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五條 大郎 院長の独自取材記事

五條歯科医院

(横浜市中区/日本大通り駅)

最終更新日:2022/12/13

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関内駅、馬車道駅、日本大通り駅から徒歩5分。「五條歯科医院」は気軽に受診できる地元の歯科クリニックとして半世紀近く診療を続けている。五條大郎(ごじょう・だいろう)院長は、久しぶりに受診する患者にもおおらかに接し、穏やかな語り口で要望を聞き取ってくれる先生だ。院内に流れるBGMもボサノバなどのゆったりとした曲調で、ビジネスの合間にほっと一息つける診療空間となっている。「虫歯や歯周病が悪化して痛くなる前に、何もなくてもメンテナンスに通ってほしい」との思いから、患者に居心地の良いクリニックづくりにも力を入れているようだ。「おいしく食べてエイジングケア」をゴールに設定する五條院長に、最近力を入れている治療分野や、診療で心がけていることについて語ってもらった。

(取材日2021年12月7日)

メンテナンスに通う患者が増え、手応えを実感

こちらのクリニックの特色から伺いたいと思います。

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オフィス街にありますので、仕事終わりなどに会社から気軽に通えるクリニックをめざしています。父が開業して以来43年続いていて、15年前に代替わりして私が院長となりました。診療では虫歯や歯周病の治療、義歯・入れ歯の製作や調整、そして親知らずの抜歯や移植など口腔外科系の治療まで幅広く行っています。予防も重視しており、痛みがなくても定期メンテナンスに通ってもらって、硬いものでもなんでも食事を楽しめる状態を長く維持してもらうことをコンセプトにしています。

患者さんの年齢層や主訴などを教えてください。

近隣のオフィスで働いている方が多く、年齢層では20代から60代までわりと幅広いですね。中には別のエリアに転勤になったり、退職されたりした後も、はるばる遠くから通ってくださる方もいらっしゃいます。主訴で多いのは、やはり虫歯や歯周病です。メンテナンスの時期ははがきでお知らせしていますが、最近では特に異常がなくても診察を受けに来られる人の割合が増えており、私も手応えを感じています。時には患者さんから「最近あの人は来た?」なんて、知り合いの動静を尋ねられることもあって、「来てないなら、私からメンテナンスに行くように伝えておくよ」と言ってくださったり(笑)。皆さんで頑張ってメンテナンスに通おうと連帯感を持たれているようで、それは皆さんの口腔衛生上においても、とても良いことだなとうれしく思っています。

女性の患者さんも多いのでしょうか?

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そうですね。最近は結婚後も働き続ける女性が多いですし、妊娠されてもしばらくは仕事を継続されますので、マタニティー歯科で来院されるケースも増えてきました。妊娠するとホルモンバランスの変化により歯周病にかかりやすくなり、お母さんからお子さんに歯周病菌がうつることもあります。また歯周病菌が血管内に入り込むことで早産を起こすリスクが高くなるとされていますので、まずはご自身の口腔内ケアを行い、そしてカルシウムやビタミン類など全般に栄養バランスの取れた食生活を心がけてください。仕事をしながら体調管理もしなければならないのは大変ですが、おなかにいるお子さんの健全な発育とご自分の口腔衛生のためにも、歯科にかかる時間をぜひつくってほしいと思います。

入れ歯や親知らずの抜歯・移植にも注力

歯科用CTはどのような時に使われていますか?

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通常の検査はエックス線撮影でこと足りるのですが、親知らずの抜歯や、歯根端(しこんたん)と呼ばれる歯の根っこの先端部分の切除など、口腔外科系の治療を精密に行うためには、3次元で状態がわかる歯科用CTは備えていたほうがいいと考え、5年ほど前に歯科用CTとエックス線撮影装置の複合機を導入しました。患者さんの中には、出張が重なるなどさまざまな理由で、虫歯治療が完了する前の応急処置みたいな状態のまま受診を中断される方がいます。しかし治療途中のまま放置すると、患部に嚢胞ができて、骨の中でどんどん大きくなってしまうこともあり、そうなると外科的に歯茎を切って悪い部分を切除しなくてはなりません。そうした症例が近年増えてきたことも歯科用CTを備えた理由ですね。

こちらではインプラント治療も行われていますね。

患者さんにさまざまな選択肢の中からご自分に合った治療を選んでいただきたいので、インプラントに限らず自費治療を無理にお勧めしたりしていません。別の歯科で入れたインプラントの具合が良くないので新しいのを入れたい、あるいは義歯や移植歯よりはインプラントのほうがいいなど、患者さんから要望されればできる限りお応えするという姿勢で診療しています。

特に力を入れている治療分野は何でしょう。

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かぶせ物などで歯の高さを調節する噛み合わせの治療は数多く行っています。あとは、親知らずの抜歯や歯を失った部分に親知らずを移植する治療も行っています。歯根端の切除、嚢胞の除去などの後に、元の歯をそこに再植する治療も行っています。もう一つ、私はもともと手先を使って何かものを作るのが好きな性分なので、入れ歯にも力を入れています。最近は歯科技工所さんもCAD/CAMシステムのかぶせ物や詰め物の製作に主たる業務を移しつつあり、入れ歯においてはその分私たち歯科医師が頑張って技術力を発揮しなければならない時代なのかなと思っています。

歯科が苦手だった自らの経験をもとに診療面を工夫

感染症対策についてはどのように取り組まれていますか?

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研修医の頃に口腔外科で数多くの外科手術に携わってきました。その経験から、治療環境の衛生管理にはもともと十分に気を配っていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大に際して、感染症対策として手指の消毒ディスペンサーを導入し、換気にも気を配るようになりました。当院ではあえて受付前にシールドを設置していません。それは換気を重視し、空気だまりができないよう配慮しているからなのですが、シールドで患者さんと心理的な距離ができるのも、当院の方針に合わないと考えているのです。

読者へのメッセージをお願いします。

歯科医院が嫌いな人は多いですよね。実は私も歯科医師になっても歯の治療を受けるのが苦手な人間です。だから、通院に気後れする人の気持ちも理解できます。ただ、痛みを感じるようになって受診するよりは、何の問題もない時に定期的に歯のチェックを受けてもらうほうが、精神的にも肉体的にもはるかに負担が少ないのは確かです。また歯周病菌は誤嚥すると肺炎を引き起こすこともありますし、高血圧症や糖尿病などさまざまな全身疾患にも関与していることがわかってきました。そんなことも考慮に入れて、3ヵ月が無理なら半年、それも無理ならせめて1年に1回はメンテナンスを受けましょう。前回の受診から時間がたっていても、他院で治療を受けたとしても、そんなことは気にせずに来ていただけたらと思います。

最後に、今後の展望をお聞きします。

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今計画しているのは、メンテナンス環境の充実です。現在診療ユニットは3台あるのですが、歯科衛生士を増やして1台をメンテナンス専用にしてもいいなと考えています。それ以外は今後も変わらず、引き続き皆さまのお口の健康維持に寄与し、毎日の食事が楽しめるように、硬い物でもしっかり噛める口腔環境づくりをサポートしていきます。地域のかかりつけ医として幅広い治療を提供している当院がめざすゴールは「おいしく食べてエイジングケア」です。押しつけの強い診療はせず、患者さんの希望を優先して治療方針を決めていますので、当院の診療が気に入ってもらえれば、長くお付き合いさせていただきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/38万5000円~

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