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セルフケアとプロケアを併用した
予防歯科のポイントを徹底解説

松野歯科医院

(尼崎市/尼崎駅)

最終更新日:2024/03/12

松野歯科医院 セルフケアとプロケアを併用した 予防歯科のポイントを徹底解説 松野歯科医院 セルフケアとプロケアを併用した 予防歯科のポイントを徹底解説
  • 保険診療
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健康志向や意識の高まりもあって、予防という概念が一層クローズアップされる現代。とりわけ予防歯科に関しては、生涯の健康や全身の健康につながると世間の熱い注目を集めている。歯科医院はもはや「メンテナンスのために通うところ」ともいわれているが、単に歯科医師任せにするのではなく、自分自身が予防に対する正しい知識を持って向き合うことが重要な鍵となる。そんな予防歯科の重要性を唱え、小さな子どもから高齢者まで、多くの患者の予防に積極的に取り組んでいるのが「松野歯科医院」の松野彰仁院長だ。歯科での定期メンテナンスや治療の際の進め方、セルフケアでの留意点など、歯の健康を維持する上で知っておきたい大切なポイントを詳しく解説してもらった。

(取材日2024年2月7日)

セルフケアの基本は正しい生活習慣と歯磨き習慣。歯科医院での指導やプロケアも併せて受け、継続的な予防を

Q予防のためのメンテナンスの重要性を教えてください。
A
松野歯科医院 穏やかな口調で丁寧に説明してくれる松野先生

▲穏やかな口調で丁寧に説明してくれる松野先生

お口のメンテナンスには、ご自宅で患者さん自身で行うセルフケアと、歯科医院で行うプロケアがあります。多くの方は定期的に歯科医院に通ってさえいれば大丈夫と考えておられますが、歯科医院でのメンテナンスは基本的に数ヵ月に1回のこと。残りのほとんどの時間はご自身でのセルフケアとなり、プロケアはあくまでそのお手伝いというのが予防歯科の基本的な考え方です。現在はお口の健康が全身の健康につながることがわかっており、お口が健康な方は認知症になりにくいこともデータ的に証明されています。歯や口の健康を保つこと、すなわち日々のメンテナンスが全身の健康につながるということを、もっと多くの皆さんに知っていただきたいです。

Qこちらでは成人と小児で診療時間を分けているそうですね。
A
松野歯科医院 大人から子どもまでの治療に対応

▲大人から子どもまでの治療に対応

当院の開院はちょうど尼崎の再開発が完成した頃で、子育て世代や小児の受診が多いことが特徴です。泣いたりわめいたりしないか不安で、小さなお子さんの歯科受診をためらう親御さんは案外多いもの。そこで当院では小児優先の時間帯を設け、気兼ねなくお子さんを連れて来られる環境を用意しています。今の時代は無理やり診療を行うのではなく、子どもがちゃんとできるようになるまで辛抱強く付き合うのが基本。しかしながら、いざとなれば歯科医師を含め、3〜4人体制でお子さんに全集中することも可能です。他院では諦めていたような診療もここでは可能なケースがありますから、どうぞ安心してお子さんを連れて来てもらえればと思います。

Q小児歯科の予防において重要なポイントを教えてください。
A
松野歯科医院 広々としたスペースで治療が受けられる

▲広々としたスペースで治療が受けられる

虫歯は生活習慣に原因があるケースが多く、特に低年齢の子どもは環境に左右されやすいため、ご家庭での食育と歯磨きが必須項目となります。おやつなどをだらだらと与え続けるのではなく、時間や量を守るよう心がけてください。また、2〜3歳頃からの歯磨きの習慣づけは特に重要で、汚れたら磨く、仕上げ磨きをしてあげるというのを習慣にしてもらいたいですね。そこに歯科医院でのチェックや清掃、フッ素塗布などのプロケアを加えることで、さらに良好な状態をキープしてほしいと思います。いずれにしても、ご家族の協力や介入がなければ成立しませんので、その意味では親御さんの意識づけも歯科医院の大切な役割といえるでしょう。

Q自宅でのセルフケアで注意すべきことはありますか?
A
松野歯科医院 正しい生活や歯磨き習慣が大切

▲正しい生活や歯磨き習慣が大切

成人であっても、まずは正しい生活や歯磨き習慣を続けていただくことです。ただし、単純に「毎食後に磨いている」「デンタルフロスや歯間ブラシを使っている」というだけでは必ずしも評価できません。やり方が悪ければせっかくのデンタルグッズや費やした時間が無駄になってしまうため、当院では実際に使われている歯ブラシを持参していただき、毛先の硬さや形状、開き具合などをチェックした上で、一人ひとりに合った正しいセルフケアの方法を指導させていただくことも可能です。また、ご高齢で思うように手が動かせずセルフケアが難しい場合はプロケア、すなわち歯科医院での定期メンテナンスの通院頻度を上げるのも一つの手段です。

Qもし治療が必要になったとき、保険か自費かを選ぶ基準は?
A
松野歯科医院 患者一人ひとりに合わせた治療を提供する

▲患者一人ひとりに合わせた治療を提供する

予防に注意を払っていても、ちょっとした油断やアクシデントから治療が必要となるケースもあるでしょう。その際に迷いがちなのが、保険診療と自費診療のいずれを選択するかという問題です。自費診療ではより清掃性や快適性の高い素材の使用が可能ですが、患者さんの状況にもより、必ずしも自費だから良いというものではありません。また、こちらから無理に自費診療を押しつけることはありませんし、逆に患者さんのご希望でも将来を考えてお断りするケースもあります。悪いところがあれば治療すべきですが、治療した歯をいかに長く維持させるか、問題のない状態をキープできるかが予防歯科の最大の目標とお考えください。

ドクターからのメッセージ

松野 彰仁院長

近年は予防歯科が注目されていますが、患者さん自身が予防に向き合う姿勢が何より大切と感じています。そのため当院ではしっかりと説明を重ね、患者さんの納得のいく歯科診療を心がけています。「理解できましたか?」「気になることはありませんか?」とお声がけするのは基本中の基本。治療に際しては現状を包み隠さずお伝えし、一方通行にならないよう努めています。また、小さなお子さんの予防は、その子の将来がかかっていますから特に力が入ります。小さかった子がもう中学生になったりと、子どもたちの成長を長く見守ることができるのは、私にとって何より幸せなことです。予防に関心をお持ちであれば、ぜひ当院まで気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/35万円~(1本)、小児矯正/30万円~、ホワイトニング/1万8000円~

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