あかいしクリニック

あかいしクリニック

赤石 亨院長

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駅ごとに異なる特色を持つことで知られるJR中央線の中で、近隣に多くの教育関連施設があり、文教都市として知られる武蔵境駅。駅からバスで5分という場所に、2013年に開業したのが内科、小児科、呼吸器内科を扱う「あかいしクリニック」だ。「患者さんが相談にいらっしゃれば、専門外と思われる症例でも基本的に診療はお断りしません。一度お話や聞いて、その上で必要があれば責任を持って救急や専門病院につないでいます」と語る赤石亨院長。開業3年目を迎え、頼れるファミリードクターとして、すでに地域になくてはならない存在となっている。今回はクリニックのロゴマークから、子どもたちからは「クマさん先生」と呼ばれ親しまれている赤石院長に、地域医療にかける思いを語ってもらった。
(取材日2016年5月17日)

近所の家を訪ねるような気持で気軽に相談に来てほしい

―院内が新築のようにきれいですが開業何年目を迎えられるのでしょうか。

2013年開業ですから、今年で3年目ですね。患者さんには病院に行くというよりも、友だちの家に遊びに行くような気持で気軽に相談に来ていただきたいと考えていたので、建物全体も病院というよりは、一般の住宅のような雰囲気の作りにしたんです。だからでしょうか、ここは診療スペースだけなのですが、私がここに住んでいると勘違いをされて、休診日に呼び鈴を押している患者さんもたまにいらっしゃるようです。院内はバリアフリーで、ベビーカーや車いすのまま診察室にも入っていただけます。診療室のほかに検査室と処置室がありますが、こうしたスペースは感染性の疾患が流行したときには、適宜一般患者と隔離するスペースとしても活用しています。クリニックの前に車3台分の駐車スペースもご用意し、駐輪スペースもあるのですが、インフルエンザが流行する季節になると、ずらりと自転車が並んでしまい、車が駐車できなくなってしまうほどです。

―この場所での開業を決められた理由をお聞かせください。

自宅からもそれほど遠くない便利な場所というのもあったのですが、実は妻の実家が近所にあるんです。妻は看護師で、クリニックを手伝ってもらっているので、実家が近いとなにかと便利だというのももちろんあるのですが、医師の私が言うのも変かもしれませんが、開業の動機の1つに、自分が子育てをしている時に、近くに気軽に相談に行ける病院がなくて苦労した経験があり、地域の住民に寄り添い、支えてくれる、いわゆる“近所のかかりつけ医”になってくれる医療機関の必要性を痛感しました。そこでクリニックを立ち上げ、自分がそうした存在になろうと決めたわけですが、せっかく地域医療を行うのなら、やはり家族が育ち、思い入れのある土地が一番ですから、こちらでの開業を決めました。実際に患者さんの中には、妻と小・中学生時代の同級生だったという方もいらっしゃいますし、ご高齢の患者さんなどとは、地域の昔話に花が咲くこともあります。

―現在の診療科目を教えていただけますか。

小児科、内科、呼吸器科です。私は呼吸器疾患の治療が専門分野なので、ぜんそくなどに対する専門性の高い治療のほか、禁煙相談や睡眠時無呼吸症候群に対する治療も行っています。実は大学病院に勤務中に、救急外来の立ち上げに参加したのですが、救急はあらゆる症状に対応する必要がありますし、当時、私は医師として駆け出しだったのですが、たまたま私以外の救急の医師は各科の教授クラスで、さまざまな診療科のレベルの高いスキルをその時に叩き込まれました。大学病院退職後は、7年ほど総合クリニックに勤務し、そこでもさまざまな症例経験を重ねました。今、一番力を入れているのは予防医学で、特定健康診査を実施しているほか、予防接種にも積極的に取り組んでいます。小児科だけではなく内科も担当しているので、予防接種については家族そろっていらっしゃるというケースも多く、昨年はインフルエンザの予防接種だけで1300本分実施しました。



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