吉川 和則 院長、吉川 和輝 副院長の独自取材記事
吉川歯科医院
(福岡市南区/大橋駅)
最終更新日:2026/05/08
未来を見据えた本質的な歯科診療を提供するため、さまざまな治療の精度向上を追求している「吉川歯科医院」の吉川和則院長と吉川和輝副院長。同院は大橋駅西口から徒歩3分という好立地にあり、遠方から通う患者も多い。「もう抜歯するしかない、インプラントは難しいなど厳しい診断を受けて途方に暮れている方も、諦める前に最後にもう1ヵ所だけ、当院へ相談してほしい」と和輝副院長。たゆまぬ研鑽で身につけた知見・手技、そして先進の設備により、「新しい治療の選択肢がご提案できるかもしれません。ここに来て良かったと患者さまに思っていただけるように精いっぱい尽力します」と力強く語る。親子そっくりの柔和な笑顔が印象的な2人に、同院の診療方針や今後の展望についてじっくり聞いた。
(取材日2020年9月17日/再取材日2026年4月15日)
歯が悪くなる根本原因を取り除く、本質的な歯科診療を
こちらの診療の特徴を教えてください。

【和輝副院長】当院がめざすのは、長く、お口全体の健康を守れる歯科診療です。その場しのぎの治療を繰り返すのではなく、お口の問題を根本から改善することを重視しています。生まれ持った歯を大事に残すための徹底的な虫歯治療から、先進の根管治療、さらに矯正やインプラント治療まで、幅広い分野で精度の高い治療を提供できるよう日々努めています。特に私は根管治療について、院長はインプラント治療について研鑽を積んでおり、難症例にも対応します。「何度治療しても再発する」「もう歯を抜くしかないと言われた」「骨が薄いのでインプラントは難しいようだ」という方も、諦める前に一度ご相談いただければと思います。もちろんすべての歯を救えるわけではありませんが、患者さまと真摯に向き合い、治療方法を探り、当院が最後の相談先になれるよう全力を尽くします。
治療の精度を高めることはもちろん、予防にも注力されています。
【和則院長】治療はあくまで「手段」であって、「目的」ではありません。よく「クリニックの強みは何ですか?」と尋ねられますが、そこでインプラント治療や矯正などと答えるのは、ちょっと違うと感じています。歯が悪くなる原因を取り除かねば、いくら治療をしても再発は防げません。原因を取り除く手段が、インプラント治療であったり矯正であったりするならば、それを選択肢として取り入れる。そして、歯科治療を通じて生き生きとした生活を取り戻し、豊かな人生を歩んでいく。この目的が明確になれば、皆さん自然と健康意識が芽生え、メンテナンスにも自発的に通ってくださるようになると考えています。
診察室はすべて個室で、予防歯科専用の部屋も設けられていますね。

【和則院長】予防ケア専用ルームがあるクリニックは最近少し出てきたようですが、2008年の開業当時はまだ少なく、業者さんにもびっくりされたのを覚えています。歯科衛生士が使う部屋まで個室で、パソコン、デスクなどを一つずつ設置したんですから。私は海外、特にアメリカと韓国で多くのことを学び、先進技術の普及の速さと医療の質の高さに感銘を受けていました。プライバシーへの配慮、予防歯科への注力。そういった点もぜひ地域の患者さまに還元したいと考えていたんです。それに院内に入った瞬間の「印象」は大切です。特にスタッフの接遇と待合室の照明など、リラックスできる空間になるよう意識しています。患者さまが来院したくなる環境を整えるのも、クリニックの大事な仕事だと思っています。
技術力プラス人間力。対等に接することで信頼を得る
患者さんと接する中で大切にしていることは何でしょうか?

