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「年齢のせい」と諦める前に
眼科受診で「アイフレイル」対策を

今井眼科

(藤井寺市/藤井寺駅)

最終更新日:2024/03/15

今井眼科 「年齢のせい」と諦める前に 眼科受診で「アイフレイル」対策を 今井眼科 「年齢のせい」と諦める前に 眼科受診で「アイフレイル」対策を
  • 保険診療

加齢による筋力や心身の機能低下を意味するフレイル(虚弱)という状態。病気や要介護を予防する上でフレイル対策が重要なことは、今や一般にも広く浸透しつつある。そうした中で新たに登場したのが、世間ではまだあまり知られていない「アイフレイル」というキーワード。年齢とともに衰える目の機能をチェックし、早めに対策することが健康寿命の延長にもつながると注目されている。今回はアイフレイルの周知や啓発に注力する一人である「今井眼科」の今井清美院長に、目の状態が全身の健康に及ぼすリスクや認知症との関係性、どのように予防対策していけばいいかなど、興味深いポイントを詳しく解説してもらった。

(取材日2024年2月21日)

目の健康はQOL(生活の質)に直結。40歳を超えれば自覚症状がなくても眼科検診を

Qアイフレイルは聞き慣れない言葉ですが、どのようなものですか?
A
今井眼科 穏やかな口調で丁寧に説明してくれる今井院長

▲穏やかな口調で丁寧に説明してくれる今井院長

加齢に伴って目の機能が低下した状態、あるいはそのリスクが高い状態を指します。歯科の世界ではオーラルフレイルと呼ばれる口腔機能の衰えの予防が提唱されていますが、眼科にも同様にアイフレイルという概念が存在するわけですね。老眼で近くが見えにくい、長時間の読書で疲れる、目が乾くなど、ちょっとした不調や違和感がアイフレイルの始まり。年齢とともに視機能が衰えていくのは自然なことですが、はっきりとした病状が出るまで放置したままという人が多いのではないでしょうか。早めに改善を図ることでQOL(生活の質)の向上がめざせますので、大きなトラブルになる前に眼科でのチェックやアドバイスをぜひ受けてみてください。

Q歯や口と同様に、目の状態も全身の健康に関わるのでしょうか?
A
今井眼科 経験豊富な今井院長が丁寧な検査を行う

▲経験豊富な今井院長が丁寧な検査を行う

誰でも40歳を過ぎた頃から老眼が進行していくものですが、近くが見づらいのを無理に我慢していると頭痛や肩凝り、吐き気といった体の不調を起こすことがあります。さらに顕著な例は、目が見えないために転倒・骨折して入院や要介護に至るケース。また、歩行困難を招いていた原因が緑内障だったと後からわかるケースもあります。いずれもアイフレイルに早めに気づいていれば身体的なフレイルに至らずに済んだかもしれません。目が見えないことは社会生活との断絶を招き、さらなるフレイルの進行を引き起こすリスクにつながります。認知症のリスクと関係があることもわかっており、目の健康はまさに健康寿命に直結するといえるでしょう。

Q認知症にも深く関係しているのは意外です。
A
今井眼科 さまざまな検査機器を完備

▲さまざまな検査機器を完備

人が受け取る情報の8割以上が視覚によるものだといわれており、読書やテレビ、趣味など、好きなことが楽しめなくなるのは、実はよく見えていないせいかもしれません。視機能が低下すると脳への刺激が減り、認知症の進行リスクが高まるといわれていますが、逆にこれは反対の作用も考えることができます。例えば、視機能の向上によって、それまで目が見えにくいためにできなくなっていた作業がまたできるようになったとします。それは脳への刺激となり、認知症の予防や認知症の進行の抑制にも有用に作用するのではないでしょうか。視覚を維持することは、社会性を維持することとつながっていると私は考えています。

Qアイフレイルに進行させないためにはどうすればいいですか?
A
今井眼科 早期に検査や診断を受けることが予防につながる

▲早期に検査や診断を受けることが予防につながる

病気の場合は治療が必要ですが、フレイルだと気づくことができれば進行予防のための対策にもつながります。年齢のせいだから病気ではない、病気ではないから眼科に行かない。そうした考えを見直し、早い段階で眼科に相談して適切なアドバイスや処方を受けることが大切ですね。遺伝的な素因や生活習慣の影響もあり、視機能の衰えは必ずしも高齢になってからとは限りません。40歳を過ぎて気になる症状があれば良い機会ですし、もし自覚症状がなくても1年に1回程度は眼科検診を受けることをお勧めします。また、インターネットなどのセルフチェックは目に不調があることの自覚につながります。気になる方は一度試してみてください。

Q日常生活上で注意すべきポイントがあれば教えてください。
A
今井眼科 目の健康のために定期的な検診を受けてほしいという院長

▲目の健康のために定期的な検診を受けてほしいという院長

今や眼鏡やコンタクトレンズがインターネットで買える時代。勝手に度数を上げたりすると過矯正となり、仕事や作業で目がひどく疲れるといった症状を招きます。逆に20〜30代からずっと同じ眼鏡を使っているケースでは、眼科で適切な度数に調整し直す必要があるでしょう。現代はスマートフォンやパソコンが当たり前となり、眼精疲労や老眼の進行リスクが高まっています。車の運転などを考えれば決して軽く捉えるべきではありません。体の不調や不慮な事故につながる前に、日常生活をサポートするのも眼科の役割の一つ。緑内障や白内障などが見つかることもありますので、この機会にお近くの眼科で検診を受けていただければと思います。

ドクターからのメッセージ

今井 清美院長

目が疲れる、しょぼしょぼするなど、小さな相談であっても親身に対応しますので、お近くの眼科をぜひ受診してみてください。仕事に集中できない、趣味にも気が入らないといった原因が、実は眼鏡の度数が合っていなかっただけというケースも多々あります。アイフレイルに予防的に向き合うことで、もっと楽しく自分らしい生活を送ることができるでしょう。また、眼科検診は眼病の早期発見・早期治療にもつながります。目のことで少しでも気になることがあればどうぞ遠慮なく、私たちに気軽にご相談ください。

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