立案も行っています。5台ユニットがありますが、3台が予防専用となっており、担当制で患者さんの診療にあたっています。頼れるスタッフは当院の強みですね。

健康寿命を延ばすためにサポートしていきたい

摂食嚥下障害について教えてください。

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この分野は「口腔リハビリテーション」というのですが、歯科医師がこの領域に関わることはあまり知られていないかもしれませんね。妻がこの専門になりますが、例えばお口の中にがんができて、手術で取り除いた後、今までのように普通に食べることができなくなったとします。手術による機能障害ですね。そうなると口だけではなく全身にも関わりますから、そのときに舌や口の筋肉をどう使うと良いのかを考えながら、治療やリハビリテーションを行っています。がん患者さん以外にも、事故や病気、加齢、それから先天的な障害で飲み込むことができないお子さんや、過食や拒食などに悩む方など、今後もっと必要になってくる分野だと考えています。当院では通院が困難な患者さんの訪問診療にも対応していますよ。

開業されてから印象深い患者さんはいますか?

開業前の内覧会で相談を受けて以来、今も定期検査に来てくださっている50代の男性患者さんです。その方は自分のお口の中について思うところがある様子でしたが、多くを語る方ではなく、それを私たちに伝えることはありませんでした。治療は長くかかりましたが、無事にフィニッシュできて、とても喜んでくださったんです。そして奥さまや成人されている3人のお子さんたちまで、家族全員来てくださいました。奥さまから、ご主人がよく噛めるようになって食べるのを楽しんでいるけれど、太りやすいから運動をしているというお話を聞くと、本当にうれしいですね。患者さんは言いたいことをうまく伝えられる人ばかりではありません。患者さんとのコミュニケーションを大切にして、言葉にできないことを可能な限りくみ取ってあげたいですね。

最後に、今後の展望についてお聞かせください。

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乳歯は虫歯のない状態で生えてきますよね。つまり、子どもたちは基本的には虫歯はないんです。その状態を20歳まで保てるようにサポートしていきたいと考えています。難しいことだと感じるかもしれませんが、決してできないことではありません。虫歯や歯周病は予防できる疾患です。しかしそれには親御さんの知識が必要不可欠です。当院では、予防のための知識を惜しみなく提供しています。アドバイスや指導をさせていただくこともありますが、これもすべて歯を失うリスクを軽減するためのものです。歯は削ってしまった部分が再生することはありません。ですから、できるだけ本来の歯のままで良い状態をキープすることが将来の健康寿命につながるんです。歯磨きがしやすい口腔内環境を整えることも予防の一つですから、矯正治療などの意義もきちんとお伝えしながら、皆さんのお口の健康を守っていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

■インプラント治療
オペ:20万円~
上部構造(歯の形の部分+取りつけネジ)
メタルボンド:15万円~
金合金:15万円~
パラジウム:15万円~

■矯正治療
矯正診断料:3万円
矯正早期治療:30万円
II期治療:45万円
成人:80万円
部分矯正:10万円~
マウスピース型装置を用いた矯正:80万円~
※価格については全て税抜価格です。

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