【和則院長】スタッフにはいつも3つのことを話しています。1つは「テクニック」。医療に関わる者として技術は必須ですよね。2つ目は「コンセプチュアルスキル」。これは、当院をどんなクリニックにしていくか、クリニックと患者さまをどうマネジメントしていくか、それぞれのスタッフが経営者目線で考えることを指しています。3つ目が「ヒューマンスキル」。私はこれが一番大切だと思っていて、正しい価値観を持った接遇やマナーもそこに含まれると思います。私だけではなく、スタッフ全員が患者さまから「ありがとう」と言われるより、「あなたに会えて良かった」と言ってもらえるように、日々自分を磨いてほしいと思っています。
クリニックの方針をスタッフ全員が共有しているのですね。
【和則院長】当院では初診カウンセリングをスタッフに任せています。私は全顎的な治療を得意としていますが、私が直接ご説明すると希望を伝えにくいという方がいるかもしれませんので、私は診断以外の説明に加わらず、診断と施術に集中しています。スタッフは患者さまのことを、自分だったら、自分の親だったらと考え、心を尽くして説明することを大切にしてくれています。当院の診療について自信を持って語るスタッフの姿を見れたら、本当にうれしいですね。クリニックの方針を共有し、その上で一人ひとりが自立していけるよう、私もバックアップします。ほかにも毎週ミーティングを行ってスタッフの意見を募るなど、みんなが向上心を持って働いてくれるような取り組みも行っています。
患者さんの不安を払拭するために、どんな工夫をされていますか?

【和則院長】歯科の治療というのは、患者さまは口を開けて完全に受け身の状態で、自分では何をされているか見えません。でもそれではいけませんよね。当院では、口の中の状況がビジュアル的にわかるように画像をお見せしたり、治療の具体的な説明に動画を活用したりします。治療における患者さまの不安を一つでも多く払拭することは、安心して治療を受けていただくために欠かせない要素です。またデスクやチェアは、患者さまと同じ目線になるように配置しています。患者さまとは主従の力関係になってはいけない。常に対等な関係であるための工夫は随所に取り入れています。
「技術」と「診断する力」を受け継ぐ
副院長はやはり、院長の背中を追って歯科医師になられたのでしょうか。

【和輝副院長】私は小さい頃から医療系のドラマが好きで、どうやったらこういった医師になれるんだろう、いつかは自分も……と憧れていましたが、よく考えたら目の前にモデルがいて(笑)、歯科医師をめざすようになりました。ちなみに私のきょうだいも同じ道を進んでいます。お互い専門分野を高め合い、いずれ当院で一緒に働けたらいいですね。父が苦労して築き上げたものを受け継ぐことへのプレッシャーは非常に大きいですが、父の「技術」と「診断する力」を間近で学びながら、一日でも早く肩を並べられるように頑張ります。
【和則院長】私を信用して任せてくださった患者さまの信頼に応えられるように、私がいつか引退した後も、副院長が責任を持って対応してくれるでしょう。自分がやりたい歯科診療を貪欲に追求していってほしいと願っています。
担当はどのように振り分けられていますか?
【和輝副院長】インプラント治療や矯正などを含む全顎にわたる治療は院長が担当していて、私は根管治療は全ケース、ほかオールジャンルを診ます。初診の方はやはり院長に診てほしくて来院される方が多いですが、私が担当するケースもありますし、同じ患者さまを2人で診ることもあり得ます。私が担当する場合は、院長が診てもわかるようにしっかりカルテに書き込み情報を共有するよう心がけています。歯科医師2~3人体制で、なるべく待ち時間を少なく、スムーズな診療をめざします。
これからの展望をお聞かせください。

【和輝副院長】歯科のデジタル化は今後ますます進んでいきます。その流れをつかみ、当院の診療に生かせるのが私の強みです。診療の中で心がけているのは、患者さまの話をまずは全部聞き、本当の思いを理解すること。目の前の患者さま一人ひとりに真っすぐ向き合っていきたいと思います。
【和則院長】歯科医師に必要なのは診断力ですが、この診断力は経験を積まないと身につきません。一方で年齢を重ねるごとに衰えるのが体力です。この課題は重大ですが、私の診断力と息子の若い技術をかけ合わせれば、素晴らしい治療ができると考えているんです。昨今はドクターショッピングをする方も多いようですが、当院を最終的な場所にしていただけるように、患者さまにとって良い結果に結びつくよう努めていく。これに尽きます。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/36万円~
子どもの床矯正/8万円~
ワイヤー矯正/80万円~
マウスピース型装置を用いた矯正/80万円~
骨造成/2万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

